12/30虫

2008年12月30日 | 虫写真
去年8月下旬写真。

ドングリ系の木の枝に、ぼこぼことわいた謎の物体。
それになぜか群がるアリンコ。
謎です。
なんらかの虫瘤なのかもしれないが、アリンコと結託するようではまっとうな虫ではないでしょう。


赤トンボを下から。
トンボに後ろから忍び寄ったり、目の前で指をぐーるぐる回すのは、素人のすることです。
ベテランは下を狙います。


カメムシ界の洒落者、キバラヘリカメムシ。
雨天でも一分の隙もない正装です。


紳士たるもの、飛び立つ瞬間もカメラに捉えられるようなへまはしません。
あくまでキバラヘリカメムシがすごいのであって、撮影者の腕の問題ではないのです。

鎌柄

2008年12月30日 | その他植物





5月下旬写真。

カマツカ(鎌柄)。
別名・ウシコロシ(牛殺し)。

林に普通に自生するバラ科の落葉低木。
春にウメを小さくしたような白花を咲かせる。




こちらは10月下旬の写真で、おそらくカマツカの実。

「鎌柄」は、材を鎌の柄などに用いることから。
「牛殺し」は、この木の材がねばり強いため曲げて牛の鼻木とすることから。
「瑠璃実の牛殺し」はサワフタギの別名だが、あちらはハイノキ科。

若葉は食用になるそうが、実はうまくないらしい。


 バラ科 フォティニア(カナメモチ)属
属名のPhotiniaは、ギリシア語のphoteinos(輝く)が由来で、若葉が赤く光沢があることから。