スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

ジプシー音楽っぽい

2007-03-07 23:39:16 | スウェーデンご飯
今朝は、とうとう雨が降りはじめた。
(「とうとう」というのは、雪じゃなくてという意味)
氷の上に水溜りという非常に歩くには危険な状態(写真左)。
こちらの人は、およそマイナス5度~マイナス15度位の気温だと「いい天気に恵まれて…」という言い方をする。
「でも、寒いでしょ!?」と私が言うと、「寒さは、服や暖房でどうってことない。道や景色など全てがきれい。マイナス0度前後が特によくない。」と言う返事。
確かに、頬が痛くなるマイナス10度以下を除くと「寒さ」で困ることはない。
そして確かに、この解けかけた雪を見ると、歩きにくい上に雪の美しさはもう無くなってしまう。

写真中央は、今日のFIKA(ティーブレイク)。
アイスとチョコケーキとチョコ無しケーキ。私はチョコケーキが苦手なので、こういう配慮はありがたい。
ちなみに写真右、今日の夕食。特にスウェーデン料理という訳ではないけど、オーブンでカリカリに焼き上げたチキンにコショウをまぶしてあり、おいしかった。

今日は、ダンスの授業。
エンゲルスカ(Engelska)という2拍子のダンス。
今日やったのは、4人や6人セットで踊るダンス。アイリッシュやスコティッシュのセットダンスのように形や順番が決まっていて、スウェーデン特有のダンスからは遠くなる。
それに従い、興味も少し遠のく…。
けど、みんなはノリノリだった。
このエンゲルスカって英語に訳すとEnglish、つまりイングランドから来たダンスという意味。
リール(Reel)のリズムとは違う。
もう少し遅く、ビートが重くてもっとしっかりしている。
(このダンスが残っている地方は限られている)

午後からは授業はなく、ディッテの授業の宿題をみんなで。
宿題は、イェルデビローテン(Gärdebylåten)という有名な曲を短調に変えて(DメジャーをDマイナー)、構成も考えて皆で弾くというもの。
用意した楽器は、もちろんニッケルハルパ、ホルゲル(オクターブ・ハルパのあだ名)、コントラバス(コントラバスハルパのことじゃなく、本物のでっかいの)、クラリネット、パーカッション2種、マラカス、トライアングル(響きを消すように持って叩くといい感じ)、ギター、鈴(足にはめて)など。
Dマイナーは、harmonisk moll(シ→シb、ド→ド#)に。

私たちの練習を聞きつけた、ダンスコースの子がベリーダンスを踊りながら部屋に入ってきた。
ジプシー音楽っぽい怪しげな雰囲気に…。

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