かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

「区民の財産、公有地は安易に売却でなく有効活用を」の追及、区政を動かす

2010年01月29日 | Weblog
高い値段で次々購入。塩漬け土地が続出
区有地などの公有財産活用構想を「売却」から「活用」へ変更
 現在、足立区と足立区土地開発公社が、区内のあちこちに保有している土地が90カ所もあり、そのうちここ数年で活用が決まっている用地は27カ所(その後4カ所増)、残りは当面活用の見通しのない塩漬け土地になっていました。
未利用の保有地 (平成20年度公社決算)
62件 5万7238㎡ かかった費用 263億1232万円
※このすべては協調融資銀行(みずほなどが出資)から長期借り入れで購入
 相続などで生まれた土地を「事業目的」をつけて買い、次々と塩漬け土地を生み出したのです。

活用もせず安価でたたき売る
 その後平成15年9月の「公有財産の活用構想」が策定。これにより、「売却を基本とする」として、それ以降、「活用もせず安価でたたき売る」ことになったのです。
 塩原林間学園などは、15億円かけてつくったものを、2億円で売り出し、それでも売れずに8千万円台に下げても未だに売れていない事態。東部工事事務所跡も同様です。
 日本共産党はぬかが和子先頭に、否定されてもあきらめずくり返し「区民の貴重な財産。売却ではなく有効活用を」と強く方針転換を求めてきました。

ついに方針転換
  そしてついに今年1月に「公有財産の活用構想」改訂版(案)が策定されました。そこには明確に「方針転換」とかかれています。
財産活用の基本的な考え方を「売却優先」から「保有したままの活用を優先し、活用できないものは処分とする」方針に転換していきます-公有財産の活用構想(改訂版)より-
 もちろん、全てが改善されたわけではなく、塩原林間跡地はそのままで、昨年来、地主の相続税対策で売り出した土地を、緊急性は低いのに買ってあげることも相変わらずやっています。

土地の活用方法について パブリックコメント(区民意見聴取)実現!みなさんのご意見を届けてください

 この新しい「活用構想」と、具体的な未利用地の活用構想について、パブリックコメントを行い、区民から広く意見を聴取することになりました。期間は1月26日から30日間です。みなさんの身近な地域の活用方針を決める機会です。ぜひ積極的に意見を届けてください。