かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

大谷田幼保園と保育ママさんをたずねて

2010年08月29日 | 国政
保育のしくみを大きく変えようと言う動きがあります。

●基準を緩和しナショナルミニマムが崩壊
●直接契約制度、2階建ての制度になり、直接契約の方向性へ。お金がありいい保育園を探せる親はいいが、保育もお金次第のような。

区では、私の質問に対しても区はくり返し「待機児の多い現状では、直接契約は導入できない」とはっきり答弁。
しかし、基準の緩和については、ずるずると、そして先陣をきって進めてしまいそうで、「待機児解消」の名の下に、「ただ子どもをどこかに詰め込めばいい」的な発想が見え隠れします。

私達は、本来認可保育園を作るべき。それと同時に待機児童解消の緊急策として、保育ママさんをふやすことや認証保育所などの策も否定しない。でもこれが主方向ではない、と考えています。

そんな中「幼保一元化」の足立モデルとして、早くからスタートした大谷田子ども園をたずねてきました。
ちなみに今のままでは「子ども園」の基準にはあわない施設でもあります。


廊下の展示物


給食室。全員が給食を食べます。


お昼寝風景。
保育士をしていた私には懐かしい光景です。


広い園庭とテラス。テラスのよしずなどは、全て地域の方の協力でつくってもらったそうです。


大谷田幼保園は、中川東小学校と隣接している環境的にも恵まれたところでした。小学校の策を取っ払い、自由に通行できるように。そしてすぐ前の空き教室を利用して子育てサロン、一時保育など子育て支援事業が行われています。利用者が大変多く、当日も「お休み」なのを知らずにたずねた若い親子連れが。


こちらも保育園児が中川小学校へ出入りできるようにした通路。子どもたちが「冒険の道」と名づけたそうです。

他にも沢山実態ややり方を聞かせていただきました。

行ってみて感じたのは、大切なのは、環境と人員・マンパワーだということ。
環境が整い、豊かな保育集団の存在が大きいということを一番感じてきました。



つづいて同じ地域の保育ママさんの保育室を突然訪問してきました。
突然にもかかわらず、快く受け入れてくれました。
保育室で、一人の保育ママさんが3人まで0歳児を保育する、これは大変なことですよね。
そんな中でも精一杯がんばっている様子も伺えました。


都庁見学ツアーに行ってきましたPART2

2010年08月28日 | 日本共産党・後援会
昨日の続きです。
さて、長い渡り廊下を渡って…

たどり着いたのは災害対策本部室

普段は絶対に入れない、都知事が緊急時に指示をしたり指示を受ける場でもあります。



画面には区市町村から入った情報が瞬時にデータ化され、被害情報、あと例えば「乾パンなど備蓄状況」が、一望できるパネルが全面に大写しになっていました。



これはスライドで見た、東京都下の「満潮面以下」「満潮時3メートル以下」の地域です。満潮面以下というのは、地下水のくみ上げなどで地盤が沈下し、水位よりも低い地域=水が出れば乾燥しないとひかない地域 だそうです。
足立区の半分は「満潮面以下」、残りも全て「3メートル以下」です。



東京都の市街地の状況概括。東京は「災害に弱い街」「阪神淡路大震災規模の地震がおきれば、さらに甚大な被害が」との説明でした。



おみやげにこんなクリアーファイルや資料をいただき


都庁展望台へ
ちなみに私は、都庁へは交渉や仕事で何回も行っていますが、展望台に上がったのは生まれて初めてでした。料金は無料で、たくさんの人、観光客がいましたよ。外国人も多かったですね。



遙か遠くに見えるスカイツリー。伸びていますね。



この怪しいモスラのたまごか、イモムシかというビル。
東京モード学園のビルだそうです。参加者から「東京モード学園なら納得」の声。



六本木ヒルズと、その陰に隠れるように見える、鉄塔のようなものがなんと、東京タワーです。
「高い建物がふえて小さく見えるね」が共通した感想でしたよ。



これは明治神宮。神宮の森といわれるのもよく分かります。奥にはコンサートやイベントがよく行われる、代々木国立体育館も。



こちらは新宿御苑



手前のエンパイヤステートビルのような建物は、NTTの建物です。やっぱりお金あるんですね。
その右隣奥には、サッカーの聖地、国立霞ヶ丘競技場。今は、アーティストのライブも行われ、先日は「嵐」のライブがありました。


一階に下りて、都民広場にもどると

今日は年に一度の「薪能」の日で、無料で見れる日だそうで、夜に行う薪能の整理券も配っていました。
薪能は、その雰囲気がとてもいいので、一度見てみたいものですが、あとの仕事があるので無理でした。
参加者の中には「残って見ていく」という人もいましたよ。



そのせいか、様々なイベントも行われ、この時は、アジアの舞踊が披露されていました、大道芸人もいましたよ。



最後に大島さんを囲んで全員で記念撮影。冒頭の写真がそれです。
このあと、お茶を飲んで休みたい人が大半。私は急いで次の仕事に向かいました。

いかがでしたか?
いろいろと新しい発見もあって、大人の遠足は楽しいですよ。

9月にもすでにUP したように、「区役所見学ツアー」「党本部見学ツアー」がありますから、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。














大人の遠足。都庁見学ツアーに行ってきましたPART1

2010年08月27日 | 日本共産党・後援会
ギラギラと太陽が照り刺す猛暑日の26日、興野のちいきのみなさんといっしょに都庁見学ツアーに行ってきました。誰でも参加できます、とお知らせしたので、全くの初対面の方もいました。
大島都議といっしょのため、普段入れない所にも入れました。


まず都民広場でみんなで記念写真!

議会棟1Fレストランで食事。私は、「冷しゃぶの定食」600円。値段はそう安くはないけれど、「ご飯も含め一つ一つが味がよくって美味しかった」との感想が、あちこちから。

続いて大島都議との待ち合わせ時間まで、議会PRコーナーで自由見学


こんな怪しげな「都議会を知るクイズコーナー」もありました。南の国の子どもが「東京に行きたい!」王様が「じゃあクイズに答えられれば行かせてやろう」とクイズが始まり、全問正解すると、鳥にのって都庁に来る というもの。


都議会史のコーナー。美濃部革新都政時代には、生活に密着した特別委員会がたくさんあったんですね。


続いて大島都議と合流。
会議室に入りスライドを中心に都議会の説明を聞いてから見学スタート!


先ほどのPRコーナーも解説付で。

 
これは北京やソウルなど各国の友好自治体から贈り物の展示コーナー。日本からは「江戸切り子」「木目込み人形」などその時にあわせて持って行くものを決めているそうです


都議会の議案成立までの流れの説明。
規模は違っても手順は足立区議会と同じでした。


都民広場からは豪華知事室がよく見えます!その下の丸いのは東京都のマーク(いちょうの葉をあしらっているそうです


続いて入ったのが予算委員会室。一番大きな委員会室。年に1回予算審議の時に使用とのこと。
ちなみに足立では、予算委員会室は「特別会議室」という常時使用する会議室でやっています。
予算委員は、それぞれの議員団の4分の一の人がなるようです。少ないですね。



本会議場を見上げて撮るとこんな感じ。この丸は、さっきの都知事の丸と同じ高さにあって、地方議会の「2元代表制」を象徴しているそうですよ。

本会議の議長席で大島都議と。
第一党にならないと、この席に座ることは事実上できません。


今度は長い渡り廊下を歩いて第一本庁舎へ。100メートルもあるそうです。
「運動会が出来ちゃうね」「100メートル走ができるよ」と口々に

今日はここまで。続きはまた明日、UPしますね。






本庁舎前横断歩道9月下旬~10月には供用開始

2010年08月26日 | 住まい・まちづくり
「区役所前の歩道橋には苦労しました」
区民アンケートでも繰り返し声が寄せられていました。

バス停を降りて、歩道橋をわたらないと、区役所にいけないからです。

繰り返し本会議質問でも実現を求め、ついに実現します!
以前お知らせしたよりも、工事開始が少し遅れます。

9月上旬 横断歩道設置のための街築工事(東京国道事務所)
9月中旬信号機設置および移設工事(警視庁)
9月下旬~10月上旬 横断歩道供用開始


ということで、ロータリー前、日光街道の北寄りに横断歩道がもうすぐできます!

委員会では
「音声付信号で視力障害者にもやさしい信号を」
「歩行者信号時間が短すぎて高齢者が渡りきれない なんてことのないように」と質問。要求。
区も「そういう方向で警視庁と相談していく」旨の答弁でした。

この歩道橋の下あたりが横断歩道になります。

栗原小学校の統廃合。事実上の凍結宣言!

2010年08月25日 | 教育・子ども
19日の文教委員会で、区教委は、栗原小学校の統廃合について、事実上の凍結宣言を行いました。

 現在、区は本木東小学校、千住第五小、栗原小の3校の統廃合を順次すすめようとしています。

 本木東小については、保護者や地域の運動の中で「統廃合計画案」の「案」をはずせない時期が続いていましたが、本木東小の単独廃校という形で本木小に吸収し、校歌と校章のみを新しくするやり方で、強行しようとしています。4000名にのぼる署名を無視し、子どもを置き去りにするやり方に強い批判がよせられています。

 栗原小については、今まで「西新井の開発地域で、子どもが増えすぎて入り切らなくなる」から、亀田小を建替えて統廃合をする」という、理由にならない理由で統廃合計画案を出していました。
 しかし、今文教委員会で、私(ぬかが和子)の質問に答えて、「子どもが増えている間は統廃合は行わない。その後も慎重に検討する」と答弁。事実上の凍結宣言を行いました。

 本木東小の保護者や地域のねばり強い運動が、統廃合計画全体に一石を投じた結果ともいえます。

 今、国では30~35人学級の少人数学級を検討しています。そうなれば、統廃合どころか教室が足りなくなる学校が目白押しになります。学校の配置計画全体の見直しが求められているのではないでしょうか。

全都の地方議員と交流・研究を行って感じたこと

2010年08月24日 | ワークショップ
この3日間、全都の地方議員の交流・研究集会が行われました。

沢山のことを学び、明日へのヒントもたくさんもらってきました。

写真は、狛江の矢野市長の講演。
狛江市は、全国3番目に小さい面積
一般会計予算が230億円でちょうど足立の10分の位置の規模です。 市民税63億、固定資産税39億円の典型的なベッドタウン。
同じ東京都内にありながら、23区とは違い、三位一体の改革によって地方交付税が削られ、全国の都市と同様に財政難に陥っています。23区は大企業や繁華街があり。9000億都区財調財源があり、足立区はここから毎年1000億円近くもらっています。多摩地域は特別区と違った財政状況におかれているのです。


矢野市長は、吉田前区長とほぼ同じ時期に誕生した、全都で初めての共産党員市長。今4期目です。62市区町村中5番目に長い市長。
2期目は、99年市議選で、共産党の議員数が4→6になり不信任されない数になった中、市長選圧勝。
3期目。民主党都議を市長候補に。136票差で退けた
4期目。一本化しても勝てなかった他党陣営。

考えさせられることが沢山

一致点づくりを市民の中で、多数派形成
「共産党だからダメ」=市民の運動を分断する、要求を妨げるもの。
市民を大事にする、要求を聞くだけではなく、まちづくりのパートナーが市民。
「あれをやる」「これをやるから」だから支持を。というやり方はしない。街づくりへの責任を果たす、ともにがんばろうといってきた。

三位一体の改革により、交付税8億円減。行革は、やるかやらないかではなく、やらなければならない、どうやるか。どのような視点で行革に立ち向かっていくのかが大事

狛江の行革を通じて、市民への信頼。
8億減で財調基金と道路の凍結。翌年は11億不足。「緊急行動計画」①国の責任と市長の責任を明確に②市民の理解ろ協力-市民と行政がひとつになって乗り越えていく。年5000人の市民と直接対話。行革をしながらも、弱者を守る視点を貫く、この視点が大切だと痛感。

例えば、ごみの有料化=審議会答申。市民意識はちょうど真っ二つ。2年間議論。2000人を超える市民説明会。有料化後1億以上財源に。ボランティア清掃、低所得者や赤ちゃん紙おむつの減免策、、EVない場合は玄関前の回収。19%ごみ減もなしとげたそうです。別に足立で「有料化」をというのではなく、どういう視点で改革をするのか、守るべきものは何かなどの点で重要だと思いました。

予算の優先順位を明確にし、守るべきものを見極めていく中。
●子育て一番の街をめざして。公立保育園の維持。地域の拠点として必要と守り。
小学校区に公立学童保育50名。正規職員。別棟。50名を超える場合は、放課後クラブ。
●学校図書館 職員配置  ネットワークづくり どこの施設でも借りられる。週2回、回るシステム。子どもたちの読書量も2倍、3倍に。

地方自治体は限りなく住民自治の方向へいくべき。仮に正しい政策であっても、やってあげる、押し付けるのは駄目。主権者として力をつける。それで初めて住民が主人公。住民が自分の将来を決めていく。

市民参加と協働=協創、情報公開=情報共有

党規約でも地方自治について記述。地域を自らの頭で考え、創る。地域をどう変えていくのかが大事だと思いました。

例えば、指定管理者制度導入も「カタチ」は同じでも、中身が違っていました。どういう理念で、パイプを持ちながらサービス向上の角度で運営するかが貫かれていました。児童館=社会福祉法人。公民館=市民運営委員会。企業は入れない。しかし体育館=体協運営できなくて、共同事業体。5年間。 市民のサービスは落とさない、行政との話し合いの場を大切。でも企業は入れない、営利を目的とするから。といった具合に。

そして何よりも感じたのは、共産党は「上位下達」の党ではないと言うこと。特に地方政治においては、自分たちで考え、多くの声をもとに態度・提案、判断を決めていくという、当たり前のこと。それを矢野市長が「どんなときも考えることをやめてはダメ」と語っていたのが印象的でした。


帰りにこんな店で「地獄うどん」という熱々の釜揚げうどんを食べてきました。なんだか「ウシ」が話題になっていました。



話題の焼き弁

2010年08月21日 | Weblog
話題の「焼き弁」。ご存じですか?

焼肉弁当でも、弁当を焼いたものでもありません。
北海道限定の「焼きそば弁当」のことなんです。

先日TVで特集していたと思ったら、さとう純子議員が、実家(北海道)からのおみやげとして持ってきてくれて、生まれて初めて食べることが出来ました!

「通常のカップ焼きそばと変わりない」と写真で感じる方も多いのでは?
いえいえ。ほとんど同じですが、大きな違いがあるんです。

スープが付いている!(粉末で)
カップ焼きそばのお湯を「湯切り」で捨てるのではなく、カップに、入れて粉末スープと合わせて「スープ」を完成させるのです。こくがあって美味しかったですよ。

最近は、健康のためにも2食分(昼と夜)、お弁当や食糧を持参して、仕事の合間に区役所などで食べることが多かった毎日。

その意味でも助かりました。
貴重な夕食となりました。

「熱中症死への対応」と「111才高齢者ミイラ事件の教訓から」 区に緊急申し入れ

2010年08月20日 | 区政情報
23区だけで熱中症の死者が100人を超えた!
衝撃的なニュースでした。しかも今回の特徴は、室内でも死者が出ていること。

どこへ行っても話題の中心は「異常な暑さ」のこと。

区議団でも
「気候が変わったよね。もともと北海道は亜寒帯、東京は温帯って位置付いているけど、今は、北海道が温帯、東京は亜熱帯だよ」
「春と秋の過ごしやすい季節がなくなったね。ずっと寒い日が続いて、そのあと猛烈な暑さ。四季がなくなってきている」(ぬかが)
「ゲリラ豪雨なんて、要はスコールだもんね」
「クーラーが壊れた地域の人が、水風呂に入って体を冷やしてやりすごしていた。水風呂は理論的にも一番効果があると思うけど」(針谷さん)
「でもそれって若い人でしょ。年取っていたら心臓が心配で水風呂なんて入れない」(橋本さん)
と。

そんな中、区議団として緊急申し入れを行いました。
内容は
1,熱中症対策
2,高齢者の所在不明問題です


写真は申入書を手渡している所です。

申し入れ内容です                                            

2010年8月19日
足 立 区 長 近藤やよい様
足立区福祉部長 有賀 純三様
                            日本共産党足立区議団
緊急要望書
 日頃区政の進展と福祉行政について尽力くださり敬意を表します。本日は最近の気候及び社会状況の中で、急を要する問題について、お伝えしながら善処・対応を要請するものです。よろしくお願いいたします。
                     記
1、 熱中症対策について
猛暑が続き熱中症での死者が23区で100人をこえました。対策の強化が必要と考え要望します。
① 自治体が単身高齢者などの訪問を行い、必要な措置を講じる
② 低所得者世帯に電力料金の減免やクーラー設置へ助成措置など国や自治体が公的支援を行なう
③ 生活保護世帯について
ア、 クーラーの設置が認められるよう国に求めること。
イ、 クーラーがあるが修理が必要な世帯について、せめて、修理費用について区として手当てすること
屋内での熱中症死が多い現状から早急に検討してください。

2、 高齢者の所在不明問題について
この問題の特徴は家族と住んでいるという形になっているところに発生していることがあり、家族の絆が希薄になっているとの指摘があります。確かにその側面はあると思われますが、より根本的には家族を含め高齢者の社会的「孤立」が深刻化している状況があると考えます。また、背景に社会保障の貧困が横たわっていることは否定できません。
この問題の発端となった足立区ではすでに対策をとりはじめておられると思いますが、私共の視点からいくつか強調したいと思います。
① 行政の責任として可能な方法で所在の確認を徹底すること。
② 安否確認など行政による見守り支援体制を強化すること。地域の人々がおこなう高齢者に声をかけ支えあう取り組みなどに行政が支援すること。
③ 高齢者の孤立の根底にある社会保障の後退、生活困難の拡大を視野に入れ、区政全般で改善する方向性を持つこと。
                                     以上

「アリオ渋滞解消を!」警視庁から回答

2010年08月19日 | 国政
アリオ西新井のパーキング渋滞。

パーキングの中はガラガラなのに、周辺道路は大渋滞。時には尾竹橋通りは伊興の方まで混雑、環七も渋滞に。


ある日曜日の夕方。この日は、尾竹橋通りはガラガラなのに、アリオへの進入路である左側車線だけが渋滞です。


この原因は
西新井さかえ公園前の信号機が稼働したことにあります。
唯一の進入路のさかえ公園前交差点が、青信号でも歩行者にさえぎられて、車が左折できず、そのために尾竹橋通りまで渋滞してしまうのです。「週末の14~18時の間、特に渋滞が著しい」との強い声がひきつづき寄せられています。

私は、議会でも質問。地域のみなさんと直接東京都庁にも出向き、大島よしえ都議とともに改善を要望してきました。
スクランブル交差点にするなどして、歩行者と自動車を分離すれば、スムーズに通行できるのです。

当初、警察は区に「一時的(土日のみ)の渋滞では、スクランブル交差点にはできない」などと機械的な回答を寄せたと言いますが、今回、新たに回答をいただきました。

それは
警視庁では、「6月10日に西新井さかえ公園前の信号機の調整を行い、当初一回の青信号で7台しか左折できなかったものを改善した」「様子を見て、必要であれば歩車分離信号も検討する」とのことでした。

実現にむけて、改善にむけて 光がさしてきました。
区に対しても「実態をつかみさらに要望を強めること」を求めました。
改善するまで、がんばります。

旧塩原林間学園の広大な土地と建物4588万円で売却!

2010年08月18日 | 教育・子ども
子どもたちの貴重な体験施設、塩原林間学園。

野外キャンプや飯ごうすいさんもできる、芝のサッカーグランドもそろっている広大な土地と施設でした。

これを区は廃止したのは、今から6年前。

私たちは「区民の貴重な財産、地域のサークル活動や区民が利用できるよう、有効活用を!」といってきましたが、区は売却をはかろうとしてきました。

15億円かけて用地購入、作った施設を、

最初の最低売却価格は2億円 これで買い手がつかず
次の最低売却価格は8000万円台 これでも買い手つかず
今回は4000万円台に引き下げて

4588万円で売却が決まりました。バナナの叩き売りじゃあるまいし。

購入するのは「学校法人 国際医療福祉大学」という現地の大学です。

どんな施設をこの値段で売却するか、ご紹介したいと思います。


食堂室。木でつくられたこのテーブルや椅子、一脚でも相当な値段がするような、いいモノでした。これも全部おまけのようについています。


広い廊下


お風呂も大理石?広くてきれいなおふろです


宿泊室。同じ宿泊室が無数にあります。


その宿泊室から外を見ると、広大な敷地が見えます。

 
はるか遠くには芝のサッカーグランドも見えます。これらもすべて4000万円台の中に入っています。


講堂もかなり豪華なつくりです

ミニ舞台も付いています


こちらは、広い体育館。床もピカピカ。区内の学校体育館よりもかなり立派なものです。

こちらにもミニ舞台が

いかがでしたか?
これが4588万円。全部込みで4588万円!

一方で区では相変わらず区内の土地を「必要だ」と購入。
区内の地主の相続税対策で生じた土地を2年間で8億円かけて、先行取得。区内にあった工事事務所や職員研修所を区役所内に持ってきて「手狭になった」からと、区役所前のつぶれたコンビニの土地まで購入しようというのです!

区議会では、民主党も与党。自民党と公明党と、最終的には同じ態度で、この塩原問題に「異議」を唱えたのは、私たち共産党だけでした。
区民の感覚とかけ離れていませんか?

区役所公務員の天下り?

2010年08月17日 | 区政情報
「区職員の天下りをなくして下さい」「足立区でも天下りはあるのですか?」

……区民アンケートで多かった自由意見です。

足立区役所職員については、「天下り」的な再就職は、以前に議会で党派超え協力してがんばって、根絶されています。

一般職員であっても、幹部職員であっても基本的に民間企業と同じ。60歳の定年で退職し、仕事を続けたい場合、その後は「再任用」という形で、現役時代の半分以下の給料で働きます。区には「公社」というものもありますが、「わずか数年勤めて退職金を受け取る」という仕組みがないだけでなく、退職金は一切存在しません。

ですから、どうか定年を超えた区の職員が働いているのを見たら、温かい目で見てあげてください。
経験を生かして「再任用」で働いても、受け取る報酬はわずかでがんばっていますから。


って、ここまで書いて、気がつきました!
ごく一部ですがありました!退職金の存在する部署が。
・・・それは、区長・副区長などの区の三役です。副区長は、通常行政マンが就くことが多いのですが、いったん公務員を退職し「副区長」の職に就くんですね。そして退職金を受け取るんですよね。

「税のムダをなくしたい」その思いでまたがんばっていきたいと思います。

アメリカの福祉改革の悲劇に学べ

2010年08月16日 | Weblog
暑い夏、みなさんはどうお過ごしですか?
私は、いろいろと学ぶ機会の多い夏でした。

その中で、今日は「アメリカの福祉改革の悲劇に学べ」という本をご紹介。

日本でも「生活保護に5年の期限を」と声高に叫ぶ人がいますが
アメリカではすでに「福祉改革」と称して、1996年に、公的扶助を受けられるのは生涯で5年間という改悪がされ、どうなったかをアメリカの大学助教授や当事者を交えての報告です。

衝撃でした。
もともと、アメリカは最も富める国であり、最も貧富の格差の激しい国。公的な医療保険のない唯一の先進国。
「自己責任・自立自助」の行き着く姿がここにあることは、映画「シッコ」などを通じて知っていましたが…。

96年の「福祉改革」ここまでひどい状態になっていようとは

ついにアメリカの子どもの貧困率は、ダントツの世界一。それも第2位よりも50%も貧困率が高くなってしまった。
膨大な母子家庭が、究極の貧困状況に。「かろうじて生きている」姿。死ぬのも自由、生きる自由はない社会。

貧困家庭に生まれた子どもがはい上がる手だてもない。

やっぱり欧州型の相互扶助型の資本主義でありたい、そのためにもムダをはぶき、大企業を民主的に規制する、人間らしい働き方を実現する、当たり前の社会めざして力をつくしたいと心に誓う機会となった本でした。

息子は受験生

2010年08月15日 | ひとりごと
議員になってから出産した息子。その息子は、もう高校3年生で、受験生の夏を過ごしています。

無我夢中で走ってきたので、あっという間に感じます。
息子にしてみれば、生まれた時から「おかあさんの仕事は区議会議員」状態で、愛情だけはかけてきたつもりですが、「忙しくて仕事優先で家にいないのがお母さん」という18年間。それが当たり前になっていた18年間でした。

その割には、大きな事件も起こさずに、友達も多く、性格のいいヤツに育ってくれたと。



写真は自室で、勉強しているところ。暑いからこんな姿で。

私は「やりたいことが見つけられれば、どんな進路でもいい」「大学だって、偏差値や名前ではなく、何処にはいるかよりどう学ぶかだよ」と言っているのですが、本人は本人なりに目標を持っているようです。

塾の夏期講習費用もものすごく、「ちょっとした海外旅行だったら何回出来る?」っていうくらいの費用です。それでも、本人が「行きたい」というもの、一生に一度くらい勉強漬けの時期があってもいいかと。

その塾は、中学の時からの付き合いで、個人指導が売りの塾です。一コマ90分で、多い日は6~7コマあるんですよ。大学の講義より過密!

まあ今までは、部活(サッカー)に夢中でサボりにサボっていたから、本人も「この夏に挽回しないと未来が開けない」と思っているみたいです。

そのサッカーで鍛え上げたおかげで、見事な細マッチョの息子親とは大違いです。(写真ではよく分からないかも知れませんが)
息子のスポーツ担当の夫がよく「せっかく着いた筋肉が落ちるのはもったいない。筋力は落とさないようトレーニングを」と言っています。
本人も、「安いジムを見つけた」とジムに通っているというから
ぬ「えっ!だってジムはどこも高いし、高校生でどうなの?どこのジム?」

なんと、足立区総合スポーツセンターにあるジムでした。確かに公共のジムなら安い!ここは、MIZUNOスポーツが指定管理者となって運営をしています。以前に東京ウォーカーで、公共のジム特集でも第2位に輝いた施設が整っています。

ぬ「私も通いたい」と思いながらも、ちょっとしたウォーキングの時間すら取れない、分単位秒単位で仕事に追われている、「妖怪いそがし」にとりつかれているかのような現実と願望は別のものとあきらめ。

その息子と今日は意外な所で会いました。
なんと美容院!
西新井の駅前、パサージオに進出した地元の区内事業者のお店で、でもオーガニックにこだわったいいお店なんですけど。
3年前位から、息子も偶然友達から聞いてそこに通い出していましたが、同じ時間に会ったのは、今日が初めて。斜め前にいて、お互いにニヤニヤしてしまいました。

息子は、ソフトモヒカンというショートカットのため、毎月行きたがるんです。私は伸びてからだから2ヶ月に一回くらい。
今朝も「えっ!短いのに、これ以上短くするの!?」という会話をしましたが、まさか時間まで同じなんて。
美容師の方も「おしゃれなんですね」と。

まあ髪の毛を切ることで気分転換になればと思っていますけど。

東武が回答「西新井駅の点字ブロック張り替え」/視力障害者と懇談して

2010年08月14日 | 街の情報
東武が回答
西新井駅西口の点字ブロック「今年度中にはりかえます」


以前にこのブログでお知らせしたように、西新井駅西口の点字ブロックが老朽化・破損し、大変危険な状態でした。


ひどい状態ですよね。
視力障害者にとって危険なだけでなく、私の目の前で通勤客がつまずくことも目にしました。

私、ぬかが和子は大島都議や地域の方々とともに、6月に東武本社に改善の申し入れをし、

7月になって、東武本社から「今年度後期(10月~3月)に全面はりかえをします」と回答がありました。

区が「昨年来、東武に働きかけているが、なかなか改善してもらえない」という中、直談判して改善が決まりました。

実は今、いろいろな団体の方々と懇談会を行っています。
視力障害者の方々と懇談して、新たな発見、いろいろなことを教えていただきました。


普段私たちが当たり前のように通行している道路や信号、街のあちこちにバリアが…。

例えば西新井駅東口


点字ブロックが不必要に鋭角に
「作るときに、端にまわるように誘導したのかも知れないけど、いまは、真ん中に点字ブロックがあるんですよ」と視力障害者協会の役員の方

いわれて調査してみてびっくり!

この写真にある、右に曲がって誘導させる方向の先には


点字ブロックがこの、案内掲示板の前で途切れていましたが、案内掲示板は「音声案内」も「点字」もありません。これでは、全く意味がないのです。

他にも

環七西新井陸橋東側の信号機。
ギャラクシティに行くために多くの方々が利用している信号機です。
この先のギャラクシティの施設内には、音声案内があります。
でも
そこに至る歩道が、音声案内がなければ、行きつくことができない!

こんな問題点を現地調査して、区に要望書として届けました。少しでも改善をするために。

他にも改めて知ったことが

例えば歩道の段差です。
ベビーカーや車いすの方にとっては、歩道の段差はない方がいいですし、私もよく「段差解消」と言っていました。
でも
視力障害者の方にとっては、全く段差がないと、歩車道の区別がつかなくて、車道に飛び出してしまう、危険だということ。
車いす、視力の障害を持つ方々が話し合って、今では「2センチ」の段差なら、お互いにとって許容範囲。
 ということで、歩道の段差は2センチにされているそうです。

いろいろと難しいですね。

でも、みんなが街に出られる、バリアをなくす、そのためには知恵をしぼって力を合わせて行かなくては…と感じています。


今日は私の誕生日

2010年08月13日 | ひとりごと
今日、8月13日は、私の●回目の誕生日。(って、年齢を隠しているわけではないから、すぐわかってしまいますが)

わが家では、数年前まで、同居する父・母・妹・夫・息子・そして私と、毎年6回の誕生日のお祝いをおこなっていました。

「誕生日を祝う年齢?」っていう声が聞こえてきそうですが…

一年に一度、その人がこの世に生を受けて、今ここに生きていることをお祝いし合う、そんな意味で、70を過ぎた両親のお祝いもしていたんですよね。プレゼント交換もして。一年に一度、みんなが主役になれる日として。

そんな誕生日ですが、息子の高校受験の頃から、私も幹事長になって、なんだかとんでもなく多忙になって、日程が合わなくなって、最近はお祝いは出来なくなりました。

でも
今日は私の誕生日。
自分で、今生きていること、家族に恵まれて支えられて、人の役に立つ仕事を続けられること、そんな幸せをかみしめ、感謝する一日と、心で自分でお祝いを。

足立区の自殺者は23区でも最大。
自分を否定し、自ら命を絶つ。本当に切ないです。
足立の自殺者は、高齢者や働き盛り世代が多いそうです。経済状況や生活苦、支える人の不存在。
少しでもこの状況を変えていきたい。
人にやさしい社会であって欲しい。
そのために私も頑張る。

そんなことを考えていた一日でした。