12/19虫

2008年12月19日 | 虫写真
8月末~9月初め写真。

名もなき、というか分からないちまちま系ハナアブ。


蜜を吸うというより、蕊をじっと観察しているように見えます。
人間界にも、いきなり道端にしゃがみこんだかと思うと必死に虫を撮影し始める特殊な人種がいるように、どこの世界にも変わり者というのはいるものです。
生暖かい目で見守ってあげましょう。


これまた名前不明のハナアブ。
卑屈に手をこすり合わせて薄ら笑い。
こういう仕草をする輩にろくなやつはいません。


おそらく同種の別個体。
悪党面は変わらないが、普通にとまっているだけで好感度アップ。
やはり中身はどうあれ、うわべは真面目が一番です。

小松菜

2008年12月19日 | その他植物

5月上旬写真。

コマツナ(小松菜)。
別名・フユナ(冬菜)、ウグイスナ(鶯菜)。

冬の葉物野菜としておなじみの、アブラナ科の1~2年草。
一年中栽培されるが秋から冬が旬で、ビタミン類やミネラルの含有量ではホウレンソウに勝るとも劣らない、栄養豊富な緑黄色野菜。
蒔いてから短期間で収穫する野菜なので普通は目にする機会がないが、春になるととう立ちして黄色い花を咲かせる。
つまりコマツナも菜の花のひとつ。


こちらは11月中旬の写真で、おなじみの葉っぱの状態。
なんとなく中国野菜っぽい雰囲気だが、在来種のカブから現れて品種改良された野菜らしい。
江戸時代に、東京都江戸川区小松川で栽培されはじめ、五代将軍綱吉に献上されたときに地名にちなんで「小松菜」と名付けられたという。
「鶯菜」は、晩生種は春、鶯が鳴く頃に収穫して出荷されることから。
「冬菜」は文字通り。


 アブラナ科 ブラシカ(アブラナ)属
属名のBrassicaは、古いラテン語でキャベツの意味。