かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

東京に帰ってきました

2011年08月09日 | くらし
宮城県(今回は仙台市若林区)から帰ってきました。

若林区は仙台でも海沿いに位置していて、壊滅地域もあり、
一見正常に機能しているように見える街中でも、一部損壊の住宅やマンションの多いこと…。
「家の中がぐちゃぐちゃで、住めないぐらいなのに『一部損壊』の扱いで、何にもしてもらえない」と訴えられました
仙台市では9万戸の住宅が被害を受けましたが、その大半が『一部損壊』なので、まったく支援がないそうです。
同じ宮城県下でも、6つの市町では支援策があるのに…。大都市でも財政力は大きい市なのに…。

「娘がケアマネージャーで、地震の時に停電で呼ばれてお年寄りのところに行って、津波に奪われた」という方もいました。

「共同湯が震災でだめになって、みんな不自由している。署名を集めたい。何とかしたい」

震災直後ならまだしも、5カ月がたとうとしている中での状態ではないと痛感。政治の責任の大きさも感じました。

日本共産党の市議団は震災から15回も様々な緊急申し入れを行って、駆けずり回ってきたこともよくわかりました。
炎天下、よくみんなで頑張ったと。無事に帰れて良かったです。

とりあえずUPしますが、あとで写真を追加しようと思います。


自治体学校に議員団全員で参加

2011年08月06日 | ワークショップ


先月23日~25日に開催された自治体学校In奈良に区議団全員で参加してきました
自治体学校は、自治体職員・大学教授・専門家・住民や議員、一堂に会して研究や交流を深める場です。
2日目には、分科会が行われ、各分野を深めます。

内容はとても深く、伝えたいことが沢山ありすぎるので、今日は、アウトラインだけを旅行記のように報告しますね


朝、東京駅に集合し新幹線で…。
京都駅で乗り継ぎ、格安プランのため近鉄ではなくJRで奈良へ


その移動中に駅弁を買って昼食。私は京都駅でこんな駅弁を。


JR奈良駅に到着。


主会場となった奈良公園・県庁の隣の奈良県立文化会館にて。会場はほぼ満杯でしたよ。

この会場や県立大学でみっちり3日間、研修をしてきました。
そのレポートは後日に。
そして、せっかく奈良に来たのだから、移動時間とか、朝とか、わずかな時間を利用して奈良の街も感じてきました。


都市公園内にある県の施設だからか、飲み物を買いたくても自販機がない!!かなり歩いてやっと探した自販機に面白い飲み物が…
「仮面サイダー」だそうです。

「学校」は、自治体学校の中島信学校長(徳島大学教授)の挨拶で始まりました。



記念講演は、神戸女学院大学の石川康宏さん。震災と原発事故を受けて、「憲法どおりの日本社会をつくる、人間の復興か資本の論理か」と題する、ユーモアを交えた歯切れのいい話で、あっという間でした。

続いて「リレートーク」と称して、5人の各地域・各分野の方々がリレーというより、「じっくり」とトークを。

文化会館から、夜の「東京の交流会場」への移動は、少し遠回りして猿沢の池から「ならまち」を歩きました。


こんな街並み
 

思わず「下駄の音 路地裏どおり 雨上がりの屋根 窓越しのてまり歌 お下げ髪の思い出
この街が好きさ 君がいるから この街が好きさ~」と高石ともやの「街」という歌を口ずさんでしまう雰囲気でした。
 



夜の「東京の交流会」が終わって、ホテルへ向かう途中

ライトアップした「JR奈良駅」が美しく


駅前の路上ライブも
「バイオリンとキーボードとコントラバス(あえてダブルベースとはいいません)」という、風情のあるものでした。


ホテルでは、こんな奈良のゆるキャラが出迎えてくれました。
私が気になってしょうがない「せんとくん」は、いませんでした。

翌朝は、早く起きてホテルの自転車を借りて散歩

有名な飛火野にて。たまたま出会ったプロみたいなカメラマンの方が「鹿の後ろ姿もかわいいですよ。中に入ってごらんなさい」と写真を撮ってくれました。


 
春日大社は時間の関係から入り口まで。往きはずっとなだらかな上り坂。かなり汗だくに。


2日目の研修が終わって奈良公園内を通って移動。
どこに行っても鹿が歓迎してくれました。


続きはまた後日。







区民アンケートに2000人を超える声・声・声

2011年08月05日 | 区政全般
いただいた貴重なご意見、大切に生かします
 7月前後に配布しました区民アンケートに、2000人を超える回答・声をいただきました。全体の集計結果は後日ご報告しますが、そのごく一部ですがご紹介します。(注)個人情報部分はふせて掲載いたします。

原発について
●安全とうたってきた過去。誰も原発の恐ろしさを理解できていなかった。自然(太陽光発電)を全世帯で可能にすればいいと思う(35歳女性)
●安全性に絶対はあり得ない。20万年も有害なものを今だって埋めるところがない。東電の役員の庭に埋めたらどうですか?(63歳女性)
●今、すぐ全廃が諸般の事情で困難ならドイツのような長期計画で対処すべき。東電の株主総会は大株主の委任状で押し切る茶番劇。(70歳女性 )
●あまりに曖昧な原発への対策であったことを今回知り、唖然、慄然の思いです。現在制御でき得ぬものであるなら当然減らすべきであり、人は謙虚であるべきだと思います(80歳女性)
●答えのない問題だと思う。脱原発は理想だが、代替エネルギーがなければ、どうにもならない(40歳女性)
●原発によってどのくらいの電力が必要なのか正確に知らされていない。他の発電エネルギーで賄えるなら国は努力すべき(80歳男性)
●コスト的に安価といわれる原子力発電はウソと思います。自然エネルギーは絶対必要でしょう(65歳男性)
●原発を今すぐ全部止める。廃止。全廃しかない(42歳女性)

この間、様々な調査や勉強をして「自然エネルギーへの切り替えは十分可能。電力は不足しないしコストも莫大ではない」と確信しています。今後「足立から自然エネルギーへの提案」も具体的に行っていきたいと思います(ぬかが)

くらしや地域の願いも切実
●都営住宅その他の住宅について何回も何回も応募しているが当たらないので何とも悲しい。そのあとで道路や公園を考えたい。心のゆとりがないので(63歳女性)
●区内の公園の木や草を刈りすぎる。枝打ちをして木を枯らすな。昭和記念公園を参考にしてください。雑草(タンポポ・シロツメクサ・レンゲ群生している様はキレイですよ)。草を刈りすぎると表土が出て川が濁る海が濁る土地がやせる。ちんちくりんな木ばっかりでがっかり(63歳女性)
●環七のこだま幼稚園から北上する道路の中央の緑地帯をもう少しきれいに、花とか…。(52歳男性)
●西新井駅にエスカレーターをつくってほしい(60歳女性 他多数)
●東武ストアの近くかサンライトマンションの近くに郵便ポストを
●興野二丁目のタコ公園や奥野邑公園、プライス横の公園など広場が広いところに0~3歳くらいの遊具を柵付きで増やして(35歳女性)

都営住宅は、石原知事になってから都政史上初めて「一棟も増設しない」ために倍率が跳ね上がってしまいました。日本共産党は増設とともに、何回も落選している方の優先入居を求めてとりくんでいます。他のご意見についても、できることから一歩一歩取り組んでまいります(ぬかが)

くらしは大変
【生活が苦しくなった具体的な原因】
●夫の給与も減り、ボーナスも出ないときもあり、税金は増えて、取り分はさらに減ったりするので苦しい(37歳女性)
●生活のため仕事時間を長くしたため、体を無理し身体が悲鳴をあげ体調壊し現在も職を離れている(脳内出血後)(63歳女性)
●日用品食料品等の物価が上がり続けている。料亭政治を続ける無能な代議士先生に庶民の生活がわかるはずがない。(具体例~駅前のイオンで輸入牛肉の値段が倍近い値上がりに)(70歳女性)
●国民健康保険料が上がった。子供が幼稚園に入り子供二人の保育費が8万かかる(27歳女性)
●タクシー運転手をしています。サブプライムやリーマンショック以来、収入が減っている時に震災でより苦しくなってきました。それに子供の教育費、妻の医療費等が重なり生活が苦しくなってきました。電気代や消費税が上がると聞き先行き不安になっております。(42歳男性)

日本共産党への期待や激励の声
●今の政治は国民不在、民主・自民・公明とも自己の保身を考えているだけに見える。管さんやめろやめろで前に進んでいない。何のための延長国会か、むなしさだけ。共産党カツを入れてください(67歳男性)
●放射線量調査を真っ先に実施したり、街頭でこまめに報告すなど行動力があると思います。どんどんアクションを起こしてください。(女性)
●昔は政治に携わる人を政治家と呼びましたが、今は政治屋と呼んでいます。その訳は、自己の保身と金儲けだけをたくらんでいる連中と思っているからです。その中で、日本共産党の議員だけはよくやっていると思います。

西新井駅公共自転車駐輪場が閉鎖!?

2011年08月04日 | 街の情報
こんなメールが届きました


西新井駅の環七立体交差下の区営の西新井東、西新井西の両駐輪場があと2~3か月で廃止になります。理由は陸橋の耐震工事とのことです。両駐輪場は多くの中高大学生が通学のために利用しています。うちでも子どもが、ここを2年利用しています。4月に駐輪場に更新に行ったときに、「秋以降は更新不能」と告げられました。
区に問合せると「代替駐輪場の設置を検討中」と言われました。
(その後)駐輪場に行き「代替駐輪場の場所は決まりましたか?」と尋ねましたところ、「代替の用意はしない。あとは自分で周辺の民間駐輪場を探してください」と回答がありました。これでは閉鎖に伴う単なる追い出しです。民間は賃料も高く家計に響きます。さらに監視員さんたちも職を失ってしまいます。
西新井西駐輪場については、すぐ近くに西新井警察署跡の大きな空地もあります。耐震工事が終わるまで区がこのような土地を借り受けて、代替駐輪場とすることはできないのでしょうか?加えて、耐震工事終了後に利用者がそのまま戻れるようにできないのでしょうか?


さっそく担当と話をしました。
すると、メールの通り、環七の西新井陸橋の耐震工事を東京都が行うとのこと。工事の着手は今年の11月を予定しており、工期がなんと4年!
そのため自転車駐輪場は9月ごろから撤去するとのことでした。

メールにあった西新井警察跡地はじめ、都有地を代替駐輪場にと、区もあたったそうです。ところが、あまりにも工期が長いため、次の施設(警察署跡は都税事務所)建設と重なるため、貸してもらえなかったとのこと。都の工事なんだから代替は責任を持って都が考えるべきなのに…ひどい!

それでも代替地をと、区が探して、今よりは遠くになるのですが、「現利用者のための代替地は必ず準備する」とのことでした。
9月には移転先を整備して、代替駐車場を開設するそうです。

ちなみに「代替の用意はしない」と対応したことには区の担当者も憤慨していました。
委託委託で、「区の施設」もかなりの部分が、入札などで決定した民間人。この駐輪場管理も同様です。これも「安上がり行政」の弊害でしょうか。

この夏、平和のイベントに参加してみませんか?

2011年08月03日 | 平和
 地球上で核兵器の攻撃を受けた最初の国が日本です。
 核廃絶は日本国民の悲願。その日本が、こともあろうに核を扱ってしまい、日本全体にダメージや不安を及ぼし、被曝をしてしまいました。福島原発で起こっている惨事は、とりわけ日本のような世界有数の地震国で原子力依存政策を取り続けることの危険性をあらためて浮き彫りにしています。原発へのプルトニウム燃料使用、高速増殖炉の運転再開、六ヶ所村の再処理施設の運転など、世界でも類のない危険な政策を今こそ見直す時。その重要な時期に開かれる世界の平和運動を集結する原水爆禁止世界大会(8月7~9日)に、ことしはぬかが区議地域の足立中部原水協(代表=横川昭さん)から2名の代表を送り出します。ぜひみなさんのご協力をお願いします。

そして、この夏、平和のイベントが行われるので、ご紹介します。
ぜひ参加してみませんか?


足立の原爆被害者の会(足友会)主催の区役所で行うイベントです。
被爆者の方々は、「自分が生きている限り、核兵器のない世界へ。自分たちのような思いを二度として欲しくない」との思いから、高齢化している中でも毎年開き続けているイベントです。「もう今年で最後になるかも」といいながら、毎年開催。
一度もご覧になったことのない方は、ぜひ展示をご覧ください。


こちらは、ジャーナリストや学校の先生などが中心に始まり、毎年行われているイベント。毎年その時の焦点の平和の課題をテーマにしています。
今年は「原発」です。

放射能対策で区長に緊急申し入れ

2011年08月02日 | 防災・安全
29日、放射能汚染対策として「除染」をすることなどを中心に、区長あてに申し入れを行いました。


区長とは緊急の申し入れだったため、スケジュールの都合がつかず、副区長が対応。写真は、申し入れ内容を、私(ぬかが)が説明し、区に対応を迫っているところです。

区も「ベクトルは同じ」と、好意的でしたが、具体的にはこれから話をつめていかなければ…。
震災以降の緊急申し入れは8回になり、そのうち5回、放射能対策で申し入れを行っています。
初めのころは区も1k所でしか測定していなくて、「子どもの生活圏内での測定を」というと区長が「測って何になるのか。どうするのか」などと言われたことを思うと、隔世の感が。繰り返しの働きかけが、区を大きく動かしたと実感しています。

申し入れ内容は、以前に掲載しましたが、再度UPしますね。
ここからは、関心のある方、ぜひご覧ください


足立区長 近藤やよい 様
2011年7月29日
日本共産党足立区議団
区内の放射能対策の抜本的拡充を求める緊急申し入れ

 日本共産党区議団は都議団といっしょに、子どもたちの生活の場での放射線量の状況、そしてどのような場所に放射性物質が蓄積しているのかを調査するために、区内をほぼ1㌔メートルメッシュで区切り、65地点・142ヶ所の空中放射線量の測定をおこないました。測定は地上1メートルと地表面(地上5センチメートル)でおこないました。
 この測定は、同機種で同測定方法で、広範囲にわたって行われたことで、専門家からも高く評価を得ているものです。
 地上1メートルでの測定結果の特徴は、都議団が「自然放射線量を除いても年間1ミリシーベルトを超える目安」としている毎時0.15マイクロシーベルトを超える数値が、23ヶ所(31%)あり、区が目安としている0.25マイクロシーベルトを越える地点も4ヶ所あったことです。もっとも高い箇所は、隅田あいあい児童遊園(中川1丁目)の砂場で、毎時0.29シーベルトでした。
 地上5センチメートルの地表面では、毎時0.15マイクロシーベルトを超える数値が53ヶ所(78%)で測定され、区の目安の毎時0.25マイクロシーベルトを越える地点が19ヶ所(28%)で測定されたことです。もっとも高かった所は、千住スポーツ公園の吹きだまりの砂地でした。詳細は、別紙「都内東部地域の放射線量測定結果について」の通りです。
 公園内に限っても、広場の中央部か隅か、葉の茂った大樹の下に入るかはいらないか、雨樋のない建物の周辺かどうか、公園内に斜面があるかどうか、側溝の近くかどうか、側溝内が清掃されているかどうか、植え込み内が芝生地かなど、綿密に測定すればするほど、同一地域内であっても場所によって放射線量に違いがあることがわかりました。
 足立区では、区内752カ所の全小中学校・幼稚園・保育園、公園・児童遊園、児童館などの測定を行うだけでなく、屋外プールや砂場の測定も行ってきました。独自の目安も設けて対策も講じてきました。これは、23区でも有数の測定体制であり、その活動にはおおいに敬意を表します。
 同時に、測定位置は、各地点の中央部などに限られているのも事実です。これでは十分な対策が講じられません。区がいま緊急にやるべきは、放射線量の高い部分(地点)をおさえ、除染など必要な対策を住民と共同ですすめることによって、住民の不安を解消することだと考えます。
 よって、区が、放射線の影響を受けやすい子どもたちの安全をしっかり守るという立場に立って、測定と対策をさらに拡充し、必要な除染などの対策をすすめることを強く求めるものです。
 日本共産党区議団は、29日夜に放射線防護学の専門家を招いて講演会を開催し、また、様々な専門家の力を借りての研究も行っているところです。今後、全体に関わる政策提言や要望も行う予定でありますが、今回は、当面の対策として緊急に要望するものです。
 区におかれましては、前向きに取り組んでいただけますよう、お願い申し上げます。


1、放射能測定については、広域的な線量分布を調べるものと、水の流れなどに留意したホットスポットの検出という、二つの異なる性格の調査を同時に行うという立場で
とりくんでいただきたい。
 その中でも、すべり台・ベンチ下、雨樋がない建物の軒下、雨水が溜まりやすいところ、側溝などホットスポットになりやすい場所については、詳細に調査すること。
 これらの線量の高い地点については、施設管理者や子どもを持つ親などからの要望をふまえ、必要な除染をすみやかにおこなうこと。

2、道路わきの砂が溜まりやすい部分、排水溝・側溝、雨水が溜まりやすい場所、草地などの放射線のたまりやすい場所について、都の協力も得て、詳細に調査し、その結果にもとづいて、必要な除染を行うこと。

3、東京都は「区市町村から協力要請があれば、できるだけ支援したい」と都議団に回答しています。以下のことを協力要請し、力を合わせて進めていただきたい。
①上記の場所をはじめ、都住の草地など都有地の測定と除染を求めること。とりわけ高い線量の検出された都立中川公園、東綾瀬公園の対策を緊急かつ強く求めること。
②荒川土手などの対策も国土交通省に求めること
③線量計を希望する住民に貸し出せるよう、都に協力依頼をすること。
④区は独自の目安を設けているが、国や都も目安もしくは基準を、住民の不安にこたえる形で設けるよう、改めて強く要請すること。

4、除染方法について
専門家のアドバイスを受けながら、側溝の洗い流し、草刈、土の入れ替え、チップの入れ替えなど、すみやかにおこなうこと。
以上