2021-10-29紅葉黄葉

2021年10月29日 | その他





カエデ類の色の洪水は暴力的な印象すらある。




イチョウ。
黄葉の代表格。






トチノキ。
意外と見事に紅葉する。


ガマズミには珍しく黄色系の黄葉。



2021-10-26ニシキギ、ツタウルシ、ガマズミ、カツラ、ユリノキ、ルブラカエデ、トコロ

2021年10月26日 | その他





ニシキギ。
錦木というだけあって紅葉の過程で複雑なグラデーションを見せる。




ツタウルシ。
ヤマウルシと違い三小葉で蔓性。
ひとつひとつの小葉はヤマウルシより大きい。


幹からは触手状の気根を出してちょっと不気味。






ガマズミ。
シックな紅葉。






カツラ。
園芸種の枝垂れ系よりは遅い黄葉。


奥のひと際大きな木はカツラではなくユリノキ。
カツラも相当な高木なのだが。


そのユリノキ。
原産地では50mを超えることもあるとか。




ルブラカエデ。
やはり海外産。




トコロ(オニドコロ)。
これのみ草本でヤマノイモの仲間。
ただし現代では食用としない。



2021-10-25ススキ、キク類

2021年10月25日 | その他



何の写真か分からないだろうが、朝露を透かしたススキの葉である。






やはり朝露を散りばめた食用菊。
品種名は失念してしまった。
ちょうど霜が降りる頃になって咲き始め、寒冷な気候には向いてない品種のようだ。














他、キク色々。



2021-10-24イカリモンガ、カナヘビ、オツネントンボ、オオイヌノフグリ、シバザクラ、ホソヒラタアブ

2021年10月24日 | その他

野菊類とイカリモンガ。
昼行性で、飛び方も止まる姿勢もまるで蝶。






カナヘビ。
さながらコモドオオトカゲの風格だが小指よりも細い。




翅の模様が前後翅でずれてるのでオツネントンボ。
もっともホソミオツネントンボの方は見た記憶すらない。


季節外れのオオイヌノフグリ。
晩秋から初冬の日溜まりで時折咲いている。


秋から冬のシバザクラもそう珍しくない。


ついでにホソヒラタアブ♂。
これは春から秋まで普通。


写真は撮れなかったが、驚くほど立派な角のシカに遭遇。
目があった瞬間木立に飛び込んでいったが、あの角が枝に引っかからないのが不思議でならない。
ついに当地にもシカが進出か。

フンの写真だけは撮れたので、本体の代わりに存分に眺めていただきたい。
(ちなみにカモシカのフンは両端が少し尖り寸詰まりなアーモンド形)




2021-10-21カクモンヒトリ、カンタン

2021年10月21日 | その他





10月上旬。
ニワトコの葉に巣をかけるカクモンヒトリ。
他にミツバウツギ、タラノキ、クワなど多様な木で見かける。
10月でこのサイズでは幼虫のまま越冬するのだろう。




カンタンの♂。
カンタンの同定など簡単、と思いがちだがコガタカンタンというのも存在して、そうは問屋が卸さない。
腹部底面が黒いのがカンタンとのこと。


こちらは♀。
確かに黒い模様が見て取れる。


いかにも腹黒そうな顔ではある。



2021-10-20ノブドウ、ムラサキシキブ、エゴノキ、リンゴ、ズミ

2021年10月20日 | その他







ノブドウの実と虫えい色々。
空色で形が崩れていないものは、虫の入っていない正常な実ということでいいのだろうか。
まだ実際に試してはいないが、まともな実も食べられた味ではないという。


ムラサキシキブ。
ビーズのような美しい実だが、サイズもビーズ程度が多い。
粒ぞろいの実が各節にまとまって実っているのは庭木のコムラサキだろう。




エゴノキ。
山野にも庭木にも普通だが知名度はどうか。
実は熟すと割れて種がむき出しに。


言わずと知れたリンゴ。


ズミ。
ナナカマドのような実だが、リンゴに近い仲間。
割ると確かにリンゴのミニチュア版。



2021-10-18オオクチブトカメムシ、エゾアオカメムシ幼虫、トホシカメムシ

2021年10月18日 | その他

オオクチブトカメムシとクチブトカメムシの見分けが分からないが、人家の食用菊にいたのでオオクチブトだろう。


肉食性だけあって口吻が太い。
が、「クチブト」とはこれではなく頭部の鼻面に見える部分なそう。
納得はしかねるが。




エゾアオカメムシ幼虫。
奥に写ってる実はヘクソカズラ。


こちらは8月中旬の成虫。
同種と見えないが、質感にどことなく面影がある気が。




トホシカメムシ。
大きな山地性カメムシ。
背中の黒点からトホシだが、この写真では12点あるように見える。
前胸部の4と小楯板(三角形部分)の6で10星、翅の2点は勘定に入らないようだ。



2021-10-17アキノキリンソウ、オオアワダチソウ、セイタカアワダチソウ

2021年10月17日 | その他



9月下旬。
アキノキリンソウ。
在来種で、オオアワダチソウやセイタカアワダチソウといった海外組のお仲間だが、花は慎ましい。
草丈は10cm程度から1m近くと個性豊か。
ただ丈が高い個体は外来組のようには茎が立ち上がらないようだ。




10月初頭。
わずかに咲き残ったオオアワダチソウ。
さすがに季節外れではアキノキリンソウよりささやか。
普通は盛夏に咲く。


ひとつひとつの花(頭花)はアキノキリンソウより小さい。




10月中旬。
これからがシーズンのセイタカアワダチソウ。
オオアワダチソウとの区別は慣れるとなんとなくで分かるが、葉を触ってみて明らかにザラザラしてるのがセイタカアワダチソウ。


個別の頭花では、これが最も小柄かもしれない。



2021-10-14ヤマハギ、ホオノキ、ハシバミ

2021年10月14日 | その他



ヤマハギ。
初夏には咲き始め、いち早く散っていくという生き急いだ萩。
2枚目奥はニセアカシアか。


ホオノキ。
ホオノキは紅葉と呼べるような段階を経ず、ぼとぼと大きな葉を落としていく。
上を覆う針葉樹はカラマツ、写真上方はフジ、右下はガマズミだろう。




まだ青いハシバミ類。
さすがに葉だけでハシバミとツノハシバミは区別できる気がしない。
実以外に相違点はあるのだろうか。