9月中旬写真。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草、秋の黄輪草)。
別名・アワダチソウ(泡立草)。
日当たりのいい山地や明るい林内に自生する、キク科の多年草。
秋に菊のような小さな黄花を、茎の先や葉腋に多数咲かせる。
帰化植物であるオオアワダチソウやセイタカアワダチソウの仲間だが、草丈は50センチ程度とはるかに小柄で、花のつき方もささやか。
開花期に全草を乾燥させたものは生薬の一枝黄花(いっしこうか)で、煎じて健胃、利尿、風邪の諸症状などに用いる。
「秋の麒麟草」は、ベンケイソウ科のキリンソウに似た黄花を、秋に咲かせることから。
キク科 ソリダゴ(アキノキリンソウ)属
属名のSolidagoは、ラテン語のSolidus(完全な)とago(導く)からなり、傷を治す効用があるとされたことから。
花言葉は「指導」