先週、環境審議会で東京ガスショールーム見学会の一部をアップした時、
エネルギー効率のことを少しふれました。
「創エネスクエア」の展示です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/f6/d7bfea72e63f7df2951b1daf9b18ca95.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/85/829fa2ed1ac70f3a581b1869b7484828.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/4f/04aa4c6496725b1319646ae5f4b6088e.jpg)
今回の見学会では、そのエネルギー効率のことを学び、考える機会にもなりました。
「原発ゼロ、低エネルギー社会」にむけて…
一次供給エネルギーと実際に工場や家庭で使用される最終エネルギーにはギャップがあります。当然,供給とエネルギー>消費エネルギーの関係にあり,その差分は一次エネルギーから二次エネルギーあるいは石油製品などを作り出すときに発生する損失ということになります。
例えば電力。火力発電所では天然ガス,石油,石炭などを燃焼させて電力を生み出します。そのときのエネルギーの変換効率は35-40%しかありません。私たちが使用している電力の背景にはその3倍近い一次エネルギーが使用されているのです。原子力発電でも同じです。発電に使用できなかった2/3近いエネルギーは温水の形で廃棄されます。日本の火力発電所や原子力発電所がすべて海岸近くに建設されているのはこのためでもあります。せっかく作り出した熱の2/3を捨ててしまうのはいかにももったいない話です。日本の発電所はその巨大さゆえに都市の周辺には建設することができません。福島県や新潟県の大きな発電所から東京に送電するときの損失も電力の数%に相当します。
発電所が大きいために都市のそばに造れないのなら,都市の中に,例えばビルの中に小型の発電設備を設置し,発生熱を都市に供給するコジェネレーション(Co-generation)という考え方が出てきます。
そのイメージ図です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/43/4871aca261cba05151c3e4b6c0c2fcc1.jpg)
当然電力の場合は、原油や原材料(化石燃料など)を直接家庭に届けるわけではなく、
都市ガスの場合は、原料を家庭に届けてそこで熱などに替える訳ですから、ほぼ100%だという
考えてみれば、当たり前のことに気づきました。
わが家は、以前からガス中心の暖房、どちらかというとガス派でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/fa/972184ffbb6fea4f4652e3ecf5fdddfa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/71/846b411a06a2bfcfa33dc0d2cdad12c2.jpg)
ちなみにショールームは、いろいろな体験ができました。
楽しく学んだ一日でした。
エネルギー効率のことを少しふれました。
「創エネスクエア」の展示です
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今回の見学会では、そのエネルギー効率のことを学び、考える機会にもなりました。
「原発ゼロ、低エネルギー社会」にむけて…
一次供給エネルギーと実際に工場や家庭で使用される最終エネルギーにはギャップがあります。当然,供給とエネルギー>消費エネルギーの関係にあり,その差分は一次エネルギーから二次エネルギーあるいは石油製品などを作り出すときに発生する損失ということになります。
例えば電力。火力発電所では天然ガス,石油,石炭などを燃焼させて電力を生み出します。そのときのエネルギーの変換効率は35-40%しかありません。私たちが使用している電力の背景にはその3倍近い一次エネルギーが使用されているのです。原子力発電でも同じです。発電に使用できなかった2/3近いエネルギーは温水の形で廃棄されます。日本の火力発電所や原子力発電所がすべて海岸近くに建設されているのはこのためでもあります。せっかく作り出した熱の2/3を捨ててしまうのはいかにももったいない話です。日本の発電所はその巨大さゆえに都市の周辺には建設することができません。福島県や新潟県の大きな発電所から東京に送電するときの損失も電力の数%に相当します。
発電所が大きいために都市のそばに造れないのなら,都市の中に,例えばビルの中に小型の発電設備を設置し,発生熱を都市に供給するコジェネレーション(Co-generation)という考え方が出てきます。
そのイメージ図です
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当然電力の場合は、原油や原材料(化石燃料など)を直接家庭に届けるわけではなく、
都市ガスの場合は、原料を家庭に届けてそこで熱などに替える訳ですから、ほぼ100%だという
考えてみれば、当たり前のことに気づきました。
わが家は、以前からガス中心の暖房、どちらかというとガス派でした。
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ちなみにショールームは、いろいろな体験ができました。
楽しく学んだ一日でした。