実栗 2009年08月31日 | その他植物 雄花。 雌花。 新着写真。 ミクリ(実栗)。 浅い池沼や流れのふちに自生する、ミクリ科の多年草。 葉は柔らかく先端は丸くなり、裏側の中央に緩やかな稜が走る。 夏に茎の上部に雄花、下部に雌花を咲かせる。 雌花は花後に栗のイガのようなトゲトゲした実をつけ、これが「実栗」の由来。 「水栗」との説もあり。 ミクリ科 スパルガニウム(ミクリ)属 属名のSparganiumは、ギリシア語のsparganon(帯)の縮小形 sparganionに由来し、葉の様子から。
8/31 2009年08月31日 | イラスト 人体デッサン本ボールペン模写。 腕の筋肉詳細・前編。 特に前腕は、手の甲を上に向けた状態では尺骨と橈骨がクロスし、当然筋肉もそれにつれて捩れるため複雑怪奇。 自分の腕を参考に、表面の特徴を簡単に描いてみた。上段右端と同じ角度で、拳を握った状態。
野蕗 2009年08月30日 | その他植物 新着写真。 ノブキ(野蕗)。 日本中の、林縁や山道脇などの湿った場所によく見られる、キク科の多年草。 フキを思わせる形の大きな葉を持ち、山野に生えることから「野蕗」の名があるが、ノブキの葉には光沢があり、葉のつき方も違うので、フキと間違う心配はない。 夏から秋にかけて花茎を伸ばし、小さな白花がたくさん集合した頭花を咲かせる。 このひとまとまりの集合花のうち、中央付近が両性花、周縁部が雌花で、両性花は結実しない。 花後にできる棍棒上の実には、粘液を出す腺体があり、これで動物の毛や人の衣服にひっついて種を運ばせる、「ひっつき虫」のひとつ。 キク科 アデノカウロン(ノブキ)属 属名のAdenocaulonは、ギリシア語のadenos(腺)とcaulos(茎)が由来で、花茎の上部に粘液を出す腺毛があることから。
8/30虫 2009年08月30日 | 虫写真 新着写真。 今年も正義のヒーロー・ホソバ仮面こと、ホソバシャチホコが姿を現す季節となりました。 内臓がむき出しになってるみたいでキモい!なんていってはいけません。 世界に蛾を広めんとする悪の組織に改造されてこんな姿になるも、正義の心までは失われてはいないのです。 こちらは少々メタボ気味。 好物はカレーです。 たとえ丸々と太っても、尻のVの字が悪を許さぬ熱き魂を物語っています。 ひねこびた蛾の尻とは雲泥の差です。
百日紅 2009年08月29日 | その他植物 新着写真。 サルスベリ(百日紅)。 別名・ヒャクジツコウ(百日紅)。 中国南部原産で日本には江戸時代に渡来した、ミソハギ科の落葉樹。 葉は光沢のある楕円で、互生と対生が混じる。 夏に円錐状の花序を出し、秋まで次々と咲き続ける。 ひとつひとつの花は6~7弁花で、縮れた花びらの基部が細くなっている。 「百日紅」は漢名で、花期が長く百日にわたって紅色の花を咲かせ続けるということから。 名前どおり紅系の花が一般的だが、たまに白花も見かける。 ほかに紫系の花や八重咲き種、小さくても花をつける矮性種など園芸品種が豊富。 幹はすべすべと滑らかで、これが「サルスベリ」の名の由来。 似たような幹を持つナツツバキも、「サルスベリ」の異名を持つ。 ミソハギ科 ラジェルストレミア(サルスベリ)属 属名のLagerstroemiaは、リンネの友人でスウェーデンの生物学者ラジェルストレーム(Magnus von lagerstroum)の名より。 花言葉は「雄弁なあなた」「潔白」「不用意」など。
8/28虫 2009年08月28日 | 虫写真 新着写真。 ウンモンオオシロヒメシャク? なかなか美麗で、同定で手こずらせることもないという、シャクガにしては蛾が出来ています。 いうまでもなく、同定の順調さは蛾の性格のよさに比例します。 ところが蛾というのはたいがいが、こんな連中ばかりです。 オオキメムシガでしょうか。 ポーズ名前ともども、どういうつもりなのでしょうか。 こちらは裸の王様ならぬ葉裏の王様、ノメイガ一族のハラナガキマダラノメイガ? どうせ葉裏にばかり止まるのなら、撮影不可能な位置に止まってほしいものですが、そのへんの気回しもできないのがノメイガというものです。 ダメな虫は尻からしてこんな調子です。 尻ほど虫となりが表れる部分はありません。
ユーコミス 2009年08月27日 | その他植物 新着写真。 ユーコミス。 別名・ホシオモト(星万年青)、パイナップルリリー、パイナップルフラワー。 南アフリカ原産で、日本には明治時代に渡来した半耐寒性の球根植物。 夏から秋に、別名通りパイナップルのような穂状の花を咲かせ、品種によっては香りがあるらしい。 花色は白系の淡い色。 てっぺんの葉がパイナップルを連想させるゆえんだが、これは花がついていない苞。 パイナップルと違い、土に挿すことで殖やせるということはなさそう。 「星万年青」が和名で、葉が万年青を思わせ、星形の花をいっぱいにつけることから。 ユリ科 ユーコミス属 属名のEucomisは、ギリシア語で「美しい頭毛」といった意味で、花茎の頂部の苞葉から。 花言葉は「完璧」
8/27 2009年08月27日 | イラスト 人体デッサン本ボールペン模写。 男性の骨格。 女性は割愛。相対的に胸郭は小さく、骨盤は大きくなる。 「とう骨」の「とう」が変換できなかったが、「暁」の「日」を「木」偏に。 (橈) こちらは背面および側面、ややこしい肩胛骨と骨盤まわり。 肩胛骨と骨盤詳細図は、元絵でも影が簡単な斜線で表現されているだけで、立体がこれで正しいのかは自信なし。 おまけ。 以前、某ゲームブックの挿し絵を練習に模写したもの。たぶんシャープペン。 かなり正確な骨格だと思うので、肋骨の感じなんかはこちらのほうが分かりやすいか。