11/30虫

2008年11月30日 | 虫写真
11月も終わりというのに新着。

風花がちらつく中、窓の外にへばりついていたクサカゲロウの類。
暖地ではまだ虫なんて珍しくないのだろうが、こちらはすでに最低気温氷点下が当たり前。


「臭か下郎!」と謗られ続けながら、どっこい生き残ってます。
脆弱な肉体に強靱な精神が宿る希有な実例です。


ボッスの絵画のような意味不明な有様だが、悪魔のごとき生命力で生き残っているアブラムシ。
否、むしろ悪魔そのものです。


年中変化のないネコケムシ。
羽化するのはいつのことでしょうか。
早く脱皮するところが見たいものです。

ムスカリ

2008年11月30日 | その他植物





4月写真。

ムスカリ。
別名・ブドウヒヤシンス、グレープヒヤシンス。

別名通り春にブドウの房のような花を咲かせる、おなじみの球根植物。
地中海沿岸原産。
香りもあるのだが、這いつくばって鼻を近づけてみるとなんとなーく香るような……、という程度。
花後には普通に種ができ、種まきも可能。


 ユリ科 ムスカリ属
属名のMuscariは、ギリシア語のmoschos(麝香)が由来で、花の香りから。
花言葉は「高貴な生活」「寛大な愛」「失望」「明るい未来」など。

11/29虫

2008年11月29日 | 虫写真
7月下旬写真。

ウスバカゲロウ?
いかんなく薄馬鹿っぷりを発揮しています。


ヒロバカゲロウ?
薄馬鹿に対してこちらは広馬鹿です。
一見まともそうでも、その馬鹿っぷりは広大無辺。


ツママルモンヒメハマキ?
ハマキのくせに、いっちょ前にモヒカン。
でもホルスタイン柄。
しょせんハマキはハマキです。


ブドウドクガ?
2匹かと思っていたが、改めて見ると右の小さいのは抜け殻かもしれない。
デコイとは、さすがケムシは頭の出来が違います。


爪蓮華

2008年11月29日 | 多肉植物

11月写真。


7月写真。
多肉植物記事。

ツメレンゲ(爪蓮華)。

関東以西の岩場や屋根の上などに生える、日本原産の多肉植物。
名前通り、尖った葉を蓮の花のように重ねる。
成熟した株は、秋から初冬に穂を伸ばして白花を咲かせる。
開花した株は枯れてしまうが、周囲に子株を出して殖えていく。


9月末の紅葉の様子。
洋種のベンケイソウ科とは違い、この葉は冬には枯れてしまう。


3月の写真。
すでにほころびかけてるが、冬はがっしり詰まったロゼットになって休眠する。


4月の様子。


 ベンケイソウ科 オロスタキス(イワレンゲ)/セダム(キリンソウ)属
属名のOrostachysは、ギリシア語のoros(山)とstachys(穂)が由来で、山に生えて穂状の花を咲かせることから。

日当たりを好む。
とにかく丈夫で、雨晒し日晒しで問題ない。
冬は特に水やりも日照も必要ない。
日本原産ゆえ寒さにも強いが、暖地出身なので寒冷地でも戸外越冬するかどうかは微妙。

11/28虫

2008年11月28日 | 虫写真
8月写真。

みたび笹カマボコ。
この世は笹カマだらけです。
ルリシジミあたりの幼虫だろうか。


アリンコも大好き、笹カマボコ。
個人的にカマボコのなにがうまいのか全く理解不能だが。
あれは魚肉に対する冒涜だと思う。


どーでもよさげな蛾、ハガタキコケガ?
漢字にすると「羽賀滝子毛蛾」だったりするとおもしろいのだが、残念ながら「歯形黄苔蛾」だろう。


まんまるな目がチャーミングなスズメガの類。
やはり蛾は若いうちが華です。
口吻すら持たない蛾も少なくないらしいし、成虫になってしまえばただの空飛ぶ生殖器です。

待宵仙翁

2008年11月28日 | その他植物



5月下旬。


6月下旬。

マツヨイセンノウ(待宵仙翁)。
……と思われる。

明治時代に持ち込まれたヨーロッパ原産の一年草~多年草。
開花期は初夏と秋の2回で、雌雄異株。
なんでも人間と同様、XとYの染色体で性が決定するそうで、遺伝子の研究では名の知れた植物らしいが、手持ちの園芸関係の本には全く載っていない。

英名で白花のものをホワイトキャンピオン、赤花のものをレッドキャンピオンといい、その交配種にピンク花があって、1~3枚目の写真はそれかもしれない。
また同属に、同じく萼が袋状に膨らんで似ているフクロナデシコという花もあるが、そちらは花後に頭のほうが膨らんでくるのに対して、マツヨイセンノウは下膨れ。
……ただネット上での写真の比較だけなので、ちょいと自信なし。


 ナデシコ科 シレネ(マンテマ)属
属名のSileneは、ギリシア語のsialon(唾液)に由来し、花茎に粘液を分泌する種類が多いことから。
あるいは、酒の神バッカスの養父シレネス(Silenes)からで、粘液をシレネスが酔って泡を吹いているさまに見立てて、または萼が膨らんでいるのをシレネスの太ったさまに見立ててとも。

11/27虫

2008年11月27日 | 虫写真
6月下旬写真。

昨日に続き笹カマボコ。
ちょいとカビが生えてワイルドになってますが、立派な笹カマです。
世界は笹カマボコで満ちているようです。


カゲロウの類。
儚げな名前と裏腹に、この底意地の悪そうな目つきはどうか。
きっと弱々しいイメージを利用してうまい汁を吸っているのでしょう。




こちらは悪のアブラムシ軍団と日夜戦い続けるテントウ親子。
たとえ報われることがなくとも、彼らは今日も正義のため戦います。

11/27

2008年11月27日 | イラスト
版権。

もともと背景がぼんやりしてるは、JPEG圧縮で荒れるはで、あんまり透過させた意味なし。
霊体さんです。
物理属性には鉄壁。
でも防具変えると属性変わります。
魔槍と一心同体のはずなのに、武器も変えられます。
あんまり強くない。
でもゴスロリなのでOK。

というか主人公が強すぎて、仲間の役目は主人公の技発動までの露払いと回復ぐらい。
1人クリアも十分可能っぽい。
といいつつ未クリア。
総プレイ時間100時間近くなるというから、まだ折り返し地点にも到達してないか。
週1のプレイじゃなあ……。
半年後ぐらいにはクリアしてるかも。



昨晩は珍しく絵を描く気になっていたので、つい植物記事更新をさぼってしまったが、ブログ更新を休むとびっくりするくらい時間ができる。
どういう理屈かは知らんが絵は深夜が一番調子がいいので、この時間にブログ更新を持ってくるのはもったいないかもしれない。
ま、もうすぐネタが尽きるはずなので、あとちょっとの辛抱。
いやー、植物記事毎日更新はほんときつかった。

11/26虫

2008年11月26日 | 虫写真
6月下旬写真。

柵にへばりつく笹カマボコ。
ではなくて虫らしい。


ご覧の通り、一応足がついてる。
でも頭らしきものが見あたらないし、足も取って付けたようにしか見えず。


どこから見ようが笹カマボコ。
これは無理に虫とは考えず、足の生えた笹カマボコと見るべきだろう。


もういっちょ笹カマボコ。
これはシジミチョウの幼虫だろうか。

笹カマボコはどこにでも潜んでいるのです。
そう、あなたの身の回りにも……。