写真は、区長室にて新年度予算回答を区議団として受けるところです。
区民の生活に直結する足立区の2010年度予算案のあらましが1月28日発表されました。2月23日から30日間開かれる「予算議会」で審議・決定されますが、区民のくらしをどう支えるかが問われます。
「仕事がない」「時給を上げてくれ」「保育園に入れないと仕事が出来ない」
足立区の2010年度予算案 -「輝きを放つ足立を」というが大変な区民生活を支える姿勢に欠け
新年度予算はどんな予算でしょうか?
きびしい区民生活にふれる言葉なく
景気の悪化にくわえ、国民犠牲の「構造改革」のもとで雇用とくらしが破壊され、中小企業がつぶされてきました。
昨年は国の政権交代がおき、大きな政策転換が国民的に期待されましたが、足立区の新年度予算案は今のきびしい経済と区民生活、また教育の充実などにどのように応えようとしているでしょうか。
「区財政は非常にきびしい」と強調
示された予算案(あらまし)は「輝きを放つ足立をめざして」とタイトルがつけられていますが、第一の特徴は、区財政の厳しさは強調するが区民生活のきびしさについてはふれられていないことです。
具体的な施策も区民生活を直接応援する姿勢に乏しい予算案となっています。
第二に、7億円余の「緊急雇用対策事業」が大きく打ち出されていますが国頼みで、区の支出は6万円。独自の雇用対策はありません。
認可保育園を増やす計画もなし
第三に、待機児対策は20億円を投じると強調しますが、認可保育園増設計画がないのが特徴です。
保育園に入所を申し込んでも入れない「待機児」が増えていますが、ここでいう「保育園」とはもともと「認可保育園」のことでした。最近は「認可」外の保育室や認証保育所に入っても「待機児」から外すようになっていますが、本来の待機児解消は認可保育園を増やして行うべきものです。
緊急対策として、認可外保育施設をつくることは否定しませんが、恒常策として認可保育園を増やす計画をもたないのは最大の弱点です。
重大な公約違反、少人数学級に背を向ける
さらに区の予算案は、驚くべきことに、都が全国で唯一少人数学級を認めない立場から、ついに「少人数学級を認めるよ」という態度に変わったにもかかわらず、足立区で少人数学級を実施しようとしないことです。
これは近藤区長の公約違反にあたる重大事項です。これまで足立区教育委員会が「足立区としては少人数学級を実施したいが、都が認めない」と、都の責任を理由にしてきたこととも矛盾します。
基金は860億円
今回、区は基金(貯金)を取り崩しますが、まだ860億円あり過去最高規模です。
一方区民生活はかつてなくきびしく、その上国保料、後期高齢者医療保険料の値上げが直撃します。
区民要望も一部実現!区民の世論と日本共産党の繰り返しの要求が実りました!
区民の世論が実り、私たちの重点要望も一部実現しました。
●雇用・生活総合相談の常設窓口
区役所3階に窓口をつくり、くり返し要求してきたワンス トップサービスが実現します。
●若者雇用ー就職が決まらない若者への支援策の充実
●奨学金ー件数を増やす。
●特養ホームー西新井100床、紫磨園50増床を行う。 毎回のように本会議で要求してきたのは日本共産党だけで した。
●ヒブワクチン助成ー5才未満児に、1回につき350 0円を上限に4回まで助成。
●学校の耐震補強ー政府が補助率を2/3から4割へと削っ たが区単独でも予定通りすすめる
対案示しくらしと中小企業を守る日本共産党
お金の使い方を変えれば、区民を応援することはできます。
日本共産党は私・ぬかが和子先頭に、積極論戦でくらしを守る予算へのきりかえをもとめがんばります。
区民の生活に直結する足立区の2010年度予算案のあらましが1月28日発表されました。2月23日から30日間開かれる「予算議会」で審議・決定されますが、区民のくらしをどう支えるかが問われます。
「仕事がない」「時給を上げてくれ」「保育園に入れないと仕事が出来ない」
足立区の2010年度予算案 -「輝きを放つ足立を」というが大変な区民生活を支える姿勢に欠け
新年度予算はどんな予算でしょうか?
きびしい区民生活にふれる言葉なく
景気の悪化にくわえ、国民犠牲の「構造改革」のもとで雇用とくらしが破壊され、中小企業がつぶされてきました。
昨年は国の政権交代がおき、大きな政策転換が国民的に期待されましたが、足立区の新年度予算案は今のきびしい経済と区民生活、また教育の充実などにどのように応えようとしているでしょうか。
「区財政は非常にきびしい」と強調
示された予算案(あらまし)は「輝きを放つ足立をめざして」とタイトルがつけられていますが、第一の特徴は、区財政の厳しさは強調するが区民生活のきびしさについてはふれられていないことです。
具体的な施策も区民生活を直接応援する姿勢に乏しい予算案となっています。
第二に、7億円余の「緊急雇用対策事業」が大きく打ち出されていますが国頼みで、区の支出は6万円。独自の雇用対策はありません。
認可保育園を増やす計画もなし
第三に、待機児対策は20億円を投じると強調しますが、認可保育園増設計画がないのが特徴です。
保育園に入所を申し込んでも入れない「待機児」が増えていますが、ここでいう「保育園」とはもともと「認可保育園」のことでした。最近は「認可」外の保育室や認証保育所に入っても「待機児」から外すようになっていますが、本来の待機児解消は認可保育園を増やして行うべきものです。
緊急対策として、認可外保育施設をつくることは否定しませんが、恒常策として認可保育園を増やす計画をもたないのは最大の弱点です。
重大な公約違反、少人数学級に背を向ける
さらに区の予算案は、驚くべきことに、都が全国で唯一少人数学級を認めない立場から、ついに「少人数学級を認めるよ」という態度に変わったにもかかわらず、足立区で少人数学級を実施しようとしないことです。
これは近藤区長の公約違反にあたる重大事項です。これまで足立区教育委員会が「足立区としては少人数学級を実施したいが、都が認めない」と、都の責任を理由にしてきたこととも矛盾します。
基金は860億円
今回、区は基金(貯金)を取り崩しますが、まだ860億円あり過去最高規模です。
一方区民生活はかつてなくきびしく、その上国保料、後期高齢者医療保険料の値上げが直撃します。
区民要望も一部実現!区民の世論と日本共産党の繰り返しの要求が実りました!
区民の世論が実り、私たちの重点要望も一部実現しました。
●雇用・生活総合相談の常設窓口
区役所3階に窓口をつくり、くり返し要求してきたワンス トップサービスが実現します。
●若者雇用ー就職が決まらない若者への支援策の充実
●奨学金ー件数を増やす。
●特養ホームー西新井100床、紫磨園50増床を行う。 毎回のように本会議で要求してきたのは日本共産党だけで した。
●ヒブワクチン助成ー5才未満児に、1回につき350 0円を上限に4回まで助成。
●学校の耐震補強ー政府が補助率を2/3から4割へと削っ たが区単独でも予定通りすすめる
対案示しくらしと中小企業を守る日本共産党
お金の使い方を変えれば、区民を応援することはできます。
日本共産党は私・ぬかが和子先頭に、積極論戦でくらしを守る予算へのきりかえをもとめがんばります。