かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

愛と平和を歌うコンサート

2008年04月27日 | Weblog

 このピースフラワー合唱団と紫金草物語(むらさき花だいこん)とは切っても切れない縁があります。

元足立の先生だった大門高子さんの取材に基づいた合唱構成詩「紫金草物語」。日本軍が行った南京大虐殺での蛮行に、心を痛めた兵士に寄り添って咲く、平和の花「紫金草」。それを南京から持ち帰った兵士が育て、種をとり、日本中に広めていったーというお話です。
 足立区を中心に「紫金草物語」を歌おうと、紫金草合唱団が作られ、南京市でこの歌が公演されました。南京大虐殺の鎮魂歌として歌い上げ、南京の人たちの心にも平和を願う日本人の心が伝わり、歌う側も聞く側も涙涙だったそうです。
 この時の公演の写真が、今でも南京の記念館に展示されているそうです。

 帰国後に地域に合唱団を確立しようと誕生したのが「足立ピースフラワー合唱団」だそうです。 それ以来、愛と平和のうたを伝い続けている合唱団です。メジャーでは決して歌われないうたごえの歌。たたかいの中で生まれた歌には、一曲一曲に、深い歴史と、人々の命をかけた想いがあふれています。そのことを思うから、曲を聴くだけで、歌詞を聴くだけで、感動し、涙腺が刺激されるんでしょうね。

 
【演奏曲目】
すべてではありませんが掲載しますね

「あかつきの空に」-沖縄が占領下でパスポートが必要な時代、沖縄の祖国復帰を願うあかつきの大合唱に(1968年)「夾竹桃のうた」原水爆禁止世界大会で発表された曲
「にのしま」戦後30年の1975年、原水爆禁止世界大会の分科会の一つとして「似島少年少女のつどい」が開かれ、参加した中学生が作詞。私もかつて、コーラスしたことがありました。
「地球の日」1992年「地球サミット」の日本のテーマ曲
「私と小鳥と鈴と」ご存知金子みすずさんの詩に曲がついて蘇りました。

今回のサブタイトルは「作曲家 大西進の世界を歌う」です。
【大西進さんとうたごえとは?】
うたごえ運動は、「うたごえは平和の力」を合言葉に、戦後、声楽家関鑑子さんが創設。うたごえ運動の60周年が今年です。

原水爆禁止・教え子を再び戦場へ送らない・沖縄を祖国に・ベトナムに平和を・・・の盛り上がりの中、うたごえの作曲賞など、数多く受賞したのが大西進さんです。
地球環境にもいち早く目をむけたり、こどもと歌のかかわりなど、幅広い作曲を続けています。


ハナミズキ

2008年04月23日 | Weblog

我が家のハナミズキ(花水木)です。
たった一本しかない我が家の樹木がハナミズキ、わたしの好きな花です。

本当はピンク色のハナミズキが好きだったのですが、家の外壁がピンク色。花が沈んでしまうので、白いハナミズキを植えました。
満8年経って、今年がいちばん良く咲きました。

ハナミズキの花言葉は、「私の思いを受けて下さい」「公平にする」「返礼」「華やかな恋」
明治の末、尾崎東京市長がワシントンに贈ったサクラの返礼に送られたのが、ハナミズキだったそうです。

一青窈さんの「ハナミズキ」は、素敵な曲ですよね。好きな花にこんな素敵な曲があるなんて、うれしくなります。

空を押し上げて
 手を伸ばす君 五月のこと
 どうか来てほしい
 水際まで来てほしい
 つぼみをあげよう
 庭のハナミズキ
 
(中略)
 僕の我慢がいつか実を結び
 果てない波がちゃんと止まりますように
 君と好きな人が百年続きますように

 ひらり蝶々を
 追いかけて白い帆を揚げて
 母の日になれば
 ミズキの葉、贈って下さい
 待たなくてもいいよ
 知らなくてもいいよ

 薄紅色の可愛い君のね
 果てない夢がちゃんと終わりますように
 君と好きな人が百年続きますように
 (略)

近くの西新井中学校のハナミズキも見事です。PTAのOB会?の名称も「みずき会」っていいます。


西新井大師も花ざかり

2008年04月22日 | Weblog

なかなか街頭で署名に応じるのは勇気のいること。
ところが、「後期高齢者医療制度の中止・撤廃を求める署名」をはじめたとたんに、署名に協力してくださる方が後を絶たなかったのです。
署名活動を終えて、集約している最中にも、次から次へと署名をしてくださる方がい るくらいでした。
 
「誰がこんなことしたのか、もっと言ってやらないとダメだよ!」「共産党がんばれ!民主党もハッキリしないし」…など、ものすごい激励でした。
それだけ痛みが押し付けられ、怒りが強いんだと、実感しています。
署名をして下さったみなさん、ありがとうございました。
みなさんの想いを、必ず国会に届けます。無にはしません。

 
 

    
西新井大師は、今、「花まつり」の真っ最中。
ボタンの花と、八重桜が咲き誇り、人の出も多かったです。
緑豊かで、花が咲き誇る、西新井大師の地元に生まれ育って、改めて幸せだと。

昔は、サルもいて、大きな鳥舎も、くじゃく舎もありました。子どものころは、動物を見るのが楽しみでした。野生の?リスもいました。亀は何十匹も、池で甲羅干しをしていたものです。今は、動物はあまりいないけど、花々が、楽しませてくれています。
今年の特徴は、日暮里舎人ライナーの開業で、西新井大師西駅から歩いてお大師様にきたと思われる方が沢山いたこと。道がわからなくて、地図を片手にウロウロしている方、私も道を聞かれました。さっそく「観光調査特別委員会」で「案内表示の充実」「『西新井大師西駅』というけれど、大師からは遠い。この対策、交通の利便性を」と求めました。区もいっそうの努力を約束してくれました。

足立の名所・観光地でもある、西新井大師の地元に住む議員として、より多くの方に愛される街をめざして、多くの方と力をあわせていきたい。


池内さおりさんに申し訳ない (^。^)

2008年04月17日 | Weblog
今日、朝駅に立っていた時の出来事・・・。かなり若く見られて、二人の方に声をかけられてしまいました!

一人の方からは「お姉さん彼氏いないの?」っていわれて、「高校生の子どもいるんですよ」って答えて・・・。

もう一人別の人からからは、「さおりちゃんがんばって!」って25歳の池内さおりさんに間違えられてしまいました!
池内さおりさんに申し訳ない!

思わずニコニコしちゃいながら、深刻な内容の演説をしていました。
どちらも、私のことを知らないっていうのが、少し気になるんですけどね。地元の大師前駅なのに、そんなに知名度ないのかなって・・・。

冒頭の写真は、知り合いからいただいたお菓子です。京都のういろうと、三越のお菓子。どちらも春らしく、やさしいお菓子でした。パッケージもきれいですよね。



チューリップたちに見守られながら街頭演説

2008年04月12日 | Weblog
話の中心は、4月から始まった後期高齢者医療制度です。
足立でも、35000人の75才以上の高齢者にいっせいに通知が届いたところです。
たまたま通りかかった、見知らぬ高齢者の奥さんからは「うちの主人なんて、年金が出るたびに一万円ってきました。介護保険も引かれているのに…。働けない、年金しかない年寄りに何でこんな仕打ちをするんでしょうか」と。

「たとえ財政が大変でも、
高齢者に『長生きして申し訳ない』
      『長生きするのは悪ですか?』
      『長生きしてもいいですか』
と思わせるようなことは政治のやることではありません」

「しかも政府は、社会保障財源を毎年、二千億円以上も削る一方、無駄な大型道路建設を進める計画はやめようとしません。税金の使い方が間違っています」

自分が訴えているのに、このフレーズになると、毎回自分が泣きそうになる、そんな街頭演説でもありました。

  


街にはチューリップの花が満開。チューリップは足立の区の花です。何で足立がチューリップだかご存知でしょうか?足立の生産業のなかで、花の球根は有名で、特にチューリップは大きな比重を占めているそうです。そんなこともあって、区の花になったとか…。だから、何の根拠もないわけではないんですね。
  


花吹雪のもとでお花見会

2008年04月06日 | Weblog

西新井本町地域のお花見会に参加しました。
散りゆく桜、花吹雪のなかでのお花見。さくらの花びらまで食べてしまいました。

 地域の方の手作りのお料理メニューは
おでん
おにぎり・お稲荷さん
セロリとキューリのつけもの
ホタテの入ったマカロニサラダ
高野豆腐・煮物
枝豆・から揚げ etc…
こうやって書くと一般的ですが、一品一品に心がこもっていました。

もっぱらの話題は、新たにスタートを切ったばかりの「後期高齢者医療制度」「日暮里舎人ライナー」「プラスチックを燃やすサーマルリサイクル」でした。

うれしい話題、日暮里舎人ライナー。
お花見をしている場所からも良く見えました。みなさん、本当に期待されていて、「もう乗った」という方が何人もいました。

怒りの中心は「後期高齢者医療制度」。
「勝手に『後期』なんていわれたくない」との声に、福田さん「長寿医療制度」と通称変更しましたが、法律名は「後期高齢者医療制度」で、内容もまったく変わらず。人をバカにするのもいい加減にしてほしい…。これが多くの方々の意見でした。

「おかしい!」って話題の中心になったのが、4月からプラスチックが「燃やせるゴミ」になったこと。サーマルリサイクルといいますが、「近藤区長は環境に力を入れるといっているのに、プラスチックもやすなんて」という声を上げる人。「楽になった」という人。ハッキリしているのは「長年培ってきた分別・リサイクル意識」が一瞬にして崩れてしまったということではないでしょうか?世界中で焼却炉が一番多いのが日本。世界では「ゴミを燃やす」ことが「リサイクル」なんて感覚は通用しません。そんなことをやっていて「環境サミット」を足立でやるなんて、区長が言っているんですから、なんだか恥ずかしいですね。

桜吹雪のなかでのお花見会。でもがんばって咲いてくれている花も、たくさんいました。

コブクロの桜の歌詞です

名もない花には名前をつけましょう
(中略)
桜の花びら散るたびに
届かぬ想いがまたひとつ
涙と笑顔に消されてく
そしてまた大人になった
追いかけるだけの悲しみは
強く清らかな悲しみは
いつまでも変わることのない
なくさないで 君の中に 咲くLOVE

この歌を口ずさみながら、酔いを醒ましながら、歩いて帰りました


長寿は懲受? 後期高齢者医療制度が今日からスタート

2008年04月01日 | Weblog
世界に例の見ない、年齢で医療を差別する後期高齢者医療制度が今日からスタート。国民の怒りが沸騰しています。
慌てた福田首相はネーミングを「長寿医療制度」に変えましたが、中身は何も変わっていません。

「何で勝手に『後期高齢者』って言われなければならないの?」
「『後期高齢者医療』の次は『サヨウナラ医療制度』?」
「姥捨て山医療制度」…街でも話題に事欠きません。

衆議院13区予定候補の渡辺修次さんのお花見での話も大うけでした。
「福田さんは、あわてて『長寿医療制度』と名づけたけれど、自民・公明政権は、長寿は『懲受』の意味」と。
渡辺さんは、こうも言いました。政府の言葉の使い方は、世の中の使い方と違っている。「暫定税率」の「暫定」とは「35年以上」ということ。

その暫定税率の廃止で、ガソリン代も今日から下がりました。
一方で、原油価格高騰などの影響で、街からはバターが消えました。
区内の障害者の作業所では、クッキーやマドレーヌ、パンをつくって販売しているところが多く、値上げと品薄の影響が…。
区議会の予算委員会で、この問題を取り上げたのは、私たち日本共産党区議団だけでした。
障害者の方々は、つくるクッキーの大きさを小さくして、値上げしないようにしていたり、大変な苦労をしていて、この支援を要求しました。
これに対し、区は、「営業努力するのは当然」といわんばかりの開き直り答弁でした。「障害者と企業では違うでしょう!」と思わず叫びました。東京都だって、原油高騰対策で、わずかだけれども、燃料費の補助を増やしたのに…。なんと冷たい区の姿勢でしょう!

近藤区長は、いろいろなことを言っているけれど、増税・負担増などから、くらしを守り区民を応援する施策は、ことごとく拒否をする区長。この一年間の中で実感しています。
だからこそ、私たちの役割が大きいですよね。
私たちは「何でも反対」ではなく、いいものは賛成、問題があるものは堂々と指摘して改善を求める態度を貫いています。
もっというと、足立では、共産党以外みんなが与党(民主党も自民党と一緒に与党)。もし、私たちの議席がないと、全員が与党になってしまいます。

これからも、街の、そしてみなさんの生の声を届けていきたいと思います。