若緑

2009年10月28日 | 多肉植物





多肉植物記事。

若緑(わかみどり)。

南アフリカ原産の夏型クラッスラ属で、花月の仲間。
ごく小さな鱗状の多肉葉を重ね、ひも状にひょろひょろと伸びていく。
放置していると写真のように野放図に伸び広がってしまうので、こまめに摘心してこんもりと育てると、見映えがする。

秋に咲く微小な黄緑花には、においがあるが、いい香りかどうかは微妙なところ。


 ベンケイソウ科 クラッスラ属
属名のCrassulaは、ラテン語のcrassus(厚い)が由来で、肥大した茎や葉から。
種小名はlycopodioidesで、シダ植物のLycopodium属(Wikiへのリンク)に似たの意味。
変種名はpseudolycopodioidesで、偽のlycopodioidesの意。

日当たりを好む。
というより、日照不足だと徒長しやすいので、よく日に当てて丈を低く抑える。
耐寒性は凍らせない程度で、降霜前に取り込めば問題なし。
殖やし方は挿し芽。
摘心した枝先が他の鉢に転がり込むと、そのまま発根して勝手に生えてくるほど強健。