かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

春の花の競演

2013年03月31日 | 街の情報
桜は終わりですが、西新井の街は花盛り


栗原3丁目の個人宅の駐車スペースにひっそりと咲いていました。何のお花?

こちらは西新井4丁目。奥さんが手入れされているとのこと。いつも見事で、訪ねるのが楽しくなります



多弁型のスイセン。見事です。
スイセンはギリシャ神話で、ナルシストの象徴の花でしたね。だから花言葉も「うぬぼれ 自己愛 気高さ」ですが、黄色のスイセンになると「もう一度愛して欲しい」となり、ラッパスイセンは「尊敬」となるそうです。


チューリップの花言葉は 「博愛」「思いやり」「名声」「恋の宣言」。ピンクのチューリップの花言葉は「真実の愛」だそうです



下町・足立の街の中でも春や季節を感じられて、外を歩くのが楽しくなります。ヒノキの花粉にときどきくしゃみをしながらも、活動する楽しみが一つ増えた感じです。


環境審議会の見学会 PART2 東京ガス新宿ショールーム編

2013年03月30日 | 環境
2年前の大震災以降、私のライフワークとなった「原発ゼロ、自然エネルギーを足元から」。
足立での自然エネルギーへの切り替えの提言冊子も出しました。
太陽光から始まり、ミニ水力・地中熱・風力…再生可能エネルギーの活用提案もいろいろしましたが、
都市部で有効なのは「太陽光を資産の有無に関係なく活用できるしくみづくり」と「省エネルギーの徹底」で「低エネルギー社会」をつくっていくこと、というスタートラインに戻りました。

そして、その再生可能エネルギーのパートナーとして、化石燃料の中で最もエネルギー効率がよく、CO2排出量が少ないのが天然ガスを活用した都市ガスだそうです。

今日は環境審議会の見学会続編をお届けします。
行ったのは「東京ガス新宿ショールーム」です

「炎のスクエア」「くらし体験ハウス」「温水スクエア」「創エネスクエア」などに分かれています。

まず「炎のスクエア」です。ここはガスコンロが中心です。
実は個人的に楽しみにしていました。IH(いわゆる電磁調理器)との温度比較などを目で見ることができると聞いていたので、料理好きの私はワクワクしていました。

それがこのコーナーです。

カウンターに着席。目の前には東京ガスの「ピピッとコンロ」と東京電力の「IH」がそれぞれ並んでいます。


IH専用のフランパンと、通常のフライパンを持ってみると
IHのフライパンの重いこと…


これを並べて、冷凍ピラフを、公平性を保つために同じ火加減でつくり、比較試食をしました。


左がガスのコンロ。点火直後から見る見るうちに温度に差が。


HIは、その特性として鍋底しか温まらないのがよくわかります。


冷凍チャーハンを入れた後の温度変化。


当然炒め方も変わってきます。いわゆる「炎をつかう」炒め方がHIでは出来ないんですね。


出来上がったチャーハンを試食。まず先に出来上がったのが、ピピッとコンロの方。
パラパラになって香ばしかったですよ。当然だけど、IHの方がベチャベチャしていました。
でも「こっちの方が柔らかくていい」という高齢者もいましたけど。

食べながら感想を…。

昨年他界した父の生前、わが家でもIHに切り替えるかどうか迷いました。父が誰もいない時に火をつけてわけのわからないぐちゃぐちゃしたものを作ってしまうことが何回かあったので…でもその時に「ガスコンロ」でも安易に火をつけないようにできることがわかり、やっぱり「炎」を使った調理をしたいと思って、わが家も数年前にピピッとコンロにしたばかりでした。今のコンロは、掃除もしやすく、清潔に保てていいんですよね。
今回目で確かめることができ、比較ができて「やっぱりあの時ガスコンロにして良かった」と…

何だかこのコーナーだけで長くなってしまいました。
エネルギー効率の話とか、続きは、またの機会にUPしたいと思います。



環境審議会の見学会 PART1

2013年03月29日 | 環境
足立の環境審議会、私はなかなかいいと思っています。
環境に関するイベントのご案内も沢山下さり
「区民と共同して環境問題に取り組む」スタンスがいいんですね。

3月28日、区民環境フォーラムのみなさんと私たち環境審議会のメンバーとの合同の見学会に参加し、いろいろと勉強になりました。

今日はその第一弾のご報告で、前半の新宿区の「エコギャラリー新宿」の写真をアップしますね。

バスを降りて出迎えてくれたのはイメージキャラクター。

場所は新宿中央公園のすぐ隣です。
桜をはじめとして春の花々が咲き誇っていました。

大田道灌像と山吹の花




都庁と桜の花。すぐとなりです。


エコギャラリー新宿の入口です!

この施設は、環境学習情報センターと区立の区民ギャラリーという2つの異なる所管の施設を、指定管理委託をしているNPO法人の方々が一括して管理運営されていました。

建物も決して新しいものではなく、敷地も決して広いものではありませんでしたが、至る所に「環境を体感できる施設へ」の工夫がありました。


カーボンオフセットの取り組みの紹介。


これは、電気を使用しないでぜんまい仕掛けで自力で回すと音声が出る案内板
そういえば、一昨年委員会視察をした時にも至る所で見たような気が…


これはエアロバイクです


太陽熱でのエコクッキング。環境学習(出前学習)で使用するものでもあり、展示されていました。


センター長さんと区の担当課長から説明を受け、質疑応答。
私はトップで質問しましたが、他の区民の方々も本当に熱心に質問を行われて、時間も超過気味でした。

次は東京ガス新宿ショールーム。
誰でも体験できる、楽しい施設でした。
続きは次回アップしたいと思います!


国保条例反対討論

2013年03月28日 | 議会
国保条例の反対討論 全文をアップします

2013・3・27 ぬかが和子
 只今議題となりました第56号議案「足立区国民健康保険条例の一部を改正する条例」について、日本共産党足立区議団を代表し反対討論を行います。

 本議案は国民健康保険料の改定を提案したものですが、第1に3年前に国民健康保険料の賦課方式が税額方式から旧但し書き方式に変わり、2年間の激変緩和措置が終了し、多くの世帯が本則通りの負担増になる、第2に新たな激変緩和を行うごく限られた世帯も、2年間で完全に本則通りになり、今後3年連続負担増になる、第3に廃止されるはずの後期高齢者支援金の増額が国保料の値上げ幅を押し上げて、大幅に負担増になるものです。
 この一年間、私たちは繰り返し経過措置の継続を求め、区も区長会などで経過措置の継続を主張してきたことは承知しており、23区統一保険料方式の必要性も十分認識しています。だからといって、今回提案された値上げの内容は、深刻さを増す区民の生活実態からみて、その負担の重さを思うと、賛成できるものではありません。

高額所得者は値下げ、低所得者は値上げ
このどこが「広く薄く」なのか!

 平均の値上げ額は一人あたり年間3188円といわれていますが、低所得者は大幅値上げ、所得が増えるほど値上げ幅が少なくなり、逆に値下げになります。年金受給者の2人世帯では、年収230万円で約14000円の値上げ、400万円を超すと逆に約1000円の値下げになり、900万円では16000円もの値下げです。
区は、区民委員会で「広く薄く負担をしていただく」と繰り返しのべていましたが、このどこが「広く薄く」と言えるのでしょうか。

年間20万円→43万円に値上げの家庭も
困難が多い家庭ほど負担増に! 

 住民税方式を採用していた3年前から見ると、今回提案された保険料は大変な負担増です。年収300万円の4人世帯・給与所得者では、約13万円の負担増です。年収450万円の5人家族で一人が大学生、一人が障がい者、住宅ローン返済中のある世帯は、3年前には、所得割がゼロだったために年間保険料が20万円だったものが、43万円にまで跳ね上がってしまいます。
住民税方式は、憲法25条の理念から最低生活費非課税の原則にもとづいて、各種の人的控除が反映されています。だから子どもが多い、障がい者がいる、ローン返済中など困難が多ければ多いほど控除される割合が高かったものです。しかし旧但し書き方式に変わったことにより、基礎控除以外は一切配慮されずに、単純に収入と世帯構成で保険料が決まるため、大幅な負担増になってしまいました。今後、完全に旧但し書き方式に移行することによって、障がい者がいる家庭、子どもが多い家庭など生活の困難が多い家庭ほど負担が大きくなってしまうことは、到底認められるものではありません。


連続値上げで平均所得は179万円→168万円なのに
一人当たりの保険料負担は39000円→98465円に

国民健康保険料は、10年以上の連続した値上げです。この要因は、区も認めたように、単に医療費が増大しただけでなく、国保の総支出に対する国の国庫支出金の割合が減り続けていることにあります。国庫支出金の国保の総支出に占める割合は、1980年度には57・5%ありましたが、今では23%しかありません。
そのために保険料が上がり続けました。1980年と比べると30年間余で加入世帯の平均所得は179万円から168万円に減っているのに、一人あたりの年間の保険料額は39020円から 98465円へとついに2.5倍に跳ね上がる、過酷な負担になりました。
これではとても払える保険料とは言えません。本来保険料のあり方は、所得に応じて払える保険料額で相互扶助を行うものであるべきです。ただでさえ現在の加入世帯12万7500世帯のうち、滞納がある世帯が48500世帯ある中、繰り返しの値上げの中で「払いたくても、高くて払えない」保険料になり、さらに今回の値上げによって収納率の低下も招きかねません。

どの医療保険よりも低所得者が多いのに、どの保険よりも保険料が高いことこそ問題
また、今回の審議で区は「他県に比べて安い」と強調していましたが、比べるなら他の保険制度と比べるべきです。そもそも国民健康保険は、中小零細自営業者や、社会保険に加入していない中小零細企業に勤める者や、派遣などの非正規社員や、フリーターや失業者や退職者など、所得が少ない方が加入する国民皆保険制度の最後の受け皿的な役割を果たしています。どの医療保険よりも低所得者が多いのに、それでいてどの医療保険より高いことこそ問題です。脆弱な財政基盤だからこそ、国や自治体がささえることで成り立つ制度です。それを住民の負担増に押し付けるべきではありません。
区が、住民の保険料負担を抑える立場に立ってあらゆる努力をつくされることを強く求めて、討論を終わります。

長かった予算議会が終わりました!

2013年03月27日 | 議会
長かった予算議会、やっと本日終わりました!
疲れた…

終わるや否や、地元での相談活動。
保育園に入れない「保活」は深刻です
あと、道路現況のない密集地に、2020年と期限を区切って強制力をもって大型の都市計画道路建設をすすめる都の「木密10年プロジェクト」により、興野地域では道路建設説明会が行われ、街ではその話題でもちきりです。

休む間もありません(^_^;)
でも充実の毎日です

今日は日本共産党区議団からは
5人が討論。
私は国保料の条例に対し討論しました。

他には
「23区で一番高い保育料を他区並みに抑える条例(共産党提案)」の可決を求める討論
「常東コミュニティ図書館をなくさないで!」の陳情の採択を求める討論
「東京電力や大企業には値下げ、区民の利用は値上げの公園占用料の改定」の反対討論
「都営住宅と同じように名義継承・収入基準を抑えることを条例で位置づける区営住宅条例」の反対討論
を区議団として行いました。

それと、
「給付制奨学金の実現を求める意見書」を議員提出議案として、議会運営員会を代表して私が提案理由説明を行い、全員一致で議決しました。
意見書については、全会派一致制です。
幹事長会に各会派が意見書案をもちこみ議論、部分修正なども経たのちに、一致するものを上程しています。
提出本数が1本の場合は最大会派が、2本目は第2会派が、3本目は第3会派である共産党が提案理由を説明しています。

明日から
またボチボチ更新していきたいと思います!

足立でもパパママさんたちが20名以上異議申し立て「希望しても入れない事態の改善を!」

2013年03月01日 | 教育・子ども
今日から3月。
3日までは「ひなまつり」のテンプレートです。

昨日、希望しても認可保育園に入れない問題で、杉並区に続いて足立でもパパママさんたちが20名以上で、区に、「認可保育園の保育を受ける権利や子育て世代のニーズに沿った適切な対応を」と行政不服審査法に基づく異議申し立てを行いました。

当初「認可保育園は大規模開発による人口急増地域以外は建設も誘致も行わない」が区の姿勢でした。
この数年、景気の影響もあり認可保育園に入れない子どもが急増し
「保育所をつくってネットワーク」やパパママさんの運動が高まる中、
昨年大きくカーブを切って、3年間で5か所の増設が決まりました。

でも…
計画的な増設を長年拒否してきたために、需要に追い付かず、4月入園募集枠に3740人が申込、1278人(27日時点)が入れませんでした。

ママさんたちは、異議申し立てを提出した後、区議会の各会派の控室をまわり、共産党の控室にも。
私たちも要望書を受け取り、私は「本当に深刻ですよね。私たちも頑張ります!」と。

区がパパママさんの声をどう受け止めるか
問われます