2019-1-2

2019年01月02日 | その他
今年は亥年。
昨秋郊外で出会った、イノシシに騎乗する青年を思い出しつつ描いてみました。

昨今地方で「ワイルドヤンキー」と呼ばれる彼らは、イノシシを飼いならし、山中で狩猟採集生活を営む誇り高き戦士です。

喪失した自尊心を埋めるように経済のための経済を貪る豚の貪食とも、己の無力感を国家や民族主義に仮託してヘイトを撒き散らすだけの蛆虫の盲目とも一線を画す、彼ら現代のラストサムライは、この国に吹く新たな風なのかもしれません。