かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

いよいよ明日から参議院選挙がはじまります

2010年06月23日 | 日本共産党・後援会
日本共産党の話に耳を傾け、ぜひ いのち・暮らし・平和を守る政治への願いを託してください。

 明日からは、選挙に関することを記述した更新ができなくなります。選挙は政党名を書く比例代表選挙もあるため、政党名に関連する記述も制限があります。
そのため、更新も、選挙以外のことだけに限られ、間隔あいたりすることもあろうかと思います。

消費税増税問題がクローズアップ/大師門前でも

2010年06月22日 | 区民運動
写真は20日の日曜日、ある場所でご挨拶をしているところです。
そこでの話題の中心は、消費税の増税問題でした。

異業種の中小零細事業者のあつまりでした。
「免税点は1000万円に引き下げられ、でも日銭を稼ぐ客商売では、いまだって仕入れにはお金がかかっても、料金に転嫁したら客が離れてしまう」
「景気が悪いときに、消費税増税なんて、ますます国内消費が落ち込んで、経済は悪循環に」

本当ですよね。
私たちは「食料品は非課税に、消費税は増税すべきではない」という立場。
ましてや、社会保障や年金、財政再建のためではなく、大企業の「法人税減税」の穴埋めに使われるなんて!

政権が変わり、内閣がかわったのに、何でこんなことに?
もともと、日本経団連が「法人税の減税を」「その穴埋めは消費税で」といい、この財界から献金をもらっている民主党も、その内閣の中枢から「消費税増税」「法人税減税」と言いだし、ついに17日に発表した民主党のマニュフェストで消費税に盛り込まれたのです。財源をいうなら、200兆円を超える内部留保をかかえる大企業こそ、応分の負担をすべきで、そこだけ減税とは、本末転倒です。


さっそく21日、揃いのピンクのTシャツを着て、大師門前で消費税増税反対署名にとりくみました。


話しかけると、次々と対話になり


立ち止まってくれて、次々と署名してくれました。
10%の消費税(今の倍)になれば、4人家族平均で年間34万円の税金です。「一ヶ月分の給料が飛んでしまう!」


おなじみさんになった浴場組合のちんどん屋さんも、「がんばってください」とお互いにエールを交わし合い。

ちなみに、参議院東京選挙区の有力6~7人の候補者の中で、「消費税の増税を許さない」とはっきりと言っているのは、共産党の小池あきらさんだけです。
東京の5議席を、消費税増税勢力に独占されるわけにはいきません。

いよいよ参議院選挙は明後日から。生活に困難を抱える人の苦しみに心を寄せながら、未来への展望をこめて、がんばりたい!



NPT再検討会議(ニューヨーク)の足立代表の報告集会

2010年06月21日 | 区民運動
5年に一度のNPT(核不拡散条約)再検討会議がニューヨークで開かれ、足立原水協からも7名の代表が参加しました。
19日は、その報告集会でした。


歌手の橋本のぶよさんの平和への願いを込めた歌でスタート。
歌ってくれたのは、沖縄・普天間への想いを寄せた「芭蕉布」。
海の青さに 空の青で始まる歌を、すばらしい声量で歌いあげてくれました。

プロジェクターの映像を横から写真で撮ったものが多く、見にくいかもしれませんが、可能な限りその内容を再現したいと思います。


ニューヨークに着いて、まずはタイムズスクエアへ。足立の代表団です。紫の揃いのものは「裃(かみしも)」です。東京の代表団で揃えました。

タイムズスクエアとセントラルパークでさっそく核廃絶の署名行動。高校生平和ゼミナールの女の子たちは浴衣姿で、アピール。セントラルパークでは、お巡りさんに「ムッシュ、ハンサム」とか、自由の女神の扮装(パフォーマンス)をして、観光客相手に記念写真を撮る商売をしている人にも声をかけ、署名をしてくれて、嬉しくなった、などなど

すぐに集会が始まり、長崎市長が挨拶。まさか、2時間半も、身動きも取れず、トイレにも行かれない状態で集会が行われるとは…。暑い日だったので、かなりバテたそうです。

それでも世界中の平和を願う人たちが、思い思いのパフォーマンスをしている姿に励まされ



鳴り物入りの参加や


街頭でのミニコンサートも。


このブロンズ像は、ミシンかけをしている像。
ブロードウェイは昔織物の街だったそうで、それを記念したオブジェです。


そしてパレードがスタート。
日本共産党の志位委員長もいっしょに参加


日本国中で集まった署名は690万筆。足立では25268筆。段ボール40箱分でした。この後ろに沢山並んでいるそうです。
当初は国連に届ける予定でしたが、爆弾テロ騒ぎがあり、「国連ではテロの危険があり、段ボール箱は受け取れない」とハマーショルド広場に積み上げたそうです。
そして各県の代表(足立の原水協理事長の青木さんも東京の代表に)が、少しだけ署名を持って国連へ。パレードで歩いていると「各県の代表の人、急いでください。パレードが遅れていて、もう国連代表の方々が外に出て待っていますから」といわれ、走って国連へ。


前には国連軍縮担当のセルジオ上級代表と、カバクチュランNPT再検討会議議長が、道路の真ん中まで出て待っていて、署名を受け取ると「これだけですか?700万筆近いと聞いていましたが」と。事情を聞くと、「私はNPTの議長です。みなさんの集めた署名を見る義務があります。この目で見たいのです」と警備の警官を振り切って、ハマーショルド広場まで歩き出したそうです。

そして翌日、開会の挨拶で議長は「昨日私はたくさんの署名を受け取りました。市民社会の期待に応えなければなりません」と言ったそうです。草の根の力、署名の力が、確実に世界に届き、世界を動かしているんですね。


リバーサイドチャーチでは、国際平和会議が開かれました。
国連事務総長の発言が、実に感動的なんです。
(全部は載せられないので一部だけご紹介します)
●リバーサイドチャーチというこの有名な場所で、みなさんにお話しすることに身の引きしまる思いです。ここは、キング牧師がベトナム戦争に反対する発言をした場所です。ネルソンマンデラ氏は、釈放された後の初の訪米の際、ここでスピーチを行いました。
●地平線の先には核兵器のない世界が見えています。これを現実のものにしようと活動する人々が見えています。どうか行動し続けてください。警告を鳴らし、圧力をかけ続けてください。みなさんの指導者に対し、核の脅威をなくすために個人としても何をしているのか問いかけてください。
●とりわけ、良心の心であり続けてください。私たちは必ず世界から核兵器をなくすでしょう。そしてそれを達成するのはみなさんのような人びとのおかげであり、世界はみなさんに感謝するでしょう。


このリバーサイドチャーチでは、ピースコンサートも行われました。
橋本のぶよさん、きたがわてつさんが歌い、日本の全国のうたごえの代表(足立からも元共産党区議の大森けんじさんなど2名が参加)が、英語で歌を歌い、

反戦フォークシンガーのピートシガーが設立したアメリカの合唱団、最後には全員でWe shall overcomeを大合唱したそうです。想像しただけでも感動的です。

ボストンに移動し

イプスイッチ平和の家(House of peace)へ。
ここは、戦争で傷ついた人々の癒しの場としてある夫妻が創設した施設。イラク戦争で傷ついた兵士も子どもたちもここで過ごしたそうです。20年間で500人以上が、ここで暮したそうです。
ここでは手作りの天ぷらなど、日本食で歓待を受け、平和の活動の交流をしたそうです。

その後も、ボストンの高校生との交流など、ありとあらゆる平和の取り組みを、寝不足になりながら、疲れながらも行ってきてくれた足立の代表団でした。

私も、この代表団をアメリカに送り出すために、募金を集める活動を行い、折り鶴を折り、署名を集めてきました。
地道な一つ一つの活動が、世界につながっている、世界を動かしている、と、鳥肌が立つような感動を覚えた報告集会でした。








西新井駅東口西口にエスカレーターを!スカイツリーの目の前の東武本社で交渉

2010年06月20日 | 住まい・まちづくり
写真右から、大島よしえ都議、小池あきら事務所の千葉さん、私ぬかが和子、橋本ミチ子区議です。

18日(金)、小池あきら事務所と大島よしえ都議・日本共産党足立区議団は、駅利用者や近隣のみなさまからお預かりした署名を東武本社に届け、西新井駅東口西口にエスカレーターを設置するよう迫りました。区議団からは、ぬかが和子、橋本ミチ子、浅子けい子議員、西の原えみ子予定候補が参加しました。地域の方からも約10名が参加しました。


東武本社のある業平橋駅に降り立ち、出迎えてくれたのは工事中のスカイツリー。駅の目の前で、急ピッチで工事が進められていました。

このスカイツリーのために、東武本社が移転したそうです。
といってもすぐ近くでした。
申し入れの会場(会議室)は、手前がスカイツリーのPR室のようになっていました。


スカイツリーは、スカイツリー建設だけでなく、複合施設になるそうです。そのミニチュア模型です。


ミニチュアの前で


こういったパネルも沢山展示。単に立てかけてあるだけなので、何人もが触ってしまい、パタパタ倒れていました。

その奥に会議室。申し入れ・交渉開始です。


まずは、駅利用者や近隣の方1553名分の想いのこもった署名を手渡しました。


続いて、あらかじめ届けておいた要望書をもとに訴えました。
私は、司会を兼ねながら、代表して
●西新井駅は、まちづくりもすすみ、買い物・映画などで乗降客や利用者、住民も増え、第二の足立の顔とも言える駅になりつつある
●駅のバリアフリー対応としてはエレベーターを設置しているが、エスカレーター設置は地域の悲願。
●足立区も、西口地区においては「開発による人口増加や商業施設の充実により、より利便性の向上が求められており、エスカレーターの設置はこれを具現化する手法」「従って西口においては、今後予定されている駅前広場の拡幅にあわせ、鉄道事業者と協働してエスカレーターを整備したい」と意志を表明している。
●竹ノ塚駅の鉄道立体化が進めば、東武線の区内主要駅で唯一東西が分断されている駅にもなる。
●せめて少しでも快適に通行できるよう、東口・西口にエスカレーターの設置を!
と訴えました。



 東武鉄道事業本部からは「西口は、駅前広場用地の拡幅の課題もある。区と協議しながら対応したい。東口については、勾配・店舗などの関係で課題は多いが、今の技術で、構造上できなくはない。」との回答がありました。

 区は、西口については、今年度駅前広場の整備計画をつくる予定です。駅前のコインパーキング(暫定駐車場)も区(公社)の所有地であり、そこも含めて、駅前広場を拡幅する予定です。その中で、エスカレーターを設置する計画が盛り込まれることが大切です。東口については、区は「中長期的な観点から東武側に働きかける」という姿勢です。



これは西新井駅西口会談直前の点字ブロック。破損し、途切れてしまっています。

躓く人もいました。

続いて私は、このことについて写真を渡し、「区から駅の助役さんに改善を昨年申し入れたが、いっこうに直らない、視力障害者にとっては命に関わる問題。早急に改善を!」と、この改善も訴えました。
地域の方からは、「西口のエスカレーターの案内表示が小さくてわかりにくい。とりあえず、大きく目立つようにして欲しい」との訴え。確かにエレベーター自体も、案内表示も、表から見えにくく、今でも「トスカのエレベーターだから、トスカが開いていないときは、動かない」と思いこんでいる方も多いのです。実際には、始発から終電まで、駅ビルが閉まっていてもエレベーターは使えるのです。

これに対し東武側は「担当部署に確認をしてすぐに対処したい」などと回答し、後日返事をくれることになりました。


さらに、小池あきら事務所からは
「事務所として、調査を行いました。西新井駅の階段を何度も上り下りし、駅周辺の関係者の話も聞きました。『ここは不便なところですよ。東口には駅を通らないといかれない』『エレベーターは助かるけどそれだけでは足りないんですよ』といわれ、どうしても改善が必要と感じました。調査している最中にも、ベビーカーが3台でエレベーターを利用し、他に誰も乗れないで、列になっていました。乗降客が約6万人もいる駅で、あんな小さなエレベーター一台しかない、これでは大変です。」
「それと同時に、この点字ブロックの破損はひどい。何か事故があってからでは遅すぎる、早急に対応を!」
「小池あきらは、党国会議員団の「障がい者の全面参加と平等委員会」の委員長も務めています。バリアフリーで『人にやさしい駅』に改善することはどうしても必要」
と説得力のある発言でした


日本共産党は、引き続き実現に向けて、区・東武に働きかけを強めてがんばります。


交渉終了後、社屋の屋上に上がり、建設中のスカイツリーの前で記念撮影。


スカイツリーには「現在398メートル」と表示してありました。


真ん中に、柱のようにエレベーターがつきます。これは、日本の伝統的な建築物、五重塔の考え方を取り入れたそうです。

ちなみに、地元墨田区の日本共産党区議団は、スカイツリーはいいけれど、「電磁波」「渋滞」「環境」など、6つの懸念がある
とシンポジウムも開き、懸念の解決を求めています。







議員の品性が問われる!?本木東小統廃合問題で

2010年06月19日 | 議会
17日は文教委員会でした。

本木東小と本木小の統廃合問題を議論していたときのこと。

私が発言すると、真後ろの議員傍聴席でいちいちヤジを飛ばす与党議員がいました。私は昨年も一年間、文教委員を務めてきましたが、そんなことは今までありませんでした。その議員が後ろで傍聴した今回が初めてでした。

例えばPTA役員や地域の方からの「陳情」を審議しているとき

「煽っている」
 私が、保護者たちの「子どもたちの笑顔を消さないで」の想いを代弁すると、こういう声が聞こえてきました。煽るとか、そういう発想で考えることがおかしいのでは?区の教育委員会がやろうとしていることで、地域の学校の保護者たちが胸を痛めている、地域の方が胸を痛めているわけです。行政のあり方をチェックし、是正するのも大きな議会の役割で、行政の言い分で保護者を説得しようとするから、「煽る」なんていう発想が出てくるのでは?

「今の時期だって」
 これなんだと思います?私が「以前は各地で統廃合が行われたが、その中で矛盾も生じ、今では、他の自治体もあまり統廃合を強行にすすめなくなってきている。その今の時期に統廃合をやろうということが信じられない」と発言しようとしたときに発されたヤジです。どうも、この与党議員の方は「今の時期」というのを、「来年の区議選区長選を前にして」と受け取ったのでは?と思われるようなヤジでした。誰が文教委員会で、子どもたちの教育を考え、議論しているときに、そんなこと、考えるでしょうか!

議会は、主張の違う議員で構成されていて、意見の違いはあっても、区民の目線で、それぞれの意見に耳を傾けて、真摯に議論することが大切。議員の品性、あり方を考えさせられました。

公的住宅等を考える足立連絡会のみなさんと都営住宅問題で対都交渉

2010年06月18日 | 住まい・まちづくり
「何回申し込んでも当たらない!」「空いているのに募集をかけないのはおかしい」「やっと入れても親が死んだら子どもが追い出される!」「エレベーターの設置を」…。都営住宅に関する悲鳴のような相談が沢山よせられます。東京都の姿勢が変わらないと解決できない問題も多く、いつもはがゆい思いをしています。
そこで、15日、「公的住宅等を考える足立連絡会」のみなさんといっしょに対都交渉を行いました。



都議会議事堂前の「都民広場」の花壇には、農業高校生が育てた花が植えられていました。

交渉に先立ち、都議会に2本の陳情を提出しました。
その内容は「名義承継」と「エレベーター設置」です。

つづいて対都交渉です。


まずはじめに、要望書などを提出。

主な要望項目は
●24戸以下の5階建て住宅、店舗つき住宅もエレベーターの設置を
●名義承継(親から子へ)では、障がい者だけでなく診断書によって承継ができるが、「都立病院の診断書しか認めない」のはおかしい。かかりつけ医の診断書も認めて欲しい。
●10回申し込んでも落選した応募者は、最優先して入居を認める制度の新設。
●空き家が1万戸以上に達している中で、空き家募集戸数を大幅に増やしてほしい
です。



参加者が具体的に一つ一つ実態を伝え都に迫りました。
●EV
現在は、25戸以上、4・5階建ての住宅にエレベータを設置しています。EVがなくって不自由なのは、みんな同じで、本人が希望してEVをつけない住宅に入居したわけではありません。設置可能な対象住宅は、ほぼ全部設置が済んでいます。「設置基準」を見直しつけるように、求めました。
●名義承継
では、「都立病院の診断書」しか、診断書として認めないのは、どうも「かかりつけ医だと恣意的に診断書を書くから」という発想があるからのようです。これは問題です。医師が、事実と違う診断書を書けば、法に触れるわけで、そんなことは考えられないし、目にしたこともありません。かかりつけ医がいるのに「都立病院に行け」とは、地域の病院・診療所の患者を都が奪うことにもつながります。同じ医師免許を持つものをバカにした話ではないでしょうか。実際に、都立病院に診断書をもらいに行った人が「普段見ていないのに、書けない」と断られたケースも紹介し、迫りました。
●空き家募集戸数
よく「沢山空いているのに」「あそこも空いている」などいわれます。交渉では、実態に空き家の戸数を数え、募集の数が少なく、空けている不透明さを訴えました。


右から、「会」代表の遠藤さん、大島都議、私・ぬかが和子です。

●私は、「落選者への優遇制度など」について
「都営住宅に何回申し込んでも入れない」と訴えられることが多い。ある単身の重度障がい者は、経管栄養・在宅酸素で全く動けない。狭い民間アパートで車椅子はおろか、救急車の担架も入れない。落選通知の束を手に「何とかしてほしい」と訴えている。命にも関わる問題。本来大量建設をすべきだが、それと同時に、ポイント募集もない単身や世帯も「10回落選したら最優先」など新たな仕組みをつくるべき」
と訴えました。

24戸以下の小規模都住・縦階段の住宅へのエレベーター設置に道を開く
 その中で、24戸以下の小規模都住・縦階段の住宅(旧一種住宅)のエレベーター設置について、「4人乗りのエレベーターなどもあり、設置は可能。今までの基準(24戸以上、4・5階建て以上)の基準を見直して設置していきたい」「縦階段の住宅には、今この4人乗りのEVを付けているところもある。順次設置してきたい」と都は回答しました。
 それ以外の要望には、現状を述べるだけの冷たい対応でしたが、参加者は、都の姿勢を強く批判し、改善を迫りました。

 ※「公的住宅を考える足立連絡会」は、区内団地の自治会長や役員も多く参加。関心をもつ個人、誰でも参加できる思想・信条の自由を保障している会で、私も加入しています。会費は個人加入の場合は年三百円です。関心のある方は、ぜひお気軽にご参加下さい。




きれいな空気と「濃い緑」の環七を!

2010年06月17日 | 環境
公害患者と家族の会・東京都建設局といっしょに歩いて現地調査をしてきました


環七(西新井~鹿浜区間)は、公害裁判の和解条項で「街路樹の緑化推進」を都が約束している地域です

 ご存じでしょうか?
東京大気汚染公害裁判の和解条項から、ぜん息の医療費助成と共に、環七(西新井~鹿浜区間)など主要幹線道路の「街路樹の緑化」が盛り込まれています。
 環七を行き交うディーゼル車の排気ガスにより、多くの方がぜんそく発作を起こし病院・診療所にかかっています。
環七の西新井~鹿浜区間は、唯一車道が3車線のために、一日の交通量は3万台を大きく超え、大型車の通行も多い区間です。歩道が狭く、緑も少ない「最も劣悪な環境」なのです。そのため、ぜん息等被害を引き起こす浮遊粒子状物質(SPM)などが、基準値の2倍近くあります。
 14日、東京都職員(街路樹を担当する課長など3名)や公害裁判に関わった弁護士、原告やご家族などといっしょに歩いて点検、調査を行ってきました。


はじめに江北保健総合センター(本町2丁目)で自己紹介と交流をしました。


「環七沿いに転居して発症。強い薬のために副作用で、癌になっても抗ガン剤を打つと死ぬといわれた。健康な身体を返して欲しい」(環七綾瀬地域在住原告の中山さん)


「風邪かと思ったら肺がレントゲンで真っ白。療養のため会社も閉め、妻子とも別居・離婚。在宅酸素と投薬で生きている。タバコも吸わず、犯人はディーゼルしか思い浮かばない。環七・尾久橋通りなど都道に囲まれている西新井本町2丁目に転居して、症状はさらに悪化し入退院をくり返すようになった。汚い空気を吸ってきれいな空気にしてくれる緑を沢山植えて私たちのような被害者を出さないように」
(西新井本町 原告の初山さん)


他にも、ぜん息の苦しみを抱え、入院をしたこともありながら、小学校の教員を続けてきた元教員の方など、
原告や患者の方々のふりしぼるような訴えは、心に響きました。

いよいよ歩いての調査開始。
強い雨の中、歩いて42カ所を調査。わずか一時間弱でしたが、のどは痛くなり頭痛も。空気の悪さを実感しました。


街路樹は、高木、中木・低木を組み合わせて植樹する形状が理想的。
これが続けばグリーンベルトとなり、住宅街への汚染大気の流出も遮断されます。高木は、冬でも落葉しない常緑樹が効果的で、クスノキやヤマモモが街路樹として適しています。


でも現実は不十分な街路植樹がたくさんありました。
一カ所づつ都の職員と確認しながら歩きました。
街路マスが埋められて、なくなってしまった場所です。復元、中木植樹を要求


低木が途中で途切れている。改善を要求しました。

西新井大師西駅前の公共自転車駐車場増設!

2010年06月16日 | 街の情報
西新井大師西駅前の月極の自転車駐車場(東側)は、満員で、増設の要望も強く出されていました。今年度から2層のラック式に改善することで、収容台数が152台から295台に増えました。


6月4日現在で37台の空きがあります。

 他の駐輪場の空き状況も掲載しました。学生割引もあります。ご通勤ご通学でご利用の方は下記の連絡先ににお申し込み下さい。

ヒペリカム カリシナム

2010年06月15日 | 街の情報
呪文みたいな、舌を噛みそうな、この言葉。
何とこの花の名前なのですよ

ということで、今日は、街に咲いていた花をご紹介します。
この写真は、西新井第三団地で撮影。

ヒペリカムカリシナムは、オトギリソウ科で、キンシバイやビョウヤナギと同じ仲間。原産国は、ブルガリアトルコで、花言葉もちゃんとあるんです。元気(薬用・有用)です。何だか不思議な花の名前とは違い、即物的な花言葉です。



このまるで「花火大会の花火」みたいですよね。
もちろんあじさいの一種ですが、あじさいは50種類以上あるそうで、この花のタイトルを調べてみると、なんと「墨田の花火」ですって。
この花は、西新井本町の通称ABC団地(興野公社住宅)に咲いていました。

紫陽花(あじさい)の花言葉は、「移り気」が有名ですが、他にも」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」など、あるそうですよ。

いよいよ、梅雨の、紫陽花の季節ですね。
日曜日のTVでは、
「いよいよ始まりましたね。サッカーWORLD CUPが。いよいよ始まるのは梅雨ですね」と言っていました。

ちなみに我家の大学受験生の不肖の息子は、ワールドカップのために寝不足になっています。


アリオの前で「田村智子のまちかどトーク」

2010年06月14日 | 日本共産党・後援会
日曜日は、蒸し暑い日でしたね。梅雨を前に、13日の正午過ぎ、参議院比例予定候補の田村智子さんを迎えて、「まちかどトーク」という名の対話演説を、アリオ前で行いました。
私(ぬかが)は司会を務めました。


まず初めに、田村さんが5分ほど、今の政治に対する思いを語りました。
「3年前は小泉首相の下で『痛みに耐えろ』といわれ、みなさん、ホントに痛みに耐え続けました。年金も改悪、医療も介護も改悪、収入は減り…。」
「鳩山政権から、管内閣に変わったけど、国民の声を、政治に届けられる日本共産党が必要。アメリカにも、大企業にもものが言える日本共産党を、東京選挙区では小池あきらに、比例は日本共産党と書いていただき、私を国会に」と熱く訴えました。

その後は、一問一答でした。

出産間近?の妊婦さんからは、「管内閣に変わってどうなんでしょうか」「出産後の保育園のこととか、心配で」の質問。


田村さんは、「大切なのは政策が変わること」と答え、保育園についても「足立での待機児童は430人を超えている。認可保育園に入れなかった子どもは800人を超えている。日本共産党は、保育園建設を一貫して要求。前進させてきた」と紹介。


「大企業の法人税を高くすると企業が困るのでは?」の質問に対しては、表を使って「大企業の内部留保、ため込み金はこんなに増えている。大企業は、日本の工場をつぶし、海外に工場建設や株式投資に使う。これでは国民は潤わない」「一方労働者の所得は減っている」「大企業に社会的責任を果たしてもらうことが大切」
と説得力のある話。財源対策も説得力がありました。


「介護の現場に外国人がヘルパーとして就職する人が増えていることをどう思う?自分も介護現場にいたことがあるけれど、20万円にもならない給料で、一人で何十人も見る職場もある。これでは、若い心ある人でも仕事は続けられないのでは」
との質問に


外国人の介護労働者を「輸出協定」で決めている。「輸出」というモノ扱いして、安い賃金で働かせている。こんなに他国をバカにした話はない。今、介護現場では、男性の「寿退社」が増えている。「結婚するので、この給料ではやっていけないので辞めます」と。介護分野では、環境も整備し、人間らしい労働条件にすることが必要と。

他にも「消費税」「米軍基地問題」「子ども手当」などいろいろな質問が出されました。
自らが沖縄に足を運び、その体験からの「基地問題」の話もよくわかりました。


最初はまばらだった人も


続々と足が止まり


最後は人だかりになっていました。


どんな質問が飛び出すかと思っていましたが、田村さんはどんな質問にも見事に、答えられていましたよ。
もともと、田村智子さんは、衆議院13区候補として、足立で選挙を戦い、その後、3年前の参院選東京選挙区候補に。今回は比例代表の候補として、その前の比例代表候補の時代を合わせれば、5回目の国政選挙チャレンジです。
この人に、どうしても、国会に行って、国民の痛みを、声を届けて欲しいと思いました。

保育園不足は深刻!婚活、就活ならぬ「保活」ともいわれ

2010年06月13日 | 教育・子ども
写真は、私が保育士(当時は保母とっていましたが)だったときの写真です。
今、保育園への入りにくさは様変わりして、ホントに大変です。

「保活」という言葉、ご存じでしょうか。

 経済状況の悪化、働かせ方の改悪で、派遣・短期などのワーキングプアが増え、私が保育士だったバブル崩壊直後とは、全く違います。夫の給料だけでは生活できない、働かざるをえない家庭が増え、保育園に入りたいと願う世帯が増えています。

以前は、公立や認可保育園に4月には入れて、年度途中の産休・育休明けのかたが、保育室などに子どもを預けていました。
でも今は、6月の時点で、認可外保育もほぼ満員。年度途中からは、いったいどこに預ければいいの!という状態で、だから「妊娠」と同時に保育園探しをする「保活」が始まるのです。


 日本共産党の小池晃議員は5月25日の参院厚生労働委員会で、保育所待機児童解消のため、賃貸料軽減などの措置を取り国有地の有効活用を進めるよう求めました。

 小池さんは、「財務省が検討している国有地利用計画でも保育を対象にしているが、国有財産法では国有地の購入・貸付価格は時価(市場価格)で行われ、収益を上げることが目的でない保育や介護事業では手が届かない」と指摘。売却・賃貸の軽減の仕組みを検討するよう要求しました。向井治紀財務省理財局次長は「財政事情もあるが、定期借地権の利用も含めて多様な観点からも検討したい」と述べました。

 小池さんは、東京都が低い賃料で土地を貸し出し、世田谷区がグループホーム建設を進めている取り組みを紹介し、「国有地を活用し国民の期待にこたえる施策を行うべきだ」と迫りました。

 長妻昭厚労相は「国民的課題なので、できる限り利用しやすい料金になるよう財政当局に要請したい」と答弁しました。

足立の姿勢は「子ども重視」とはいえない!
国でさえ、「国民的課題なので、国有地を安く活用できるようにする」と言っているのに、足立区では、大規模開発用地への誘致以外は、区でつくることはおろか、民間保育園の誘致すらしようとしないのです。「認可外保育の認証保育所などを中心に、待機児解消を図る」といっていますが、その認証保育所を区有地につくるのさえ、定員30名の小規模なところでも、権利金・保証金を2000万円も取り立てようとしているのですよ。
このどこが「子ども重視」なのでしょうか。

 足立区で、認可保育園に入れなかった子どもは800人を超え、そのうち認証保育所・保育ママなどに頼むこともできなかった4月1日時点での保育園待機児は436人で、昨年よりもさらに増加しています。
 足立区は、認可保育園の増設は大規模開発地域に民間企業が建設することとし、待機児解消は認証保育園や保育ママさんを増やすこと等の施策をはかるとしてきましたが、いままで一度も待機児を解消したことはありません。区は昨年から待機児解消として、小規模保育園を増設しましたが、これでは朝8時から5時までの短時間で、正規労働者は預けることが出来ないと、新たな問題がおきています。


 深刻な待機児の抜本的解決のカギは、認可保育園の増設です。
  待機児解消は地方自治体の責任で、児童福祉法では保育に欠けている児童は保育されなくてはならないと記されています。緊急対策も必要ですが認可保育園の本格的な増設こそ必要です。
 写真は、5月18日に、都内で日本共産党主催の保育シンポジウムが開かれた時のものです。その中では、待機児解消にむけた真剣な取組や、保育料が高い、環境が悪いなど率直な意見や実態が明らかになりました。
 共通しているのは、どこでも認可保育園づくりが進んでいることで、足立区とは大きな違いです。

 小池あきら参院議員は、深刻な事態の原因は、旧自公政権時に、公立保育所の建設費等が一般財源化され、6割を越す自治体が保育予算を減らし、保育所の廃止、民営化、建設の抑制をしてきたこと。こうした事態を打開し、保護者の願いに応えるために、日本共産党は、国の責任を明確にして「保育所整備計画」、当面1年間で10万人の保育所建設、産休・育休あけ、求職中などをはじめ保育を必要とするときに預けられる体制をつくる。そのために建設費補助や国有地の活用を提案。自治省は「前向きに検討」と答弁したことを紹介しました。

日本で最大級のオウム真理教(現アレフ)の新拠点、足立区入谷9丁目に

2010年06月12日 | 区民運動
本日(12日)旧入谷南小で「オウム真理教の進出絶対阻止住民総決起集会」が行われます(夜7時~)

オウム真理教(現アレフ)が、東京都足立区入谷にあるビルを1億円余で購入していたことが3日に、分かりました。

「都内最大規模の新拠点になるとみられる」と報道されましたが、9日に行われた、オウム関係自治体連絡会議での情報交換によると、延べ床面積、規模からすると、日本で最大級の新拠点になりかねません。
 区も早速対策本部を立ち上げ、住民と連携し、2日に地元町会役員らと会合を開き、「オウム真理教対策協議会(仮称)」を結成する方針を確認しました。また、警視庁など関係機関との連携を強化しています。議会も、一昨日には、正副議長、各会派幹事長と当該委員会委員長が緊急に集まり、区からの報告を受けました。

ことの経緯は、教団関連の不動産会社が3月29日、運送会社から土地とともに1億600万円で購入したところから始まります。ビルは築約35年の鉄筋コンクリート造4階建てで、延べ床面積は計1145平方メートル。この建物は、約10年前まで、運送会社の倉庫や寄宿舎になっていましたが、約10年前から使用されていませんでした。

5月末に内装工事のため、周辺に仮囲いがされたそうです。現在改修工事中で、工事を請負ったのは、一般の建設業者ですが、契約したものを「オウムだからと言って止めるわけにはいかない」とのことでした。改修工事のため、建築確認は不要ですが、今後、届け出が必要な工事(例えばEVを人がのれるものに改善するなど)もでてくる可能性があるそうです。工事は10月まで行われるそうです。

建物は、1階が倉庫、2階部分が食堂やお風呂など、水回り、上の階が寄宿舎として使われていたそうですから、何にでも活用されてしまいそうです。

もともとこの土地・建物は、一時期厚生労働省が所有(物納)していましたが、競売にかかり、前所有者の手に渡り活用していましたが、ここ10年くらいは何も使われずに放置されていたそうです。

私たちも、オウムの進出は許さない、そのために力をあわせていきたいと思います。
集会は、誰でも参加できます。ぜひご参加下さい。

スカイツリーの麓の街で、大学誘致を考えるシンポジウムにパネリストとして出席

2010年06月11日 | Weblog
9日、墨田区中小企業センターホールで、墨田区の「大学誘致を考えるシンポジウム」が開催され、私はパネリストとして出席しました。


街のどこからもスカイツリーが見えます。
墨田区は23区で唯一大学がない区といわれ、学校統廃合跡地に突如誘致の話が上がったそうです。
行政計画上は、もともと、統合新校が狭いため、運動会や体育でも活用できる、陸上競技場の計画になっていたものだそうです。

今年3月まで、日大の教授を務めていた永山利和先生もパネリストでした。


私は、区の大学誘致の経過や住民のコンセンサス、行政計画上の位置づけ、連携の実態、実際に開学してどうだったかなどを語りました。
足立区では、千住地域で、東京藝術大学の進出(平成18年9月開学)を契機に、東京未来大学(平成19年4月開学)、帝京科学大学(平成22年4月開学予定)、東京電気大学(平成24年4月開学予定)と、区の言葉を借りれば「24年には1万人の学生が千住に通う」ことになります。

永山先生も「放送大学を含め5つの大学に一気に増えるんですね」といわれ、「今、大学も経営が大変。誘致する場合は、どういう大学が来るのかによって、大きな違いがある」旨の話がありました。

東京藝術大学の誘致のやり方で、私たちは「多額の税の投入は避けるべき」と言いつづけ、現在に至っていますが、先生からは「いいやり方ですね。校舎を壊さない、建物も残すということがいい、リエゾンセンター条例を制定し、きちんと協働を位置づけている、こういうことをしないと」といわれ、ちょっぴりうれしくなりました。

私自身も新たな発見もあり、学ぶいい機会となりました。
議会活動に生かしていきたいと思います。

区役所内に「雇用・生活総合相談窓口」が設置されました

2010年06月10日 | 雇用・産業経済
日本共産党の長年の要求がついに実りました!

写真は、区役所南館3階就労支援課につくられた雇用・生活総合相談窓口です。

「雇用とくらしのワンストップサービス」は、長年の課題で、私たちも何回も実現を求めてきました。
6月1日、ついに区役所内に、その相談窓口が実現、スタートしました。

さっそく窓口相談を予約し、相談者とともに訪問しました。

この個室で相談を行うので、プライバシーも守れ、安心して相談できます。

相談者のAさんは、自称「ひきこもり」。良く話を聞いてみると、技術系の免許も持っているが、半年前を最後に仕事ができないとのこと。40才を超えて、問い合わせて面接をしても面接をしても、断られる。「どうも年齢できっているみたいだ。それなら最初から面接を拒否すればいいのに。そうすれば交通費もかからない。と思っていた」(Aさん)。
自分を否定されているような気持ち、毎日を送っていたんですね。
手持ち金は底をつき、同居している叔父さんの月10万にも満たない年金を頼りに生活(親は死亡)。

親もなく、仕事に就けず、叔父さんにお金を借りながら、食べ物を買って、生きていたとのこと。借りるたびに「おまえに金はやらない」などといわれながらも、その度にお金を借りて食べていたそうです。

その叔父さんの「生活できない」との相談から発覚しました。お宅に訪問すると、古い今にも倒れそうなの2階にAさんはいました。会ってみると、ちゃんと話しはできる。区役所にも来れる状態でした。

総合相談窓口では、ベテランの相談員が、ていねいに話を聞いてくれ、心を開いて相談ができました。たまたま、他の予約者がいなかったために、2時半~3:15分までの予約でしたが、5時近くまで、対応してくれたそうです。さっそく面接も決まりました。

私は、その応対に、窓口があるということに、できたことの意義に、本当に感動しました。
だって、Aさんの場合、福祉事務所も過去に行ったそうですが簡単にいなされ、断られて終わり。ハローワークでは、殺到する求職者の対応に追われて、相談やいろいろな支援策の選択肢の中から本人に見合うメニューを提供することも困難です。
仕事が決まっても、職場に行く交通費もない、そんな相談と支援メニューまでとことん寄り添ってくれる、こんな窓口があったから、総合窓口ができたから、本人の行動のきっかけになったんです。一人の区民の方の人生にとって、どれほど大きな出会いだったでしょうか。相談の翌日、街で会ったAさんは、部屋であったときとは違い、表情も見違えるほど明るくなり、輝いて見えました。

以下は、その総合相談窓口の案内です。
1,特徴
 就労に関する相談や就労に至るまでの生活をどうしたらいいかという相談など、相談者の状況に応じた適切な制度や窓口等のアドバイスを行う総合相談窓口。これまで、制度や施設が国・都・区、部署により管轄が分かれていて、それぞれの窓口に行っても、断片的にしか制度の利用や情報を得ることが出来なかったものを、総合的に案内できる窓口をめざします。
2,開設時間
月~金 午前10時~4時半
※事前予約が必要です。 電話03(3880)5443
3,場所 足立区役所 南館3階 産業経済部就労支援課
※個別相談室もあります
4,内容
 1回あたり45分程度で、雇用・生活に関する様々な問題の相談に応じる。相談は専門の職員が行い、常時、雇用や生活に関する制度の情報収集や、関係所管と連絡調整し、最新の情報を提供する。

東京土建住宅デー

2010年06月09日 | 街の情報
6日(日)は、東京土建足立支部の住宅デーでした。

毎年6月に開かれている住宅デーは、区内35カ所で、「包丁研ぎ」「まな板削り」など地域の方々に奉仕したり、住宅なんでも相談会をおこなっています。

全会場に共通しているのは、子ども工作教室をおこなって、子どもたちに創る楽しみや昔ながらの遊びを体験してもらうということでした。

島根分会(島根公園)の会場にて
島根分会では、木工のレーシングカーづくりに、子どもたちが夢中になっていました。


同じく島根分会で、竹とんぼづくりに、大人の職人さんの説明を真剣に聞いている子ども


包丁研ぎには、人が殺到していました。「よろこんでもらえる顔が、うれしい、元気になります」と。

西新井分会(新西新井公園)の会場にて

昔懐かしいソースせんべい。「今の子どもはソースせんべいそのものを知らない」とのこと。昭和の時代の味や遊びの再現は、「体験」として、いい機会ですね。


西新井分会の会場の工作。プランター作り。慣れないかなづちを握りトントンと。


仕上げには、バーナーで焼き色を付けてくれます。


射的も。「なかなか倒れない」といいながら、子どもが楽しんでいました。

西新井本町分会(高野公園)の会場にて
ザリガニつり。金魚すくいは多いけど、ザリガニつりは初めて見ました。暑い中、ザリガニの動きが鈍いので、「一人3匹まで手づかみで採ってもOK」になっていました。ザリガニをつかむ体験も子どもたちは初めてで、夢中になっていましたよ。


輪投げを前に分会長さんが「なかなか入らないなあ。ぬかがさんもやってみる?」

ということで、私も「輪投げ」をやりました。4回投げて、一度も入りませんでした。それでも参加賞の景品のお菓子など頂きました。

興本分会(興野公園)の会場にて
毎年、包丁を研いでもらったり、まな板を削ってもらったり、沢山の人が楽しみにしています。
今年は、私も包丁とまな板をお願いしました。



使い込みすぎて古く中心がへこんでいたまな板が、薄くなってきれいなまな板に生まれ変わりました。
包丁の切れ味も抜群です。「来年は新品購入だね」と言われるくらい、使い込んでいたまな板、でも愛着があるんですよね。

地域に密着し、地域に還元しようという住宅デー。職人さんたちが、子どもたちと向き合う姿は、とてもいいですよね。
東京土建足立支部には、1万人を超える組合員がいます。地域に密着した職人さんや全ての建設関係の方が揃っています。
今、悪質なリフォームや詐欺事件が多発している中、街の職人さんの存在は、とても大切。
建設・電気・リフォーム・太陽光発電など、ぜひ土建組合にご相談下さい。