4月16日(土)、ピースフラワー合唱団の「愛と平和を歌うコンサート」が行われました。
私は忙しい時期でも「少しでも聴きたい!」と前半だけ参加させていただきました。
計画停電は終了したものの、節電・自粛ムードの中、ギャラクシティで開催にこぎつけることは大変なご苦労があったと思います。
事前には、避難所の「東京武道館」を訪問し、無料招待券をお届けしてきたそうです。
心が震えるコンサート、素晴らしかったです。
特に急きょプログラムを変更して行われた冒頭の「震災復興の願いを込めて」の特集は涙が止まりませんでした。
足立で生まれた詩と曲を披露されました。
その様子です
横川団長の許可をいただいたので、その一部の詩をご紹介しますね。
生きていた梅の木 詩 榎本哲夫
津波が去った がれきの中で
梅の木は 生きていた
荒波にのまれても
この梅の木は
娘が生まれた日
記念に植えたもの
すくすくと育てと
祈りながら
津波が去った 風の中
梅の木は 立っていた
しっかりと新芽をつけて
梅の木は立っていた
この梅の木は
娘とともに大きく大きく
育ってきた
けれど 娘はいない
この梅の木は 私の希望
私が育ててゆく
やがて花咲かせ 実を結ぶ
その日を 夢見ながら
よみがえれふるさと 詩 中谷令子
風は光り 海は輝く
緑なす山々 木々はざわめき
鳥たち歌う わたしのふるさと
畑を耕し 海に出て 船を操り
村や町に 子供らの声響き
穏やかに 日々はすぎ行く
その時 地は裂け 海は怒り
町は消え 人は流され
愛しい人を 奪われ
ふるさとは 跡もなく
ただ続く 悪夢の日々
だが人は 立ち上がる
絶望と挫折を乗り越え
わずかでも 希望の光を見つけ
今 再び生きようと 立ち上がる
人の強さ 人のすばらしさ
絆深め 地から寄せ合い
ふるさとを 創り変え
また新しい日が昇る時を
共に迎えよう
南風になって 詩 榎本哲夫
家をうしない
寒さにふるえてる 人がいる
もしも 私が 風になれたなら
南風になって
ぬくもりを ぬくもりを
はこびたい
家族をうしない
笑顔を忘れてる 人がいる
もしも 私が 風になれたなら
南風になって
ほほえみで ほほえみで
つつみたい
すべてをうしない
生きがいをなくした 人がいる
もしも 私が 風になれたなら
南風になって
生きる勇気を 生きる勇気を
送りたい
もしも 私が 風になれたなら
南風になって
希望の春を 希望の春を
届けたい
私は忙しい時期でも「少しでも聴きたい!」と前半だけ参加させていただきました。
計画停電は終了したものの、節電・自粛ムードの中、ギャラクシティで開催にこぎつけることは大変なご苦労があったと思います。
事前には、避難所の「東京武道館」を訪問し、無料招待券をお届けしてきたそうです。
心が震えるコンサート、素晴らしかったです。
特に急きょプログラムを変更して行われた冒頭の「震災復興の願いを込めて」の特集は涙が止まりませんでした。
足立で生まれた詩と曲を披露されました。
その様子です
横川団長の許可をいただいたので、その一部の詩をご紹介しますね。
生きていた梅の木 詩 榎本哲夫
津波が去った がれきの中で
梅の木は 生きていた
荒波にのまれても
この梅の木は
娘が生まれた日
記念に植えたもの
すくすくと育てと
祈りながら
津波が去った 風の中
梅の木は 立っていた
しっかりと新芽をつけて
梅の木は立っていた
この梅の木は
娘とともに大きく大きく
育ってきた
けれど 娘はいない
この梅の木は 私の希望
私が育ててゆく
やがて花咲かせ 実を結ぶ
その日を 夢見ながら
よみがえれふるさと 詩 中谷令子
風は光り 海は輝く
緑なす山々 木々はざわめき
鳥たち歌う わたしのふるさと
畑を耕し 海に出て 船を操り
村や町に 子供らの声響き
穏やかに 日々はすぎ行く
その時 地は裂け 海は怒り
町は消え 人は流され
愛しい人を 奪われ
ふるさとは 跡もなく
ただ続く 悪夢の日々
だが人は 立ち上がる
絶望と挫折を乗り越え
わずかでも 希望の光を見つけ
今 再び生きようと 立ち上がる
人の強さ 人のすばらしさ
絆深め 地から寄せ合い
ふるさとを 創り変え
また新しい日が昇る時を
共に迎えよう
南風になって 詩 榎本哲夫
家をうしない
寒さにふるえてる 人がいる
もしも 私が 風になれたなら
南風になって
ぬくもりを ぬくもりを
はこびたい
家族をうしない
笑顔を忘れてる 人がいる
もしも 私が 風になれたなら
南風になって
ほほえみで ほほえみで
つつみたい
すべてをうしない
生きがいをなくした 人がいる
もしも 私が 風になれたなら
南風になって
生きる勇気を 生きる勇気を
送りたい
もしも 私が 風になれたなら
南風になって
希望の春を 希望の春を
届けたい