かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

被爆者の手紙

2013年08月08日 | 平和
今晩NHKで深夜12時10分から90分間、「ヒバクシャからの手紙」という番組を報道。足立の被爆者の方も登場すると、さっき被爆者の方から教えていただきました。ぜひ見て下さい。

「北朝鮮の核実験に抗議する決議」区議会全員一致で議決!

2013年02月21日 | 平和

 本日(2月21日)、足立区議会本会議初日に「北朝鮮の核実験に抗議する決議」を、区議会議員全員が賛成をして議決しました。
 決議文は以下のとおりです。

北朝鮮の核実験に抗議する決議

 2月12日、北朝鮮は3回目の地下核実験を強行した。
 これは、本年1月22日に全会一致で採択された国連安保理決議第2087号をはじめとする一連の決議に明確に違反し、自ら合意した六者会合共同声明にも背くものである。今回の実験強行は、同国がどのような理屈を持ち出そうとも決して正当化できるものではない。
 平和と安全の都市宣言を行なっている足立区として、国際社会で高まる核廃絶の声に真っ向から対立する暴挙は、断じて容認できるものでなく、厳しく糾弾するものである。
 よって足立区議会は、北朝鮮の核実験に対し厳重に抗議し、六者会合へ早期・無条件に復帰し、全ての核兵器及び核計画の放棄を強く求めるものである。
 以上、決議する。
  平成25年2月21日              
                   足 立 区 議 会


日本共産党区議団は、単独でも提案しようとしていましたが、全会派の代表(議会運営委員)の共同提案で議決することになりました。私も提案者になりました。

平和事業で前進!-本会議代表質問より-

2012年09月28日 | 平和
平和事業で前進!-本会議代表質問より-
 21日から区議会が始まり、日本共産党の代表質問に応え、平和事業の分野で前進をしました。

今年の夏は「平和と安全の都市宣言10周年」ということで、被爆者の方々が庁舎1Fアトリウムで行う「原爆展」とリンクして、区も様々な展示を実施。区自らが核兵器廃絶の署名に初めて取り組みました。毎年充実を呼びかけてきた私たちも願いがかなって嬉しい取り組みでした。



区も原爆パネルを展示。被爆者の方々も「立派な展示がされていてうれしかった」と。

 
署名を呼び掛けるコーナーと署名用紙。
私の知る限り、区が「核廃絶」の署名を呼び掛けたのは初めてです!

 
足立区議会で行った「核廃絶を求める決議」と、足立区が参加している「平和市長会議」の取り組み紹介のパネルも。

このことを踏まえて、代表質問では、以下のような質問をしました(要約)

平和事業は周年記念ではなく毎年継続を!
●質問=区は「平和と安全の都市宣言」10周年を記念した区主催のパネル展や講演会を開催し、2020年までの核兵器廃絶をめざした「核兵器禁止条約の早期実現を求める署名」も区民に呼びかけた。区主催の平和事業は周年事業にとどまらず、毎年開催してはどうか。

○答弁=来年度も、8月に被爆者団体が開催する平和関連の展示会と時期を合わせ、区主催のパネル展示を継続して開催する。

平和市長会議総会に参加を!
●質問=来年広島で開催される「平和市長会議総会」に参加して核兵器廃絶の意思を強く示すべき

○答弁=区長又は副区長が参加して、核兵器廃絶をめざす他の自治体と連携し、活動していく。

原水爆禁止世界大会の報告集会

2012年09月16日 | 平和


今日は原水爆禁止世界大会の報告集会です。
毎年毎年 草の根からの平和活動を続けて、地域から世界大会に代表を送り出してきました。今日の主催は足立中部原水協です

中部原水協は、西新井周辺の立場を越えた方々が参加。私も毎回平和の取り組みに参加しています。


会場には原爆の写真も展示。


私も足立の平和の取り組みをご報告しました。
続いて祖父江元希さんのごあいさつ。地域の代表の方が作成した動画付で大会の様子の報告も 受けました。


そして恒例の すいとん です

女性陣が朝から奮闘してつくってくれた具沢山のすいとんです。お肉、大根、人参、しいたけ、里芋、ネギ、油揚げ、ナルト等々。「昔のすいとんは、こんなに美味しくなかった」と会話をしながら、和気あいあい、美味しくいただきました



続いて戦争体験の朗読。地域の方が自らの体験を語ってくれました。

そして青年劇場の俳優さんによる朗読。
迫力満点でした!

最後に代表の横川さんのごあいさつ。

充実したひとときでした。





東京でも足立でも声のうねりー脱原発国会大包囲と足立平和大行進

2012年07月29日 | 平和

 原発再稼働を進める政府や黙認する政治に抗議するため、「7.29脱原発 国会大包囲」行動が行われました!炎天下の日比谷公園から始まり、夕方からは東京電力本社、経済産業省、そして国会議事堂へ。灯をともしたろうそくやペンライトが国会を取り囲み「原発要らない」「再稼働反対」の声が地鳴りのように響きました。

足立でも平和の声がとどろきました。2日前の27日、平和大行進が行われました。
竹の塚第五公園にて


和太鼓から始まり


平和のうたごえ


地域からもたくさんの方が参加しました。


被爆者の方も連帯のあいさつ


若いママさんも


もちろん私も含め、区議団は全員で勢ぞろいしました。右から2番目が私です!


そぶえ元希さんと大島都議

その後竹の塚から梅島まで炎天下 パレードが行われました。

足立の被爆者のささやかな願い、数年越しで実現しました!

2012年07月26日 | 平和
原爆・平和・戦争を考える
展示会のモニター購入・設置


明日は区内の平和大行進!酷暑の中ですが、「原発も核兵器もいらない」の声を発信していきます!

 昨年の東日本大震災、福島第一原発事故により、放射能によって広範囲の環境が汚染され、今も人々の生活が脅かされています。今「何よりも人の命が大切!」「戦争も核兵器も、原発による放射能汚染もない世界を」の声が高まっています。

10回目を迎える「原爆・平和・戦争を考える展示会」開催
 かつて吉田革新区政が誕生し、道理のない不信任により自公民区政に逆戻りしましたが、区政においては様々な変化がありました。今から10年前に初めて「非核の願いを込めた」という「平和と安全の都市宣言」が行われ、それをきっかけとして、足立区の原爆被害者の方々が主催して、毎年区役所1階アトリウムで「原爆・平和・戦争を考える展示会」が行われるようになり今年は第10回目となります。

共産党と足立の被爆者との懇談で「モニター設置を」の切実でささやかな要望
 この展示会の一角で被爆体験証言ビデオやテンフィート運動フィルム、アニメはだしのゲン他多数のビデオ作品を上映しています。
 原爆投下から60年以上たち、被爆者自身が高齢化しています。毎年のように行っている「足立区原爆被害者の会」と日本共産党区議団の懇談では、数年前から「モニターの設置が大変。リースで借りて、運んで設定するのも苦労が多い」「せめてモニター位、区で貸してもらえるようにしてほしい」との要望が寄せられていました。
 大型モニターが設置できなくて家庭用の小さなモニターでビデオ上映せざるを得ない年もありました。

「平和宣言10周年」を機に区がモニター購入!
 そこで私は繰り返し区に働きかけをしてきました。
 昨年の代表質問では「毎年庁舎アトリウムで開催し、区が支援をしている原爆展では、語り部のDVD上映の大型モニターの確保に苦労しています。被爆団体に限らず、区庁舎アトリウム利用者が活用できるように、大型モニターを備蓄する考えはないか」と要求。
 その場では区は拒否しましたが、話し合いを続け、今年「平和宣言10周年のイベントとして、区としても展示を行う。その中でモニターも購入し、被爆者の展示にも活用できるようにする」ことになりました。モニターのサイズは46インチ。巨大モニターとはいきませんが、被爆者のささやかな願いが、数年越しで実現しました!


原爆・平和・戦争を考える展示会8月7日(火)~8月10日(金)
午前9時~午後5時
(初日は11時から最終日は午後4時迄)
会場 足立区役所1階アトリウム
●展示 パネル「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」、原子爆弾の実物大模型展示、足立区の戦災・学童疎開写真他
●ビデオ上映
足立区の被爆者の証言ビデオ/テンフィート運動フィルム「人間をかえせ」「予言」/アニメ「はだしのゲン」「火垂るの墓」/「被爆者医療と原発事故」他多数
●9日午後1~3時
「被爆体験証言と音楽のつどい」
※ぜひお気軽にお立ち寄りください
【主催;足立区原爆被害者の会】

この夏、平和のイベントに参加してみませんか?

2011年08月03日 | 平和
 地球上で核兵器の攻撃を受けた最初の国が日本です。
 核廃絶は日本国民の悲願。その日本が、こともあろうに核を扱ってしまい、日本全体にダメージや不安を及ぼし、被曝をしてしまいました。福島原発で起こっている惨事は、とりわけ日本のような世界有数の地震国で原子力依存政策を取り続けることの危険性をあらためて浮き彫りにしています。原発へのプルトニウム燃料使用、高速増殖炉の運転再開、六ヶ所村の再処理施設の運転など、世界でも類のない危険な政策を今こそ見直す時。その重要な時期に開かれる世界の平和運動を集結する原水爆禁止世界大会(8月7~9日)に、ことしはぬかが区議地域の足立中部原水協(代表=横川昭さん)から2名の代表を送り出します。ぜひみなさんのご協力をお願いします。

そして、この夏、平和のイベントが行われるので、ご紹介します。
ぜひ参加してみませんか?


足立の原爆被害者の会(足友会)主催の区役所で行うイベントです。
被爆者の方々は、「自分が生きている限り、核兵器のない世界へ。自分たちのような思いを二度として欲しくない」との思いから、高齢化している中でも毎年開き続けているイベントです。「もう今年で最後になるかも」といいながら、毎年開催。
一度もご覧になったことのない方は、ぜひ展示をご覧ください。


こちらは、ジャーナリストや学校の先生などが中心に始まり、毎年行われているイベント。毎年その時の焦点の平和の課題をテーマにしています。
今年は「原発」です。

区内で平和のパレード

2011年07月30日 | 平和
毎年恒例の、原水爆世界大会に向けての平和のパレード、平和大行進が、今年も29日に区内竹の塚の公園から梅島のベルモント公園までの行程で行われました
北は北海道、南は沖縄から、平和のたすきをつないで、大会会場まで全国を経由して「大行進」がおこなわれます。思想信条・党派を問わず、短い距離でも、誰でも参加できます。


パレードに先立って、朝、竹の塚の公園でミニ集会が行われ、各分野の方があいさつを行いました。
その模様をご報告しますね。


勇壮な太鼓に迎えられてはじまりました。この太鼓の会の方々も職種はさまざまですが、明るくて楽しい方々ばかりです


私が草の根から20年以上にわたって運動を続けている足立中部原水協


その代表として長崎の大会に参加してくれます


うたごえの方々がリードして、「原爆ゆるすまじ」「ヒロシマのある国で」などみんなで平和の歌をうたいました。
一番右はしの方が、ピースフラワー合唱団の団長で、私もかかわる「中部原水協」の代表でもある、横川昭さんです


区議団全員で参加しました。
右から4番目が私、左から2番目が大島よしえです

 
「通し行進者」のごあいさつ。北海道から歩きとおしているそうです。
東北3県も歩き、地震の爪痕を目で見て、また原発の問題を通じて保守系の自治体の首長さんからも「核をなくしてほしい」と激励をされたそうです。

 
区議団からは、原水禁世界大会に参加する はたの議員が代表としてあいさつ。
区議団では、毎年みんなでお金を出し合って、1名の代表を、原水禁世界大会に送り出しています。新人議員は最優先です。
そのため、今年は初当選した はたの議員が代表として長崎に行きます。

 
東京土建組合足立支部の委員長もあいさつ

 
学校の先生もあいさつ。福島県の原発避難地域に行った時の話が印象的でした。


各分野の方々のお話の中で、特に今年、共通していたのが「原発の被害」のことでした。

唯一の被爆国日本で、また放射能を心配する事態が招かれたこと、やはり人類と核が、現時点では共存できないことなど…さまざまな角度から語られました。

これほどの被害と影響をだした原発。
広域にわたり、肉・野菜、漁業も被害を受け
子どもを持つ親は不安・心配が広がり
観光地では外国人がいなくなり、どこも軒並みダウン。
日本をこわした、ダメにした原発を、ドイツなどのように自然エネルギーに切り替えることと核廃絶の取り組み、違いはあるけれど、根っこの共通点を感じ、決意を新たにする機会となりました




西伊興小学校に特別支援学級実現!それでも足りない特別支援学級

2010年10月21日 | 平和
来年4月から、足立区立西伊興小学校に特別支援学級が誕生します!
これは、一昨年に、区議会で区民の請願を全会派一致で採択し実現するものです。伊興・西新井地域には、特別支援学級がありません。そのため、子どもたちは遠方まで歩いて通わなければならないなかでの改善策です。

昔、養護学校、障害児学級と言われていたものが、今は特別支援学校、特別支援学級といわれるようになりました。
西伊興小に誕生するのは嬉しいことですが、まだまだ足りません。
関係者や保護者の話を聞いて、本当に深刻だと。

そこで決算特別委員会で質問をしました。持ち時間の関係で、今回は、固定学級と通級学級の小学校部分についてにとどまりましたが、中学校の通級学級も区内でわずか2校しかなく、実際には不登校の子どもが、通級学級があるから居場所がある、成長・発達が保証されている実態があり、こちらも足りません。



ぬかが=障害を持つこどもも、その段階にあった教育によって重度・軽度に関わらず確実に成長する。その成長を保証できる教育環境の整備が必要と思うがどうか?

◎答弁=おっしゃるとおり

ぬかが=区も特別に支援を必要とする児童への対策を重視すると、子ども施策3カ年重点プロジェクト推進事業計画で言っている。
Q=現在区の特別支援学級は、知的障害児童対象の固定学級、LD・ADHD・高機能自閉症など「情緒障害児」といわれる子どもたちが普段は在籍校に通いながら週2回くらい通う通級学級、弱視や言語障害、難聴の子どもたちの通級学級がある。
小中学校における障害児教育として共通しているのは、ていねいにかかわる大人が必要であり、ていねいに成長を支える支援の体制を作ることが必要という基本的な考え方に基づいて、普通学級とちがう編成基準を持っていることだと思うがどうか

◎答弁=おっしゃるとおり。そういう考え方で独自の基準を持っている

ぬかが=しかし入級・通級してくる児童・生徒の障害状況の内容と実態は、重度化、多様化しており、特に新進に安定を欠く生徒・児童が増える傾向にある。
小学校の固定学級の実情を確認したい。

ある固定学級(以前でいう障害児学級)では、
養護学校(=特別支援学校)に進むべきと判断された小一の「言葉がハッキリせず大人が聞き取りにくく、音に敏感で大きな音でなくても『うるさい』といって両手で耳をふさぐ」女の子。
同じく特別支援学校と判断された、「自発的に言葉を発することをせず、ジェスチャーも殆どない、トイレのサインもない」小3の女の子。

①知的な遅れのない多動・自閉など発達障害のある本来情緒障害児学級で成長を保証されるべき子ども、
②固定学級で対応すべき知的障害、③特別支援学校に行くべき子ども
 が、混在し、その子どもの状態・段階にあわせた指導ができにくくなっているという。こういった実情を区はつかんでいるか。どこの学校でも障害の種類・程度や発達段階の異なる子どもが混在している状況が(多かれ少なかれ)あると思うがどうか。
また、子どもが増え、カーテンなどで間仕切りして対応せざるを得ない学校もあるのではないか

◎答弁=現在、特別支援学校と判断がでた子どもで、固定学級に在籍している子どもが小学校で40人いる。こういうことが固定学級のうえに難しい面を呈しているのではないか。

ぬかが=これでは、子どもの発達を保証できる環境とはいえません。今年7月に出された東京都の「第三次実施計画案」では、「カーテンで間仕切りした教室の解消に努める」といっている。ぜひ学級をふやすなど、対応してもらいたい。特に新田地域などにもきちんと増やして頂きたい。

Q次に、小学校の通級学級、情緒障害児学級について聞く。足立区には通級学級が辰沼・保木間・上沼田の3校しかない。これだけの人口規模で3つしか学級がないのは足立くらい。保木間小では、1校で区内30校分をカバー、上沼田も20校分をカバーしている状態です。保木間小では65名の児童に対応し、3つについたてをして指導している学級もあるという。こういった実態を区はつかんでいるか。

◎答弁=把握している

ぬかが=情緒障害児の通級学級がいっぱいで、先ほどの固定学級に流れ込む実態もある。この学級増がどうしても必要。「利用者数が著しく増加しており、この傾向は今後も続く」としており、第三次実施計画で「区市町村における特別支援教育体制の充実(案)」を示している。そこでは、①「子どもが動く」から「教師が動く」への転換。すべての学校に、こういった情緒障害児のために、特別支援教室をつくる②通級指導学級も維持し、巡回指導の拠点とする③より困難な自閉症・情緒障害のこどものために固定学級も設置するという。
これを読んで、私は、言っていることはいいけれど、「それに伴う人や体制はどうなるの?」「それがないと絵に描いたもちになるじゃない」「そのことに都は全く触れていない」と思った。
区は、都に対しても強く働きかけを行うべきと思うがどうか

◎答弁=委員言うとおりに、それ相応の教員の配置等の条件整備が必要。東京都に強く要望していく。


Q特別支援教育の最後に、区内に2校(花保と十中)しかない中学校の情緒障害の通級学級について聞く。中学校では、在籍校に通うことができず不登校となっていて、個々の状態にあった指導をする通級学級になら通えると、週5日通っている子どももいる、不登校生徒の受皿になっているとも聞くが、何人くらいそういう生徒がいるのか。
A=

Q中学校も通級学級があるから、そういった子どもたちの成長も保証できるし、居場所にもなっている。いっそうの充実が求められている。生徒数も増加していると思うがどうか。

ぜひ実施校も増やして、遠方から通う状況を解消することを強く求める。