かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

小規模都営住宅のエレベーター次々と実現!

2013年01月31日 | 住まい・まちづくり

 写真は、新しく実現、エレベーター工事が始まる都住前で、大島よしえ都議と私、ぬかが和子です。

「年をとって、4階・5階まで、階段はつらい」「要介護状態・車いす生活になって、階段しかないので全く外に出られなくなった」
エレベーター設置は、くらしそのものにかかわる問題でもありました。

東京都は、従来、中規模の住宅(4~5階建て・24戸以上)にはエレベーターを設置してきました。逆に言えば
どんなに必要性があっても、困っていても、4階建てでも、戸数が少なければエレベーターはつきませんでした。
でも都営住宅の居住者も高齢化し、必要性は高まるばかりでした。

大島よしえ都議は、区議団長時代からこの問題に取り組んできました。
そして24世帯以下の小規模都住のエレベーター設置が認められ、
次々と実現し、工事が始まっています。
私の活動地域でも西新井や六月などで続々とエレベーター工事が始まりました。


興野―西新井本町の大型道路事業 強制収用も含め強引にすすめる都のプランが明らかに!

2012年07月28日 | 住まい・まちづくり
 東京都は「木造地域密集不燃化10年プロジェクト」を
行うとしています。
一見聞こえのいい この事業、実は「東京都内を大型道路を
たくさん通して、道路沿いは高い建物建設をどんどん誘導する。
道路に囲まれた中の密集住宅は『燃えてしまってもいい。
その外側に延焼することを防ぐ』という発想に立った事業です。

 6月にはこの大型道路をつくる「特定整備路線」候補区間として、
足立区を含む14区、23区間、延長23㎞を選定し、発表しました。
 この中に補助138号線(興野1丁目―西新井本町4丁目区間)
も入っています。
今から40年前に計画されて、そのままになっていた区間です。
同じ138号線でも、関原の地域は、既存の道路の拡幅が今行われています。
こちらは、住民合意と立ち退く区民の生活再建など
保障する従来の都市計画道路整備のやり方です。

 しかし、今回発表された「興野1丁目―西新井本町4丁目区間」は、
既存の道路が全くなく、しかも都は「強制力がないと対策が進まない」として、
建て替えに同意しない人がいても
土地収用法に基づく強制収容を適用するとしています;
 読売新聞によると他区の担当者も「これまで住民合意を尊重してきた。
強制的なやり方は難しい」と運用に不安を募らすなどと報じられています。



 私たちは「住民合意のなしに工事を押し付けるべきではない」立場に立ち、
「防災」は「関原1丁目のように修復型まちづくりをすすめることで、
強引な立ち退きではなく『町に住み続けられる』ように」と
大型道路建設をしなくても災害に強い街を作れることを
具体的に提案しています。

関原一丁目「修復型まちづくり」事業の案内をする

2012年06月09日 | 住まい・まちづくり
梅雨入りしたのでテンプレートを変更しました

以前から私は区議団に「一度は関原一丁目のまちづくりを見ておいた方がいい!」と言っていました。
本日、雨の中でしたが、みんなで街歩きをしました。
私は、地図片手に区議団のみなさん、そぶえ基樹衆院13区予定候補、大島都議秘書の西の原恵美子さんを案内をしました。

関原一丁目は、典型的な木造密集地域で、以前は「火災保険に入ることができない!」地域でした。
私が議員になった1991年、当時は国の「防災生活圏モデル事業」という事業名で、修復型のまちづくりがスタートして間もないころでした。

ものの見事に狭い路地、袋小路、軽自動車がすれすれでしか通れない道が沢山ありました。
当時は「まちづくり事業」というと、「再開発」というくらい、住んでいる人が追い出されることが常でした。
その中で、この「修復型まちづくり」は、「住んでいる人を追い出さない、コミュニティを壊さないで、火災に強い街にする」が基本理念で、私も推進の立場でよく議会で質問をしたものでした。

事業が始まって、2回の事業延伸をし、25年にわたる息の長い取り組みで、街がどう変わってきたかを検証する目的でもありました。


まずは「愛恵記念館」に集合。
ここがまちづくりの拠点です。以前は「愛恵学園」というキリスト教系の、児童養護活動が行われていました。宣教師でもあるペイン先生のご遺志により「建物などを残す形で、生かす形で」区に寄贈され、地域の拠点として生まれ変わりました。
この愛恵記念館は、ミニ展示と会議室などがあります。


同じ敷地内にある「まちづくり工房館」。

このまちづくり工房館は、地域内に町工場や作業場が多く、事業協力をして立ち退く者が、「この街に住み続けられるためには作業場も必要」ということで、一室一室が作業場になっています。安い賃料で今も営みを続けています。


ここは路地の隅切りの用地を区が購入して設置した「プチテラスいずみ」です。
鈴木けんいち区議が「今までプチテラスというと、マンションの一角などばかり見てきたけど、こういった密集地域にプチテラスをつくる役割は大きいね」と感想を語っていました。


関原一丁目ふれあいコミュニティ住宅です。
これは「区営住宅」になります。街づくり事業に協力した方のうち、地権者は地域内での移転補償がされます。しかし借家人、借地人は住まいがなくなってしまう、そんな事業協力者が入ることができます。建設後、街の方々の要請を受けて地域内に走る予定の「都道136号線」の事業協力者も入居できることになりました。このコミュニティ住宅が7棟68戸あります。これがあるから、「住民追い出しのないまちづくり」ができます。


続いて梅田掘り沿いにある「梅田上町プチテラス」。こういったプチテラス、児童遊園など広場が11か所整備されています。
地下には防火水槽があります。
これは「かまどベンチ」です。非常時には「かまど」になります。


こういった狭い路地が沢山ありましたが、かなり改善されていました。長年コツコツとの取り組みが大事ですよね。
この路地はつい数年前まで袋小路になっていました。その袋小路の土地の一部を区が購入して

袋小路を解消!
広々と通り抜けができるようになっています。


これが一番新しくOPENした(今年2月)「ほっと児童遊園」。
この児童遊園は、地元町会と区が初めて防災協定を結んで、地元がより利用しやすくするものです。


児童遊園の中にはマンホールトイレ


トイレの形になっているのがお分かりになるかと思います。


かまどスツール。座面を外すと炊き出し用のかまどになります。


こちらには収納ベンチ。ここにマンホールトイレ設置の道具などが入っています。


雨水タンク。「隣の住宅の屋根から雨水を集めて貯留。樹木の水やりに利用し、環境に配慮」といわれていましたが、なぜか管がつながっていませんでした???

 
関原一丁目コミュニティ住宅1~3号

それぞれが個性的で、「すごくいい」と参加者の感想。


そのコミュニティ住宅の前にある「てのひら児童遊園」。この児童遊園によって行き止まりが解消しました。
写真は、児童遊園内にあるソーラー灯です。非常時災害時、停電しても大丈夫です。


雨の中、「がくアジサイ(額紫陽花)」が満開でした。
久しぶりに関原一丁目の街あるきをして、以前とは本当に変わったと。狭い道が本当に少なくなり、燃えにくい建物が増えていました。こうやって地道に街を変えていく営みのすばらしさを感じました。






都営住宅入居者募集中

2012年02月05日 | 住まい・まちづくり
今月10日まで、都営住宅の新規入居者募集中です!
今回の主な募集は、単身者向けと家族向けのポイント方式で、足立区内の募集数が多いことが特徴です。ポイント方式は、現在の住居の居住環境により、点数をつけていきます。簡単に言えば、「住宅が老朽化している、環境が悪い」などの方ほど、優先して入ることのできる応募です。
この機会に「都住に入りたい」方は、ぜひ応募してみてください。

お問い合わせ・ご相談はお気軽にぬかがかずこまでどうぞ(03-3880-5770区役所共産党控室)

以下、その概要をお伝えしますね。

平成24年2月都営住宅 入居者の募集概要

平成24年1月20日  東京都住宅供給公社  都市整備局

1 募集戸数
(1) ポイント方式による募集(家族向けのみ)1,290戸
 1) ひとり親世帯向
2) 高齢者世帯向
 3) 心身障害者世帯向
 4) 多子世帯向
 5) 特に所得の低い一般世帯向
1)~5)共通 1,258戸
 6) 車いす使用者世帯向 32戸

(2) 単身者向・単身者用車いす使用者向・シルバーピア 274戸
 1) 単身者向(あき家) 220戸
 2) 単身者用車いす使用者向 5戸
 3) シルバーピア(単身者向・二人世帯向) 49戸

(3) 事業再建者向定期使用住宅 10戸
 事業の再建により住宅を失うこととなった中小企業者で、再建に向けて意欲的に取り組む者を居住面から支援することにより、東京の地域経済の活力の維持向上を図ることを目的とした住宅

2 募集日程
(1) 申込書・募集案内の配布期間
 平成24年2月1日(水曜)~2月10日(金曜)(ただし、土曜日、日曜日は除く。)
(2) 申込書・募集案内の配布場所
 都庁、区役所、市役所、町村役場、東京都住宅供給公社募集センター・各窓口センター
 なお、2月4日(土曜)・5日(日曜)については午前9時30分から午後5時まで、都庁第一本庁舎1階東京観光情報センター内及び東京都住宅供給公社募集センターで配布します。
 事業再建者向定期使用住宅は、上記のほか東京都中小企業振興公社、各支社でも配布します。
 なお、すべての募集の申込書等は、募集期間中のみ公社ホームページからダウンロードすることができます。
(3) 申込受付期間(すべて郵送受付)
 平成24年2月14日(火曜)までに必着
(4) 抽せん日及び抽せん会場
   平成24年3月26日(月曜)午前9時30分から 都庁第二本庁舎1階ホール

3 主な申込資格
 ポイント方式は、高齢者・心身障害者などの固有の資格があること、単身者向は60歳以上(経過措置あり)であること、シルバーピアは65歳以上であることなどの申込資格が必要です。詳細は募集案内でご確認ください。
 事業再建者向定期使用住宅は、都営住宅の入居資格のほかに、事業の再建に伴い、自己の所有する住宅を失った者で、民事再生法等による再生計画の認可決定等を受けており、都内で事業を行っている中小企業の経営者であることなどです。

4 都民からの問い合わせ先
 JKK東京(東京都住宅供給公社)募集センター都営募集課
(1) 平成24年2月1日(水曜)~2月10日(金曜)(ただし、土曜日、日曜日は除く。)
 ポイント方式、単身者向・単身者用車いす使用者向・シルバーピアについて
 電話:0570-010810※市外局番03は必要ありません。
(2) 上記以外の期間と事業再建者向定期使用住宅について
 電話:03-3498-8894(ただし、土曜日、日曜日は除く。)

9月21日まで「足立区総合交通計画(案)」のパブリックコメント

2011年09月03日 | 住まい・まちづくり
みんなの意見を届けましょう
地方自治体は
「民主主義の学校」ともいわれます。「区政の主人公は区民」「施策に区民意見の繁栄を」と私たち(日本共産党区議団)が繰り返し求める中、「パブリックコメント」という「区民の意見を求める」ことを行ってから重要な施策決定を行うことが定着してきました。
 9月21日まで、区の交通政策の根幹を定める「総合交通計画案」のパブリックコメントが行われています。「○○に力を入れてほしい」など何でも意見を出せます。ぜひご参加を!

計画案の主な内容
ー日本共産党が繰り返し求めてきたことが盛り込まれています!

基本施策・考え方
●メトロセブンの整備(環七地下に鉄道)
●きめ細やかなバス路線整備で交通弱者の外出を支援する
●バス接近情報の整備促進
●バスの上屋やベンチを整備
●自転車の走行環境整備と「安全な自転車運転」の徹底
●駅のバリアフリー化の促進
●鉄道による東西の分断の改善
●駅出口のバス案内系統の充実
●不要不急な自動車利用の抑制とエコドライブの推進(環境対策)


個別地域や交通施設で展開する都市交通施策として、次の個別施策が盛り込まれています
西新井周辺地域にかかわる内容は以下の通りです

短期(概ね5年以内)
●六月二丁目、三丁目付近を走行する、はるかぜのバスルートの新設(西新井駅ー六町駅ー綾瀬駅路線)
●西新井駅~尾竹橋通りまで自転車専用道路を社会的実験として再整備
●西新井大師西駅、谷在家駅の高架下に自転車駐輪場。西新井駅西口周辺に公共駐輪場の代替施設整備
●西新井駅西口前広場整備(エスカレーター含む)

写真は六月地域にバス路線をと区長に署名を提出したところ
これも計画に盛り込まれました

中期(概ね10年以内)
●区画街路8号線(西新井駅南側を東西方向へ抜ける道)整備

長期(概ね20年以内)
●興野一丁目・西新井本町四丁目にはるかぜのバスルート

「5年以内」とあっても、皆さんからの要望が多いほど早期導入のちからになります。ぜひ意見をお出しください。



計画の詳細はこちら




「5月の募集を止めたのは困る」の声に応えて…都営住宅の募集が始まります!

2011年07月31日 | 住まい・まちづくり
「なんでも相談会&都住申込み書き込み会」も行います

8月に「ポイント募集」と合わせて一般も実施ます。用紙は区民事務所にて
 募集期間
 8月1日(月)~8月10日(水)
 募集戸数
世帯向け、単身向け、定期使用住宅、 家族向け(ポイント方式)等
 合わせて約2600戸

詳しくはこちらです

地域で「なんでも相談会&申込用紙書き込み会」を行います
日時はこちらです

今回は、今までと違う点があります!
「5月の募集を止めたのは困る」の声に応えて、再開したため、5月の分も募集します。そのため、一人が2枚の用紙で申し込みができます。
また、今回行うポイント方式は書き方で決まります!
ぜひ書き込み会においでください。

小規模な都住などのエレベーター設置、次々と決まる!

2011年06月09日 | 住まい・まちづくり
 今まで「設置は困難」と都がエレベーター設置を拒否してきた縦階段(旧第1種)や24戸以下の小規模などの都営住宅。
この間日本共産党は居住者とともにくり返し交渉を行ってきました。

写真は「小規模住宅・縦階段の住宅にもエレベーター設置を」と大島都議らとともにぬかが和子が昨年6月に交渉しているところです

この時に都も「4人乗りのエレベーターなどもあり、設置は可能。今までの基準(24戸以上、4・5階建て以上)の基準を見直して設置していきたい」「縦階段の住宅には、今この4人乗りのEVを付けているところもある。順次設置してきたい」と回答し前進し、昨年から少しずつ設置が始まっていました。

 この度、大島よしえ都議より、次の団地、号棟にエレベータが23年度予算で設置されると報告がありました。
●西新井本町2丁目住宅8号棟(戸数20戸)エレベーター定員4名。階数5階
●西新井本町2丁目住宅9号棟(戸数24戸)エレベーター定員9名。階数3階
●六月二丁目第4都住2号棟(戸数25戸)エレベーター定員9名。階数5階
●都営六月町アパート(戸数18戸)エレベーター定員4名。階数5階

 その他青井3・4丁目、弘道1・2丁目、西綾瀬3丁目、舎人・入谷、扇1丁目など区内では合計21基のエレベーターが今年度中に設置されることになりました。

今ほど街の大工さん・職人さんが大切な時はない!ー東京土建組合の住宅デーに参加

2011年06月07日 | 住まい・まちづくり
5日の日曜日は、東京土建組合の住宅デー。私も何か所か参加してきました。


こちらは、新西新井公園(通称タコ公園)。西新井分会の住宅デーでした。
地デジのアンテナも立てて、地デジの相談にも応じていました。
この公園で、いつも盛大なのは子どもたちのコーナーです。
 
大人気の射的。子どもたちの目が輝いていました。


木工コーナーも大盛況でしたよ。


どの会場でも住宅相談コーナーが設けられています。

今ほど街の大工さん、職人さんが大切な時はないと私は思っています。
たとえば私も勉強した液状化対策。足立区全体が液状化しやすい地域ですが、その中でもしっかりとベタ基礎などで基礎工事をやっていた方が被害の影響を受けにくいそうです。つまり、売り逃げするような業者ではなく、顔の見える業者さんにしっかりと頼むことが大切です。
その他にも、耐震診断・耐震補強、家具転倒防止・・・。どれもしっかりと区の補助制度を活用し、利用しやすい仕組みをつくって対応しているのが、東京土建組合の足立の「NPO法人住まいの相談室」です。

 
こちらは、プライス前の興野公園で毎年行われている住宅デー。
多くの方々に喜ばれているのは、この包丁研ぎです。
  
丁寧な仕事で無料で包丁とぎやまな板削りをやってくれます。


とにかく職人さんの集まりだから、家や住宅に関することは何でもやってもらえます。写真のように緑の相談や工事もお手のものです。


もちろん住宅用火災警報器の設置相談ものってくれます。

震災直後、仕事が一時的に増えましたが、現在は復興優先の仕組みになっているため、仕事がなくなって大変だそうです。
この機会に耐震診断・補強などを強めていくことがとても大切で、それが地域の経済循環につながればと強く感じてきました。

代表質問④ 地域の街づくりで大きく前進!

2011年03月01日 | 住まい・まちづくり
3月に入ったので、桜のテンプレートに変更しました。

お伝えしています代表質問。今日は、街づくりのことをご紹介します。
代表質問では3つの問題の改善を求めました。

NO1 西新井駅にエスカレーターを
ぬかが「昨年も質問しましたが、西新井駅のエスカレーター設置や駅前の安全確保について、早急に行う必要があると考えるがどうか」
答弁「西新井駅のエスカレーター設置や駅前の安全確保についてお答えいたします。現在、西新井駅西口につきましては、通行者の安全性や利便性向上のため、平成25年度の事業着手をめざし、駅前広場整備計画の見直し作業を進めております。エスカレーターの設置につきましては、バリアフリーの視点から、駅前広場の基本設計を策定する中で、検討を行ってまいります」
 駅のエスカレーター設置問題は、20年前から取り組んでいました。署名を集め、当時国会の運輸委員だった佐藤すけひろ代議士とともに、東武本社とも交渉を行いました。その後、バリアフリー対策としてエレベーターが設置され、法に基づく鉄道事業者の義務は果たしたことになり、まるであきらめたかのように各党からのエスカレーター設置を求める議会質問も行われなくなっていました。動き出したのは昨年の私の代表質問から。「やっぱりエスカレーターが欲しい。ないのは西新井だけ」の街の声をうけて「何とか方策はないものか」と区と相談、話を詰めて代表質問。「人口も急増している。第2の足立の顔ともいえる駅にエスカレーターがない。街づくりの課題として設置を」と求め、ついに区も初めて「エスカレーター設置」を前向きに検討する答弁を行ったのです。私の代表質問を受けて、昨年の予算委員会では、後を追うように自民党・公明党がエスカレーター設置を質問したのにはビックリしたものです。実現しそうになると、とたんに後追い質問をするのかとも思いましたが…。でも私は「自分がやった自分だけがやった」ということよりも、私の質問をきっかけに、議会内世論が高まり、「みんなが要求する」ことは大事なことだと思っています。要は、区民の願いが前進することが大切なのですから。

NO2 六月地域にバス路線の設置を


ぬかが「区内中心部にありながら、交通空白地域の栗原・六月地域にはるかぜを導入するとともに、バス路線があっても一時間に一本もない時間帯もあり、夕方6時に終バスとなる旧道のバス路線の更なる増発を、都市交通マスタープランに位置づけ、実現すべきと思うがどうか」
答弁「既存バス路線の増発やルート変更につきましては、栗原・六月地域も含め、都市交通懇話会等で要望。また、交通不便地域の解消等につきましては、現在策定中の足立区都市交通マスタープランの中で、地域の課題や特性等を盛り込んだ地域別のカルテを策定し、検討」
この背景には昨年の決算特別委員会の質問があります。交通マスタープラン策定にむけて実態調査を区が行った中で、ビックリしたのは足立区のど真ん中にありながら、交通空白地域が「栗原・六月地域」だとわかり、早速質問。区もそれを認め、バス事業者に要請するとの答弁でした。実現の見通しも開けてきています。何とか実現へ力をつくしたいと思います。

NO3 危険な江北バス通りの歩道確保を
ぬかが「都道307号線の足立区部分(通称江北バス通り)は、歩道が極端に狭く、危険な状態です。特に江北駅付近は、歩行者などの通行量も増え、早急に改善が求められます。環七から江北駅までの安全な歩行空間確保に向けて、まちづくり手法も活用して取り組むべきと思うがどうか」
答弁「都道307号線の江北駅付近につきましては、1階部分1・5mの壁面後退を地区計画で指定し、建物の建替え時に安全な歩行者空間の整備をするようになっている。この区域外の沿線については、地元のまちづくり気運の高まりに応じて、まちづくりの手法などを地元のご理解とご協力をいただきながら検討する」

この間、本木新道の狭くて危険な歩道の改善については、歩道のど真ん中にある電柱を移設することで、順次進んできています。
一方、頻繁にバスも通る江北バス通り(環七~江北駅間)については、本木新道よりも狭く、ほとんど歩道がないところもあり、アンケートでも「危険。改善を」の声が寄せられていました。これも危険な実態がありながらも、困難だからか誰も取り組んでいない問題でした。でもあきらめずに知恵を絞り、まちづくり手法の活用で何とかならないかと、担当者の知恵も借りて質問しました。建替えの時などに、少しずつですが、歩行空間を確保していく方向性です。

区役所前横断歩道 ついに実現!

2011年02月03日 | 住まい・まちづくり
今週の日曜日から、区役所前横断歩道がついに稼働。実現しました!

けっこう長かったです。

ちょうど4年前、わが党の代表質問で
「足立区役所前の国道4号線(日光街道)を渡る歩道橋は、多くの区民が利用しますが、勾配があり、高齢者をはじめ上り下りに困難を来しています。わが党が実施した区民アンケートにも、『区役所を利用する場合、バスを下車して歩道橋を渡らなくてはならないため高齢者は非常に大変です』『日光街道を歩いて渡るお年寄りを見かけました。事故が起きるのではないかと心配です』、このような声が寄せられています。区役所前国道を平面に横断できる横断歩道をつくるべきだがどうか。また、エレベーターを設置することについてはどうか、答弁を求めます。」と質問。

それに対して区は、青木光夫 資産管理担当部長(当時)が
「高齢者や障害者を持つ方たちが庁舎にアクセスする際の改善につきましては、横断歩道や歩道橋エレベーターの設置、バスの乗り入れ等の可能性について、交通管理者、道路管理者等と協議してまいります」と答弁。

否定はしなかったけれども「可能性について検討」と実現には程遠い答弁でした。

4年かけて答弁が徐々に変化し、一昨年の秋に「横断歩道が好ましい」と答弁。

そして具体化に入り、やっと実現しました。

今は、横断歩道に交通誘導のシルバー人材の方が立っていますが、「みんな喜んでいるよ」と。
やっぱり、区の職員には、みんなに喜ばれる仕事を、どんどん頑張って欲しいですよね。
「学校統廃合」とか「山中湖の廃止」とか、区民が望んでいない仕事をするのではなくて。


区役所前の歩道橋の上に立ったら、なんと!ここ(国道4号線、区役所前)からも、しっかりとスカイツリーが見えるんですね。





都営住宅 平均倍率は11→33倍に

2011年01月26日 | 住まい・まちづくり
都営住宅建設12年連続ゼロの石原都政と自公民の責任は重大
 平均倍率は12年で11倍→33倍に!


2月5日から都営住宅の入居募集が始まります。

 都営住宅建設(新築)12年連続ゼロは前代未聞の悪政。こんなに弱者に目を向けない都知事は、過去に例がありません。12年前は11倍だった年間平均倍率は33倍に跳ね上がりました。

直近の都営住宅応募倍率です
世帯空き家  34.5倍
単身者    64.1倍
ポイント方式 13.8倍

 単身者なんて宝くじみたいな倍率になってしまいました。これじゃあ、当たらないわけですよね。
 
 これに追い打ちをかけているのが足立では自民・公明・民主の区政で、足立では総戸数を増やすどころか減らす計画をもっているのです。入りたい区民がたくさんいるのに…。

「何回申し込んでも当たらない」状況をつくりだした責任は重大です。

2月の都営住宅募集案内の詳細はこちらです


地デジ アンテナ工事 高額請求にご注意を!

2011年01月20日 | 住まい・まちづくり
 地デジチューナーの無償配布について、14日のブログでお知らせしましたが、

地域の中で「アンテナ工事で高額請求された」との声が沢山よせられています。

最初の見積りは安く提示して、追加追加で高くなるのが特徴です。

西新井本町のある地域では、大型家電店で集中して、当初の見積りよりも多額に請求されたと聞きました。

地デジを見るには、TV(又はチューナー)の整備と、アンテナ工事(又は光やケーブルTV加入)の両方が必要と言われています。でも、「映り」を気にしなければ、昔よくあった「室内用アンテナ」でも見ることができるそうです。信頼できる個人の家電店などでよく相談することが大切ですね。

 日本共産党は「アナログ停波」(7月にアナログでは見られなくすること)の延期と、支援策の拡充を求めています。
アメリカでもイギリスでも、地デジ化した国は、「普及率が低いから」と一度は延期をしています。
そうしないと テレビ難民、情報難民が生まれてきてしまいますから

交通権保障は全ての施策の土台「主旨を理解して空白地帯をなくします」

2010年10月19日 | 住まい・まちづくり
今日は、決算特別委員会3日目の論戦の一部を再現し、お伝えしたいと思います

◎ぬかがー公共交通について質問する。「新しい人権」として交通権がある。国民一人一人に「移動する権利」があり、高齢化などの事情により移動が制限されている人々にも差別されずに「移動」を保障していこうという考え方。国土交通省はこの交通権確立の考え方に基づいて、「交通基本法」の制定をめざし、来年の通常国会に法案を提案するとしている。
この法律は社会福祉の向上など持続可能な社会の実現のために交通を有効活用するという枠組みを示し、多様な交通手段で地域公共交通を維持・再生・活性化するもの。区は現在交通マスタープランの制定に取り組んでいるが、こうした考え方に基づいて、交通マスタープランを制定する必要があると思うがどうか。
●答弁ー現在、交通基本法の制定だが、国交省が主体となり法令化を見据え、「移動する権利」を含め3本の柱を視野に検討している。区のマスタープランもその主旨を十分に理解して、特に「移動する権利」については、高齢者の買い物、通院等にも困らないようにきめ細かな交通政策を展開を目指す。

◎ぬかがー区はパーソントリップ調査も行い、交通不便地域を特定した。

(地図を示しながら)周辺や中心部の六月、栗原も、空白だ。これらの空白を解消を「計画に位置づける」必要があると思うが、そのためにも採算性の高い路線だけでなく、採算性が低い路線についても、自治体と交通事業者が協同して、取り組む必要があると思うがどうか。
●答弁ーまだ、空白地帯がある。今回のマスタープランでも空白地帯をなくすのが大きな柱、しかし、バス事業社にこれまでの進め方、採算路線割りもあれば、そうでない路線もある。全体のバス路線の中で、利益配分で進めてきた。その考えに基づいて今後も、バス事業社とは空白地帯を埋めていくように協議していく。
インフラ整備が終わっていなくて、バス路線が入らない所もあるが、インフラ整備の時期を見はかりながらバス路線の計画を入れていく。

◎ぬかがーそのために、①採算性の低いエリアについては、必要な支援を行っても整備することが大事だ。②幅員6㍍以下の道路については、車両制限によってコミュニティバスの許可が交通管理者から下りない。葛飾区などで導入しているように、低料金で乗れる乗り合いタクシー(ワゴン車等も)の導入も必要。③今回「交通不便地域」から除外された、鉄道駅から一千㍍以内であったり、3百㍍以内にバス停がある地域であっても、実際にはそのバス路線の運行本数が少ないために、実際には不便な地域の課題にも取り組む必要がある。事業者は採算性から本数を減らし、さらに利用者が減るという悪循環を断ち切る必要があるがどうか。
●答弁ー車両制限令等々でコミュニティバスでも運行がきついと言うところでは、区内には70社ぐらいのタクシー事業者がいる。連携して今後、新たな視点できめ細かな交通政策を展開していきたい。バスの本数は、1時間で3本くらいは必要と認識している。バス事業社に要望していく。



◎ぬかがー例えば、国道4号線の旧道の栗原・六月町地域を走る西新井駅から竹ノ塚、桑袋まで行く東武バス。以前のように昼過ぎに終バスが終わる状況ではないが、多い時で一時間に2本。一時間に1本もないときもある。しかし、バス路線、バス停があるということで不便地域に位置づけていない。こういう所に運行本数を増やす働きかけ、もしくは、栗原・六月町地域で言えば及び新しく開通した補助255号線など路線の整備が必要と考えるがどうか。
●答弁ー本数の少ない路線はある。路線の微調整による利用促進を進めたりすれば、不便地域を解消できる。微調整で実現できるところがある。それも含めてマスタープランの中で検討していく。

◎ぬかがー「地域公共交通は全ての施策の土台」であり、医療、福祉、教育、観光等のサービスを住民が受けられる立場で取り組んでもらいたい。

本庁舎前横断歩道9月下旬~10月には供用開始

2010年08月26日 | 住まい・まちづくり
「区役所前の歩道橋には苦労しました」
区民アンケートでも繰り返し声が寄せられていました。

バス停を降りて、歩道橋をわたらないと、区役所にいけないからです。

繰り返し本会議質問でも実現を求め、ついに実現します!
以前お知らせしたよりも、工事開始が少し遅れます。

9月上旬 横断歩道設置のための街築工事(東京国道事務所)
9月中旬信号機設置および移設工事(警視庁)
9月下旬~10月上旬 横断歩道供用開始


ということで、ロータリー前、日光街道の北寄りに横断歩道がもうすぐできます!

委員会では
「音声付信号で視力障害者にもやさしい信号を」
「歩行者信号時間が短すぎて高齢者が渡りきれない なんてことのないように」と質問。要求。
区も「そういう方向で警視庁と相談していく」旨の答弁でした。

この歩道橋の下あたりが横断歩道になります。

わが家にもやっと地デジが!/ケーブルTV足立加入者に朗報!

2010年08月11日 | 住まい・まちづくり
 みなさん、地デジ対策はどうですか?まだの方、焦っていませんか?

こんなコマーシャルで「TVを買い換えなきゃ」って煽られている感じがしませんか?

「焦る必要はありませんよ」と私は相談がある度に答えてきました。

「来年7月のアナログ停波は延期して、TVが見られないことのないように」「TVが壊れたら買い換える、その時に地デジ化する、その方が大量のゴミも出ないし環境にもいいし、経済的負担にもならない」

「低所得者への対策、遅れている集合住宅への支援を」 と求め続けてきました。

そんなわが家にも、一台だけ、デジタルTVが入りました。
というのは、古いブラウン管のテレビの寿命が近づいていて、電源を入れてから、TVがつくまでに時間がかかるようになってしまったのです。
 家族「どうするの?」
 私「だって掃除しないと地デジ入れられない。選挙終わるまで待って。ちゃんと掃除できれいにするまで待って」
 家族「いつになるんだ」
 私「わかった。掃除をする日を決めるから、その後にTV届けてもらうようにして」
  ということで、家族で真夏の大掃除をしたのが先週。9日にテレビが入りました。8日には、古いブラウン管のテレビは、電源を入れてから見れるまで5分以上かかり、故障へタッチの差でした。

残りのTVはまだまだブラウン管です。

そこに偶然朗報が入りました。

「来年の7月でアナログ停波、でもまだテレビを買い換えていない」とご心配のみなさんへ、ケーブルTV加入者に限ってですが、朗報です。
 ケーブルTV足立の親会社がスカパーからジャパンケーブルネットへ移行し、これに伴いサービスが変更になります。
 その中で、ケーブルテレビ加入者に対し、地上アナログ停波の2011年7月24日から2015年3月末日までの間、地上デジタル放送をアナログ放送に変換して送信することになりました。
 これにより、ケーブルTV加入者は、急いでテレビを買い換えなくても、この5年間で、テレビが壊れた時に買い換えればすむようになりました。

もう来年「こんな画像しか見れない」と心配する必要はありません。

 日本共産党は地デジ化に伴い「アナログ停波延期を」と求めてきましたが、政府関係機関も「このままでは大量の情報難民が生じる」との認識から、支援策の拡充検討とともに、ケーブルTV協会に、アナログ停波の延期を申し入れている中での措置と思われますが、大きな前進です。

今からでも加入は出来ます
 「ケーブルテレビに入っていない」という方は、今からでも加入も出来ます。しかし、ケーブルテレビは、足立の区議会中継や多彩なチャンネルがあるのと引き替えに、毎月視聴料金もかかるため、どうするかはよくご検討下さい。
お問い合せは
【ケーブルテレビ足立コールセンター】
 0120(911)438へ

料金得上げも懸念
 親会社が変わったことにより、料金の値上げも懸念されます。足立区も株主の一人。負担増に関しては私たちも強く声を上げていきます。

ケーブルTVに入っていない方も多いので、引き続きアナログ停波延期を申し入れてがんばります。