かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

新年度予算ってどんな予算?

2010年02月06日 | Weblog
写真は、区長室にて新年度予算回答を区議団として受けるところです。

 区民の生活に直結する足立区の2010年度予算案のあらましが1月28日発表されました。2月23日から30日間開かれる「予算議会」で審議・決定されますが、区民のくらしをどう支えるかが問われます。

「仕事がない」「時給を上げてくれ」「保育園に入れないと仕事が出来ない」
 足立区の2010年度予算案 -「輝きを放つ足立を」というが大変な区民生活を支える姿勢に欠け

新年度予算はどんな予算でしょうか?

  きびしい区民生活にふれる言葉なく

 景気の悪化にくわえ、国民犠牲の「構造改革」のもとで雇用とくらしが破壊され、中小企業がつぶされてきました。
昨年は国の政権交代がおき、大きな政策転換が国民的に期待されましたが、足立区の新年度予算案は今のきびしい経済と区民生活、また教育の充実などにどのように応えようとしているでしょうか。


 「区財政は非常にきびしい」と強調

 示された予算案(あらまし)は「輝きを放つ足立をめざして」とタイトルがつけられていますが、第一の特徴は、区財政の厳しさは強調するが区民生活のきびしさについてはふれられていないことです。
 具体的な施策も区民生活を直接応援する姿勢に乏しい予算案となっています。
第二に、7億円余の「緊急雇用対策事業」が大きく打ち出されていますが国頼みで、区の支出は6万円。独自の雇用対策はありません。


 認可保育園を増やす計画もなし

 第三に、待機児対策は20億円を投じると強調しますが、認可保育園増設計画がないのが特徴です。
 保育園に入所を申し込んでも入れない「待機児」が増えていますが、ここでいう「保育園」とはもともと「認可保育園」のことでした。最近は「認可」外の保育室や認証保育所に入っても「待機児」から外すようになっていますが、本来の待機児解消は認可保育園を増やして行うべきものです。

 緊急対策として、認可外保育施設をつくることは否定しませんが、恒常策として認可保育園を増やす計画をもたないのは最大の弱点です。


 重大な公約違反、少人数学級に背を向ける

 さらに区の予算案は、驚くべきことに、都が全国で唯一少人数学級を認めない立場から、ついに「少人数学級を認めるよ」という態度に変わったにもかかわらず、足立区で少人数学級を実施しようとしないことです。
 これは近藤区長の公約違反にあたる重大事項です。これまで足立区教育委員会が「足立区としては少人数学級を実施したいが、都が認めない」と、都の責任を理由にしてきたこととも矛盾します。


  基金は860億円

 今回、区は基金(貯金)を取り崩しますが、まだ860億円あり過去最高規模です。
 一方区民生活はかつてなくきびしく、その上国保料、後期高齢者医療保険料の値上げが直撃します。

区民要望も一部実現!区民の世論と日本共産党の繰り返しの要求が実りました!

区民の世論が実り、私たちの重点要望も一部実現しました。
●雇用・生活総合相談の常設窓口
区役所3階に窓口をつくり、くり返し要求してきたワンス トップサービスが実現します。
●若者雇用ー就職が決まらない若者への支援策の充実
●奨学金ー件数を増やす。

●特養ホームー西新井100床、紫磨園50増床を行う。 毎回のように本会議で要求してきたのは日本共産党だけで した。
●ヒブワクチン助成ー5才未満児に、1回につき350 0円を上限に4回まで助成。
●学校の耐震補強ー政府が補助率を2/3から4割へと削っ たが区単独でも予定通りすすめる


 対案示しくらしと中小企業を守る日本共産党

 お金の使い方を変えれば、区民を応援することはできます。
日本共産党は私・ぬかが和子先頭に、積極論戦でくらしを守る予算へのきりかえをもとめがんばります。

美味しいアップルパイ

2010年02月05日 | Weblog
先月の月末、栗原にお住まいの方からいただいた手作りのアップルパイです。
とても手作りとは思えない、というより、手作りだからこその美味しさでした。
その方曰く。「簡単なのよ。手作りならお金もかからないで沢山作れるし」

私も、議員になる前は、よくお菓子作りをしました。
ミートパイやシュークリームはなかなかの出来でしたよ。

美味しい味とともに、暖かい心と元気も頂きました。
ちょうど夕飯を食べる余裕がない日で、お腹も心も温まりました。

神道のお葬式

2010年02月04日 | Weblog
不思議な建物でしょう。高尾の山里に金色に輝く怪しい建物。みころも霊堂といいます。まるで地球防衛軍の秘密基地?それとも宇宙からの侵略者が不時着した?そんな話をしたくなる建物に、到着したとたんに目が釘付けになりました。

叔父のお葬式が1月31日に、ここで行われました。
遠くからも目立つこの建物=みころも霊堂は、産業災害により殉職された人々を慰霊するために、労働福祉事業団が昭和47年(1972)6月に労災保険法施行20周年を記念して建立。現在も独立行政法人 労働者健康福祉機構が運営をしています。
この建物の中に、祭祀室(葬儀場)から拝殿、そして納骨堂とすべてが収まっている11階建ての建物です。


中の撮影は禁止されています。叔父の葬儀場(祭祀室)だけ「写真いいですよ」と言っていただきました。
外観通り丸い建物ですから、中心のエレベーターから、各祭祀室は台形に並んでいます。
仏教・キリスト教・神道などそれぞれの葬儀ができる設定に。キリスト教のところには聖書が。仏教は仏像が。そのまえを通ってぐるぐる回ると、神道の葬儀場に。
ここが叔父の葬儀場です。

鹿児島では、神道のお葬式が多いそうです。東京では珍しいですけど。
神主さんが現れ、まず「叔父の御霊」を葬儀場に呼び出します。
続いて親族が玉ぐしを奉納します。神道ですから二礼二拍手一礼をします。葬儀では、音を立てずにこれをやるのが流儀です。

神道のいいところは、言葉がわかりやすいこと。神主さんが言われることがよく分かるのです。日本古来の、もっというと中国や朝鮮文化と交流のあった古代の日本の伝統を受け継いでいる出で立ちの神主さんの言葉。神様を普段は信じていない私ですが、それでも神妙な気持ちになります。
祭壇の中央にあるのは鏡。神道では「鏡」なんですね。
日本は古くは八百万の神。その伝統と良さを感じた葬儀でした。

叔父に合掌。ご冥福をお祈りします。

あだちワークセンターの存続を!厚労省に行ってきました

2010年02月03日 | Weblog
先日UPした、あだちワークセンターの存続問題、江戸川区議団と足立区議団いっしょに力を合わせて存続をと、合同で厚労省に行ってきました。
23区で足立と江戸川区が民主党の事業仕分けの影響を受け、廃止の危機にあるからです。


議員会館前での座り込み風景
議員会館の建設工事が進んでいました。
議員会館の1・2・3ってご存じですか?並び方・覚え方なんですよ。千代田線国会議事堂前の出口から1=衆議院第1議員会館、2=衆議院第3議員会館、3=参(3)議院議員会館の順に並んでいるんです。



政府の事業仕分けの判断により、庁舎内にある「あだちワークセンター」が「二重行政」だとして存続の危機にさらされました。日本共産党は「廃止となった高齢者就業相談室と言う形でなく、機能を変えてでも今の所に存続を」とくり返し関係機関に求めてきました。



厚労省の担当役人も、足立と江戸川の存続は必要!と、概算要求をしたそうです。「足立区長と江戸川区長からも存続の要請を受けている」と言っていました。
しかし新年度予算では「廃止」だと、一円も予算がつきませんでした。
民主党の事業仕分けって、実態を見ていないですよね。
この場にいる人、みんなが存続は必要と思っている中、話し合いは「どうしたら存続できるか」という点に。
上の写真は、私が「ワンストップサービスの要、機能だけでも、オンラインシステムだけでも残してほしいくらい」などなど、話している場面です。



ちなみに向かって右側が江戸川区議団。その中で一番若い「間宮議員」は、大学時代の私のお友達です。「マメちゃん」って呼んでいたので、つい今でもマメちゃんと。
存続するまでがんばります。

区労連の旗開きは明るく楽しく元気の出る場でした

2010年02月02日 | Weblog
「くろうれん」ってご存じですか?
苦労連ではありません。
行政では「くろうれん」といえば、足立区老人クラブ連合会のこと。
でももう一つ大切な「くろうれん」があります。それが「足立区労働組合連合会」です。

先月28日は、その区労連の「新春旗開き」でした。
冒頭の写真は、勇壮な太鼓と獅子舞で始まったシーン。

人間らしい働かせ方への改善が求められる中、未組織の一人一人の「労働」に関わる相談にも丁寧に応じ、働かせ方のルールを伝え、人間らしい働き方をめざして、アドバイスをする区労連は、足立区内で働くものにとっての希望の星みたいな存在です。

その新春旗開きは、とても明るく楽しく、元気の出る場でした。

この写真は、後半、橋本のぶよさんと、区労連バンドの演奏による歌。参加者全員で歌も歌いました。


ふれあいまつりにも出演していただいた「玉手箱一座」によるマジックの披露。
お料理も美味しく、弁護士やいろいろな職種の方々と、楽しく交流しました。

子ども教育委員会(中学生)を傍聴しました

2010年02月01日 | Weblog
代表質問の準備や予算分析、区議団合宿で更新ができない日々でした。
遡っての更新です

1月27日、足立の中学生の第1回子ども教育委員会が開かれ、4中・5中・6中・7中・9中の代表が参加し、ざっくばらんな意見交換が行われました。
子ども教育委員会は、教育や自分たちの学校についてのこと、行政にのぞむことをざっくばらんに行政に届ける場です。
冒頭の写真は、全体の議長が挨拶をしているところです。




前半戦のテーマは「どうしたら自分の学校がもっと良くなるか」
具体的に学校の改善要望なども子どもたちが出して、それを区教育委員会の管理職などが一つ一つ答えるというもの。
「サッカーをやっている。国利競技場や野球ならドームとか、使いたい」
「テニスをやっている。夜になると照明が一つしかなく、暗くてボールが見えない。もう少し増やしてほしい」
「バス通学をしているけど、終バスが早くて、部活の帰りにバス(はるかぜ)が走っていない」
「吹奏楽をやっているけど楽器が古くなっている」
部活の悩み、解決策を求める意見が沢山ありました。

もう一つ、いくつかの学校から出ていたのは、学級規模のこと。
「あと少しで3学級になれる。40人に近いクラスで、ギュウギュウづめ。もう一学級増やしてほしい」

何が良かったかというと、「子どもが主人公」になっていると言うことでした。子どもたちの代表が一生懸命発言したことを、大人の職員が真剣に受け止めて誠実に答える。そこには「子どもだから軽く見る」という姿勢は全くありませんでした。
意見によっては「その意見を学校で校長先生に話して、相談してほしい」というものもありました。

感じたのは、こんなことが各学校で行えているのかということ。学校でも子どもが主人公になった学校運営ができているのかということでした。

でも、とてもいい機会でしたよ。