9/30虫

2012年09月30日 | 虫写真
7月写真。

ボルトニアの花とヨコジマオオハリバエ?
腹部に横縞があって大きくて剛毛が生えているという、じつに名前を裏切らないハエです。


申し分のない不潔感。
さらに♀は卵胎生で蛆を直接産み、その蛆は鱗翅の幼虫に寄生するという隙のなさ。




オオアワダチソウとジガバチ。
いかにも不健康そうな貧相さですが、その実態も外見を裏切らず、イモケムを地面に埋めては「似我似我(じがじが)」と唱え、自らの似姿となって生まれ変わるよう呪いをかけるという、イカレたオカルト野郎だったりします。


地面をよたよたと走り回るばかでかい蛾。


さんざん駆けずり回ったすえに、ようやく停止。
ヨシカレハでしょうか。


少しでも近づくとまたランニング再開。
腹の贅肉を落としたいのかもしれません。




9/29虫

2012年09月29日 | 虫写真
7月写真。

クズなどマメ科植物の周辺で多く見られる、ベッコウハゴロモの幼虫。
もそもそと動きは緩慢ですが、危険を感じると驚くべき跳躍力を見せてくれます。


天使の羽のごときロウ質の毛。

もっとも聖書の天使には羽なんて生えてなかったりします。
キチガイの虚栄心or妄想預言者の幻視などに姿を現すセラフィムやケルビムは神獣とでもいうべき存在で、神と人の仲立ちという役割を果たしていない以上、「天使」とはいえないでしょう。
にも関わらず天使が羽のある存在として描かれ続け、また昨今ではサブカル系でしばしばバケモノじみた異形として表現されるのは、絵描きなんてのは古今東西を問わず、色々こじらせたオツムの可哀想な人種であるということを証明しているにすぎません。




で、その天使が長じた姿。
もはや悪魔としかいいようがありません。


アカツメクサの茎をちょこちょこと這い回るヒメマルカメムシ?
なぜ丸いものはこうも愛らしいのでしょうか。


ヒメシャクの類?
同じ「ヒメ」がついても、丸くも愛らしくもありません。


ツユムシの類の幼虫。
草食系とは思えない、狩人の顔です。




9/28虫

2012年09月28日 | 虫写真
仲睦まじく肩を寄せ合うベニシジミのカップル。


……と写真では見えるのですが、実際には、♂が交尾のチャンスを窺って、♀の尻を追いかけ回しているだけだったりします。


ヤマハッカの花を訪れるハナバチの類。


シロスジカタコハナバチが似てなくもないような気がします。


コスモスとマルハナバチの類。


これがまあ丸い。じつに丸い。
どんなうるさ型でも「なるほどこいつはマルハナバチだ……」とうならざるを得ない、秀逸なネーミングといえるでしょう。


ハナモモの葉とモンシロドクガ。
不思議と秋を感じさせるケムシです。


秋深き 隣はなにを するケムシ  ―芭蕉―





9/26花

2012年09月26日 | その他

コシオガマ。


イネ科植物に寄生する半寄生植物とのことだが、宿主は写真下際に細々と生えている草だろうか……。


秋になってもぽつぽつと咲くツユクサ。




アキノキリンソウ。






9/25花

2012年09月25日 | その他

ネバリノギク。


クジャクアスター。


タイワンホトトギスの品種。


ハナモモの実。




不明園芸植物。
さて、なんだかな。




9/23花

2012年09月23日 | その他
ヒマワリ。


矮性のヒマワリ。
これは分枝して葉腋からも花を咲かせるようである。






トレニア。


トチノキの実。
ぼとぼとと無差別爆撃してくるので木の下にいると危険。







9/22花

2012年09月22日 | その他

クレオメ。


このユーフォルビアの八重咲き品種の名前を思い出した。
’ダイアモンドフィズ’だった。


1つのバルブにつき2本の花茎が時間差で上がってくるようになった洋ラン。


おそらく花芽となるはずの実生ビワの芽。
寒冷地に加えて鉢植えとあっては仕方ないとはいえ、完全に隔年結実のサイクルが定着している。




実生クジャクサボテンの様子。
若いうちは、はっきりとした稜がある模様。
片親の形質かもしれないが、小さいうちはなんともいえない。
この時点ではドラゴンフルーツの子もそっくり同じ。


こちらはエキノプシス・金盛丸とサブデヌダタの子どもたち。
黄色っぽいのは金盛丸の形質。
黄と緑が混ざっている個体も。




9/21虫

2012年09月21日 | 虫写真
7月写真。

ミクロなハチの昼下がりの情事。
とはいえ、「げへへ、奥さんいいじゃないですか」「ダメよ米屋さん、私には夫が……」という感じでもなさそうです。


むしろ♂がぴくぴくと痙攣して今にも往生しそうです。


それを陰からじっと見つめる、ヒメハマキの類。
昼ドラより火曜サスペンスなにおいがします。


組体操のごとき妙ちきりんなポーズをとる2匹のアリンコ。
下のアリは葉を噛んで逆さになり、そこにもう1匹が乗っているかたちのようです。


マメコガネ。
年によって発生状況に甚だしく差があるようですが、もちろんマメコガネなど誰も気にかけません。