かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

公契約条例制定へ。区長が初めて「25年度中に議会に条例案を出したい」と表明。

2013年01月12日 | 雇用・産業経済
10日は東京土建足立支部の新春旗開きでした。
区長、足立区選出の全都議会議員、区議会議員も各会派代表2名すべての党が参加し、ご挨拶も行いました。
写真は、私がご挨拶をしているところ。

区長は、この土建組合の挨拶で
初めて、公契約条例について、期限を明示しました。

「この間、様々な団体などの意見を聞いてきた。
25年度は、さらに意見を聞きながら、パブリックコメントも行い
何とか年度内に条例案として議会に提出したい」という趣旨です。

この間、区は素案を作りながら議会の求めが出るまで面にも出さず
通常なら素案があればすぐにパブリックコメントを行うのに
それも行わず
実現目前と言われながらも、先が見えない状況でした。
それが、期限を明らかにしたのは、大きな前進です。

あとは、どういう条例になるのか、適用範囲はどうか…
せっかく作っても有名無実にならないか…
チェック機能を果たす議会の役割も大きいと思います。

公の契約において
人間らしく働ける賃金を
保障することは
工事においては良質な工事を保証することになり
地域の経済を良い方向で循環させることになります

とりあえず朗報の報告です。

仕事・就職でお悩みの方に「あだち若者サポートステーション」

2011年09月01日 | 雇用・産業経済
「どうしたらうまく就職できるんだろう?」
「就職のためにスキルアップしたい!」
「自分はどんな職業にむいてるんだろう?」

という方へ
「あだち若者サポートステーション」に足を運んでみてください
 日本共産党区議団が拒否されてもあきらめずに「若者雇用」対策を求める中で、誕生、発展してきた「あだち若者サポートステーション」。『働く』きっかけをつかもうとしている若者と、そのご家族を応援する、気軽に相談できる全国的にも先進の施設です。個人で悩まず、ぜひ相談してみてください。

対象 概ね30代までの定職につけない方
開館日時 月~土曜日 11時~19時
足立区千住1ー14-1東京芸術センター8階

この入り口を入って8階です(ハローワークと同じ建物  北千住駅徒歩7分)
電話番号 03-3882-4307
ファクス番号 03-3882-4305
Eメール info@ayss.jp


☆同世代のスタッフが対応。
 仕事に対するちょっとした悩みを、気軽に相談できま す。悩みは千差万別。個人にあった解決方法を一緒に 考える施設です
☆セミナー室では、各種セミナーや講演会を開催してい ます。
☆本人だけでなく、悩みは家族も一緒です。親の相談にも対応しています。
☆訪問サポーターによる家庭への出張相談も実施。

詳細はこちらです

40代以降の方には区役所内「雇用・くらしの総合相談窓口」(予約制)をおすすめします。





ものづくり応援助成、いよいよ始まります!

2011年05月01日 | 雇用・産業経済
日本共産党が繰り返し要求してきた、ものづくりへの直接支援(最大60万円支給)、いよいよ始まります!

名称「ものづくり応援助成金」
 経営改善の取り組みを行うチャレンジ意欲のある製造業事業者が対象です。足立区中小企業相談員等による経営改善計画作成のアドバイスや事後フォロー等を継続的に行うとともに、計画実行に対する経費(新製品開発・新分野進出など)を助成。

助成対象企業数
100社程度(先着順、予算に達し次第締め切り)
助成対象経費 ◆原材料費◆機械等設備費◆委託費◆産業財産権費◆販売促進費◆人件費
★今回は震災で被害を受けた製造業の方は「経営改善」などの目的外でも、特例として支援の対象になります

申請期間:8月5日(金)から12月22日(木)

事前説明会が開催されます
【日時・場所】
5月16日(月)あだち産業センター3階交流室
5月18日(水)教育相談センター5階
時間はいずれも午後2時から3時
【定員】各30名(4月26日より先着順)
【申し込み】03-3870-8400中小企業支援課創業支援係

詳細はこちら

新年度予算発表!① 大田区のような中小企業直接支援実現!

2011年01月28日 | 雇用・産業経済
新年度予算発表!① 大田区のような中小企業直接支援実現!
本日、新年度予算のプレス発表がありました。

問題点もいろいろとあります。区民のくらし応援に目が向いているのか、情緒障害児学級の移動教室予算まで削って、ムダ使いは温存などなど。詳細はまた後日お知らせしたいと思います。

今日はいい話の方を。
私たちがくり返し求めてきた、「中小企業への大田区のような直接支援制度」が実現することになりました。
「ものづくり応援助成」と称する「経営革新支援事業」です。
 新たな事業展開や経営改善計画を行う意欲的な製造業企業を対象とした「ものづくり応援助成金」です。

その助成内容は
助成対象経費の上限を 90万円とする
その経費の半分(45万円)を補助する
例えば機械の更新などで区内業者を活用して経営改革した場合には3分の2(60万円まで)を補助する
という内容です。

予算総額は5000万円ですから、相当の事業者が支援を受けられることになります。

私が、担当者に「大田区との違いは何?」と聞いたところ、こんな回答でした。
補正予算計上でなく、当初予算で計上しているので、申込み受付期間を長く設けることができる。
助成後の支援も、マッチングクリエイターなどの活用で、きめ細やかにできる。
区内業者が区内業者を活用することを誘導することで、より地域経済循環につながる。
 と言っていました。

今まで、区の産業振興行政は、新規事業者などには施策展開を行うものの、既存の中小零細企業への支援策が弱いことが問題だと感じ、改善を求め続けてきました。その分野での大きな前進といえます。

若者雇用・ひきこもり対策ー拒否されてもあきらめずにとりくみ、大きく前進!

2011年01月25日 | 雇用・産業経済
写真は若者サポートステーションを訪問、話を聞いているところです。

●若者雇用「若者サポートステーション」、●ひきこもり対策「セーフティーネットあだち」、●23区唯一の就労支援課、●常設の雇用とくらしの総合相談窓口


一人で悩まないで!まずは相談を
 若者の雇用問題が深刻化する中、「とにかく区役所に行けば何とかなる」と、足立区の青年雇用対策が評判を呼び、他自治体や議会からの視察も相次いでいます。現在足立区では、23区唯一の就労支援課を設置し、雇用相談窓口も区役所内に常設で設置。正社員化への支援や「ニート」(仕事に就かず職業訓練も受けない若者)、「ひきこもり」対策など総合的に取り組んでいます。

拒否されてもあきらめずにとりくみ大きく前進!-日本共産党区議団

 今では全国でもトップクラスの雇用・若者支援を展開している足立区ですが、以前は「雇用対策は国の仕事で区に権限はない」(02年)、「ニートは若者の意欲の問題」(04年)と冷たく拒否されてきました。
 でも日本共産党区議団はあきらめずにくり返しとりくんできました。6年前に区に対策の必要性を認めさせ、5年前には就労支援室、3年前には23区で唯一の就労支援課が立ち上がりました。
  今では「貧困の連鎖が社会問題になっているが、府の連鎖を断ちきるために行政としてやらなければならないことがある」と語り、区の職員が中学や高校を回り、学校との連携もはかるようになりました。

 一人で悩まないで、まずは相談してみてください。私もみなさんを応援します。

今日はその前進した施策と窓口・連絡先をご案内しますね。

状況と希望にあったサポート
若者サポートステーション

 若者サポートステーション(通称サポステ)は、あの悪名高い天空劇場と同じ建物内、そしてハローワークと同じ建物内にあり、ハローワークで就職できない若者(30代まで)を支援しています。 利用者の状況や希望にそってさまざまなプログラムが用意されています。まずはアルバイトから就労をめざす「アル活セミナー」は、履歴書の書き方から学ぶことができます。また、「今さら聞けない、あんなことやこんなこと」と題した「就活セミナー」、実際に働く体験ができる「仕事道場」、社会参加のきっかけになる「いいことし隊」などがあります。さらに、9人の専従スタッフのほかに、専門的に職業選択を援助するキャリアカウンセラーや臨床心理士を置いています。
 「サポステ」運営の責任者は「ひきこもりの状態にある人でも気軽に利用できるように、居場所づくりを大事にしています。また、就職できたとしても、一人で悩みを抱え込み、退職するケースも少なくないので、いつでも悩みを打ち明けられる場になるようにしています」と話しています。本人だけでなく保護者の相談にものってくれます。名前も名乗りたくない人のため匿名でも利用できるよう配慮しています。
《連絡先》(3882)4307(月曜~土曜11時~19時開所)

ひきこもり支援と居場所づくり
セーフティーネットあだち
  竹ノ塚のビルの一角にある「セーフティーネットあだち」。こちらはサポステにも出向けないひきこもりの若者を対象の「居場所」です。臨床心理士などの専門スタッフ3~4人が、本人や家族の相談を無料で受けます。訪問相談にも応じ、「学び直し」の支援やサポステにつないだりもしています。《連絡先》(5242)9634(平日11時~19時)

写真はこの「セーフティーネットあだち」の責任者の熱のこもった話とすばらしい取組みを聞いているところ。生活保護世帯の引きこもりの子どもたちを直接訪問し、相談に乗り、支援し、高校進学にまでつなげる、そんな取組みもすすめていました。

総合的な雇用・くらし支援も
 区役所内では、雇用・くらし総合相談窓口を昨年から常設で設置。予約制で、一対一で、仕事に就けずに生活が困窮する人(年齢制限なし)にその人にあった支援策を紹介しています。日本共産党の繰り返しの要求で昨年実現しました。
区役所内直通電話 (3880)5443で予約の上ご相談ください。


あだち産業センターにて、マッチングクリエイターの方々と懇談

2010年09月10日 | 雇用・産業経済
千住にある「あだち産業センター」、ご存じでしょうか?
区内産業を支援するための拠点であり、私たちも「墨田や大田区のような産業センターを」と要求し続けて実現、今にいたります。

先日、ここを訪ね、区内4000以上の中小零細企業を直接訪問し、相談にのっているマッチングクリエイターの方々と懇談をしました。
製造業を中心に地図を片手に飛び込み訪問を行い、様々な制度の紹介、相談に応じているマッチングクリエイターの方々、主に都の中小企業振興公社に勤務経験のある方や、自らが経営者で中小企業診断士の方、トリニトロンTVを作った方までいらっしゃいました。一日に歩く歩数は2万歩ではきかないそうです。

西新井栄町1から2丁目は平成20年6月下旬から8月上旬まで、六月・栗原1~2丁目は同10月上旬から11月上旬に、西新井本町・西新井栄町3丁目・興野は21年1月から3月まで、西新井・栗原3~4丁目は同4月から5月下旬までという具合に、昨年前半までに区内業者をひととおり訪問し、今は2巡目だそうです。

連絡をすれば、業者の方が「センター」に行かなくても、仕事場に来てくれます。

懇談の様子です。

やっぱり現場を見ている方々の言葉には、説得力があります。私たちと共通の認識であることもいくつもありました。

区民アンケートでは「区政に力を入れてもらいたいこと」で、いつも低順位にある「区内産業振興」分野。「足立区ではできることが限られている、何が出来るのか」と感じている方も多いのでしょう。
でも私たちが力を入れているのには訳があります。

区内業者は、企業であると同時に、区民・消費者です。殆どが夫婦でやっている零細業者です。
地域の経済を循環させる、地域経済の「地産地消」をはかる、このことが、地域を元気にし、足立区も豊かになれる道です。

それと同時に、区内業者は、消防団や町会自治会など、地域コミュニティの中心でもあります。

私たちは、足立区に合った施策展開を具体的に提案し続けています。


あだち産業センター1Fの様子。
誰でも立ち寄り、必要な情報を入手したり相談することが出来ます。


奥には個室の相談コーナーもあります。


同じく1Fには、区内企業の商品の紹介コーナーも。


こちらは、興野にある「手作りハム」の会社の商品紹介です。

  
このスペースは、自分で制作したものを、無料で置いてくれて、販売もしてくれます。

残念なのは、来所者が決して多くはないということ。企業側と消費者のニーズがもっともっと結びついたらと願わずにはいられません。

区役所内に「雇用・生活総合相談窓口」が設置されました

2010年06月10日 | 雇用・産業経済
日本共産党の長年の要求がついに実りました!

写真は、区役所南館3階就労支援課につくられた雇用・生活総合相談窓口です。

「雇用とくらしのワンストップサービス」は、長年の課題で、私たちも何回も実現を求めてきました。
6月1日、ついに区役所内に、その相談窓口が実現、スタートしました。

さっそく窓口相談を予約し、相談者とともに訪問しました。

この個室で相談を行うので、プライバシーも守れ、安心して相談できます。

相談者のAさんは、自称「ひきこもり」。良く話を聞いてみると、技術系の免許も持っているが、半年前を最後に仕事ができないとのこと。40才を超えて、問い合わせて面接をしても面接をしても、断られる。「どうも年齢できっているみたいだ。それなら最初から面接を拒否すればいいのに。そうすれば交通費もかからない。と思っていた」(Aさん)。
自分を否定されているような気持ち、毎日を送っていたんですね。
手持ち金は底をつき、同居している叔父さんの月10万にも満たない年金を頼りに生活(親は死亡)。

親もなく、仕事に就けず、叔父さんにお金を借りながら、食べ物を買って、生きていたとのこと。借りるたびに「おまえに金はやらない」などといわれながらも、その度にお金を借りて食べていたそうです。

その叔父さんの「生活できない」との相談から発覚しました。お宅に訪問すると、古い今にも倒れそうなの2階にAさんはいました。会ってみると、ちゃんと話しはできる。区役所にも来れる状態でした。

総合相談窓口では、ベテランの相談員が、ていねいに話を聞いてくれ、心を開いて相談ができました。たまたま、他の予約者がいなかったために、2時半~3:15分までの予約でしたが、5時近くまで、対応してくれたそうです。さっそく面接も決まりました。

私は、その応対に、窓口があるということに、できたことの意義に、本当に感動しました。
だって、Aさんの場合、福祉事務所も過去に行ったそうですが簡単にいなされ、断られて終わり。ハローワークでは、殺到する求職者の対応に追われて、相談やいろいろな支援策の選択肢の中から本人に見合うメニューを提供することも困難です。
仕事が決まっても、職場に行く交通費もない、そんな相談と支援メニューまでとことん寄り添ってくれる、こんな窓口があったから、総合窓口ができたから、本人の行動のきっかけになったんです。一人の区民の方の人生にとって、どれほど大きな出会いだったでしょうか。相談の翌日、街で会ったAさんは、部屋であったときとは違い、表情も見違えるほど明るくなり、輝いて見えました。

以下は、その総合相談窓口の案内です。
1,特徴
 就労に関する相談や就労に至るまでの生活をどうしたらいいかという相談など、相談者の状況に応じた適切な制度や窓口等のアドバイスを行う総合相談窓口。これまで、制度や施設が国・都・区、部署により管轄が分かれていて、それぞれの窓口に行っても、断片的にしか制度の利用や情報を得ることが出来なかったものを、総合的に案内できる窓口をめざします。
2,開設時間
月~金 午前10時~4時半
※事前予約が必要です。 電話03(3880)5443
3,場所 足立区役所 南館3階 産業経済部就労支援課
※個別相談室もあります
4,内容
 1回あたり45分程度で、雇用・生活に関する様々な問題の相談に応じる。相談は専門の職員が行い、常時、雇用や生活に関する制度の情報収集や、関係所管と連絡調整し、最新の情報を提供する。

町工場をまもれ!下請・中小企業懇談会での志位委員長や小池あきらさんの話は深かった!

2010年06月02日 | 雇用・産業経済
5月27日、大田区議団主催の「下請・中小企業懇談会」に参加。
目の前に志位委員長、小池さん。司会者が参議院議員・党政策委員長の小池あきらさんという豪華バージョンでした。

司会をする小池さん。

大田区の町工場は日本でも有名。でも中小零細業者が多いこと、人口構成など足立と類似点があり、足立でも「ものづくり」や町工場を元気にする、応援する提案の手がかりになればという想いで参加しました。


志位さんの話は深かったです。
都市型工業は地域文化の担い手、地域活動の中心、防災・コミュニティ・子ども育ち…最後の砦
かけがえのない役割。
しかし、大企業の調整弁になる。外国では通用しない「カンバン方式」。単価の切り下げ。フランスでは同じトヨタ工場でも絶対に許されないということ。必死に経営しているのに、不良債権扱いされる。
日本の経済を支えているのは、下請けであり、経済の根幹だということ。
そして下請け二法の崇高な理念。


また、会場に参加した、大田区工業会連合会会長さんなどの話しも印象深かったです。
町工場が中堅企業とスクラムを組んで仕事を受注する。
長い時間かけて築いてきた日本の優秀な技術が引き継がれないのは日本の損失。
ロウテクとハイテクが混在しているのが、9人以下の零細企業がその技術を持ち支えているのが特徴。
区内の2364の町工場(過半数)の訪問、懇談をした経験!

私も意欲がムクムクと沸いてきました。
足立の町工場や中小企業を支える足立にしたい。街が輝く足立区にしたい!創業支援もいいけれど、今ある工場を応援する足立区に!