秋の野芥子

2009年10月08日 | その他植物





9月写真。

アキノノゲシ(秋の野芥子)。
別名・インディアンレタス。

日本全国の山野に普通に見られる、キク科の一年草~越年草。
古くに渡来した史前帰化植物とされる。
似ても似つかないが、レタスの仲間。

草丈は1~2メートルと大型で、深く裂けた葉は互生する。
茎葉は無毛、傷をつけると白い乳液が出る。
秋に淡い黄色の花を咲かせる。
蕾の形状や花色が独特で、他のキク科の野草との区別に困ることはない。

春の若芽は食用となる。

「秋の野芥子」は、春に咲くノゲシ(野芥子)に似て、秋に咲くことから。



 キク科 ラクトゥカ(アキノノゲシ)属
属名のLactucaは、ラテン語のlac(乳)からで、茎葉から白い乳液を出すことから。