かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

ギャラクシティが生まれ変わります/西新井文化ホール1年間閉鎖はやめて!

2010年01月20日 | Weblog
私の本会議質問が実りました!
子ども・若者が企画段階から参画。体験重視の施設へ


「豊かな実体験の場」「青少年自身が企画・運営に主人公として」の要求実る

 ギャラクシティ(西新井東口)は、足立区の青少年センターとして、子どもや青年のよりどころといえる機能を果たしているとはいえませんでした。日本共産党(ぬかが和子)は、「豊かな実体験の場」「青少年自身が企画・運営に主人公として」と機能強化をくり返し求めてきました。それが実り、プラネタリウムの更新にともない、ギャラクシティ全体をリニューアルすることになり、昨年末に基本計画が報告されました。


子どもや保護者にアンケート

計画をつくる前提として、区は子どもや保護者にアンケートを行いました。そこでは、どの世代も共通して「思いっきり身体を動かせる場」を求めていることが浮き彫りになり、これも計画に反映されました。


「子どもの参画」重視した基本計画

 基本計画では、子どもや中高生が参加して、若者がプログラム開発やイベント企画などの運営に参画し、区内にできた大学とも連携しながらすすめることが柱となり、子ども参画の企画運営へ大きく前進しました。


主な施設の変更概要です
1階
【回廊】→チャレンジコーナー(身体を使った遊び)クライミングウォール・ごろごろマット・乗り物体験
【イベントホール】→体験工房・大型工作体験コーナー・ミニドーム・土遊び水遊びコーナー(半屋外)
2階
【第1・2研修室】→キッズルーム(遊具・絵本・おもちゃ・お絵かきコーナー・)はいはいコーナー・授乳室・子どもトイレ・親子カフェ
地下2階【ロビー】→中高生の居場所(自由にくつろいだり、交流・活動拠点として利用できる)
【フリースペース】→音楽室・レクホール
【家庭教育相談室】→音楽系多目的室
吹抜け→大型ネット遊具
屋上→球技コーナー(ゴールポスト・コート・ネット)
屋外レストラン→クッキングスタジオ


リニューアルのスケジュールです

21年度 基本計画・基本設計
22年度 実施設計
23年度 リニューアル工事実施
24年度 新規オープン


文化ホールの一年閉鎖はやめて!

 区は、施設の改修工事がおこなわれる来年一年間、文化ホールも「電気など止めて工事を行うので使用できない」との理由から閉鎖すると、利用者に言っています。
 私(ぬかが和子)は「66万区民で唯一の文化ホール。一年閉鎖ではなく、利用できる期間をふやすべき」と要請。
 区もその方向で対応すると答えました。

一年前(2008年12月)の本会議でこんなふうに質問したものが実りました

ぬかが=先日、杉並の青少年センター「ゆう杉並」の調査に行きました。「ゆう杉並」では、中高生自身が運営委員会をつくって、管理・運営にも携わり、約50の企画事業を行っています。また、区内の中高生がだれでも企画書を出しバックアップを受けられる中高生自主企画も、33事業行いました。自らが企画を立て成功させる、そのプロセスと達成感は得がたい体験です。職員は、直営だからできると語っていました。一方、足立区では、青少年センターに指定管理者制度を導入し実質的に丸投げをする、これは計画の重点目標とは矛盾・逆行しているのではないでしょうか。
 青少年センターは子ども施策のかなめであり、豊かな遊び・実体験ができる場として、区が直接企画・運営に携わり、充実すること、青少年自身が企画・運営に携わることで、子ども自身が達成感を味わえる取り組みこそが必要と思うがどうか。

※答弁では、指定管理者に運営は委ねるが、「青少年自身が企画・運営に携わる事業の実施も検討」「遊びや実体験ができる場としての役割や機能をはたす」と、前向きの答弁。この質問が実りました。