かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

千五小統廃合「工事差し止め処分申請」中に、工事強行する区の姿勢は許せない!

2012年07月24日 | 教育・子ども
 足立区立千寿第五小学校(児童数237人)の保護者と周辺住民ら64人が10日、区や建築業者に学校の統廃合計画に基づく臨時校舎建築やプール解体工事の禁止を求める仮処分を、東京地裁に申し立てました。
 申立書によると、区は千寿第五小と約300メートル離れた五反野小(児童数422人)を来年4月に統合。五反野小の新校舎が完成する2015年4月まで、千寿第五小の校庭にあるプールを解体してプレハブの臨時校舎を増設し、両校児童が一緒に利用するといわれています。
 保護者側は千寿第五小の児童数は増加傾向で、少人数校を対象とした統廃合の必要がないと指摘。新校舎完成まで両校の児童約750人が国の基準を大きく下回る広さの校庭を利用することは教育環境として悪く、地域住民にとっては災害時の避難場所を失うことになると主張しています。

仮処分申請は、結果が出されるのも早く、早ければ今週にも認められるか却下されるかわかります。

それなのに!
せめてこの結果が出るまで、工事を止めて様子を見ることは、住民に奉仕する公務員の在り方として、人情としても当たり前ではないでしょうか?
しかし区教委は、仮処分申請後も、プールの解体工事を着々とすすめようとしています。

そこで先週、私は幹事長として地元議員の浅子議員と共に、教育長に緊急申し入れも行いました。
住民の意思を無視し、子どもが減るどころか増えている地域の統廃合をすすめる、その進め方も、区自らが示した手順に反して進める、「学校統廃合に反対する『開かれた学校づくり協議会』は認めない」とばかりに委嘱もしない、統合協議会が決定すべき「統廃合案」についても、統合協議会が発足できないからと、区が勝手に決定する…
どこからどう見ても、全国的に見ても、足立の統廃合の在り方は異常です

保守の方も含めみんなが「おかしい」と指摘している千五小の学校統廃合。私は、これからも皆さんの声を届けるため、かなえるため、力を尽くしたいと思います。


※解説ー区教委は21年7月に策定した足立区学校の適正規模・適正配置計画ガイドラインにもとづいて、学校統廃合を強引に強行しようとしていますが、人口が減ってもいない学校を無理やり統合することが問われています。 区民のみなさんのご意見・ご要望をお寄せ下さい。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
千五守ろう (匿名)
2012-07-25 10:16:49
お忙しい中、教育長への申し入れありがとうございました。
プール解体工事も子供の安全を考えて、
夏休みに入ってからお願いします。との申し入れでさえ拒否され強引に工事が進んでいます。
跡地も民間に売却が決まっているとも聞きます。付近住民は災害時、避難場所さえ無い状況です。
皆さんの力が必要です。
宜しくお願いします。
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何故? (まるも)
2012-07-26 12:50:11
はじめまして。第一子である我が子を千五小へ入学させたい母親です。

なぜ電車通学をしてまでも選ばれている小学校を無くしてしまうのでしょうか?入学志望は年々増加傾向、人気校。学校公開でもその魅力を肌で感じた保護者が周囲では少なくありません。統合させなきゃならない理由が見当たらないのですけど…。
だから、他の区へ越境させてしまう人が多くなってきているのだと思います。だって良い学校が無くなってしまうんですもの。
こうやって質の低下が進み、足立区の評判が払拭されずにいるんですね。残念。
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