かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

「西新井駅にエスカレーター設置を」「六月地域にバス路線を」2つの署名を区長に提出

2011年03月02日 | 区民運動
写真は「西新井駅西口東口にエスカレーターの設置を」の署名を区長に手渡しているところ

昨日のブログでご紹介したように、地域では多くの切実な要望が出されています。
そのうち2つの地域要望では、地域のみなさんが署名活動にとりくんでいました。それもあって、代表質問でもとりあげました。


こちらは、「六月・栗原地域にバス路線の新設・拡充を」の署名を区長に手渡しているところです。


3月1日、「六月・栗原地域にバス路線の新設と、旧道のバス路線の増発を求める署名」「西新井駅西口・東口にエスカレーターの設置を求める署名」を区長に提出し、区長と懇談をしました。
 西新井駅のエスカレーターについては「西口は通行者の安全性や利便性向上のため、平成25年度の事業着手をめざし、駅前広場整備計画の見直し作業を進める。その中でエスカレーターの設置を検討する」「東口は引き続き研究」との本会議代表質問答弁(2/22)でしたが、西口・東口ともに早期実現を求めました。六月地域のバス路線については「旧道のバス路線の変更ではなく、旧道は増発を。補助255号線にバス路線を」と強く求めました。


署名の提出後に区長と懇談。
西新井駅のエスカレーター設置では、「駅にエスカレーターがないのは西新井だけ」「エレベーターだけだとベビーカーが行列に。お年寄りも遠慮して階段を上っていることも」などの切実な声が参加者からとどけられました。
六月地域のバス路線についても「買い物も役所に行くのも何するにも駅にも遠いしバスがないし不便」など、切実な声を届けてきました。

引き続き地域のみなさんと実現めざしてがんばります。

代表質問④ 地域の街づくりで大きく前進!

2011年03月01日 | 住まい・まちづくり
3月に入ったので、桜のテンプレートに変更しました。

お伝えしています代表質問。今日は、街づくりのことをご紹介します。
代表質問では3つの問題の改善を求めました。

NO1 西新井駅にエスカレーターを
ぬかが「昨年も質問しましたが、西新井駅のエスカレーター設置や駅前の安全確保について、早急に行う必要があると考えるがどうか」
答弁「西新井駅のエスカレーター設置や駅前の安全確保についてお答えいたします。現在、西新井駅西口につきましては、通行者の安全性や利便性向上のため、平成25年度の事業着手をめざし、駅前広場整備計画の見直し作業を進めております。エスカレーターの設置につきましては、バリアフリーの視点から、駅前広場の基本設計を策定する中で、検討を行ってまいります」
 駅のエスカレーター設置問題は、20年前から取り組んでいました。署名を集め、当時国会の運輸委員だった佐藤すけひろ代議士とともに、東武本社とも交渉を行いました。その後、バリアフリー対策としてエレベーターが設置され、法に基づく鉄道事業者の義務は果たしたことになり、まるであきらめたかのように各党からのエスカレーター設置を求める議会質問も行われなくなっていました。動き出したのは昨年の私の代表質問から。「やっぱりエスカレーターが欲しい。ないのは西新井だけ」の街の声をうけて「何とか方策はないものか」と区と相談、話を詰めて代表質問。「人口も急増している。第2の足立の顔ともいえる駅にエスカレーターがない。街づくりの課題として設置を」と求め、ついに区も初めて「エスカレーター設置」を前向きに検討する答弁を行ったのです。私の代表質問を受けて、昨年の予算委員会では、後を追うように自民党・公明党がエスカレーター設置を質問したのにはビックリしたものです。実現しそうになると、とたんに後追い質問をするのかとも思いましたが…。でも私は「自分がやった自分だけがやった」ということよりも、私の質問をきっかけに、議会内世論が高まり、「みんなが要求する」ことは大事なことだと思っています。要は、区民の願いが前進することが大切なのですから。

NO2 六月地域にバス路線の設置を


ぬかが「区内中心部にありながら、交通空白地域の栗原・六月地域にはるかぜを導入するとともに、バス路線があっても一時間に一本もない時間帯もあり、夕方6時に終バスとなる旧道のバス路線の更なる増発を、都市交通マスタープランに位置づけ、実現すべきと思うがどうか」
答弁「既存バス路線の増発やルート変更につきましては、栗原・六月地域も含め、都市交通懇話会等で要望。また、交通不便地域の解消等につきましては、現在策定中の足立区都市交通マスタープランの中で、地域の課題や特性等を盛り込んだ地域別のカルテを策定し、検討」
この背景には昨年の決算特別委員会の質問があります。交通マスタープラン策定にむけて実態調査を区が行った中で、ビックリしたのは足立区のど真ん中にありながら、交通空白地域が「栗原・六月地域」だとわかり、早速質問。区もそれを認め、バス事業者に要請するとの答弁でした。実現の見通しも開けてきています。何とか実現へ力をつくしたいと思います。

NO3 危険な江北バス通りの歩道確保を
ぬかが「都道307号線の足立区部分(通称江北バス通り)は、歩道が極端に狭く、危険な状態です。特に江北駅付近は、歩行者などの通行量も増え、早急に改善が求められます。環七から江北駅までの安全な歩行空間確保に向けて、まちづくり手法も活用して取り組むべきと思うがどうか」
答弁「都道307号線の江北駅付近につきましては、1階部分1・5mの壁面後退を地区計画で指定し、建物の建替え時に安全な歩行者空間の整備をするようになっている。この区域外の沿線については、地元のまちづくり気運の高まりに応じて、まちづくりの手法などを地元のご理解とご協力をいただきながら検討する」

この間、本木新道の狭くて危険な歩道の改善については、歩道のど真ん中にある電柱を移設することで、順次進んできています。
一方、頻繁にバスも通る江北バス通り(環七~江北駅間)については、本木新道よりも狭く、ほとんど歩道がないところもあり、アンケートでも「危険。改善を」の声が寄せられていました。これも危険な実態がありながらも、困難だからか誰も取り組んでいない問題でした。でもあきらめずに知恵を絞り、まちづくり手法の活用で何とかならないかと、担当者の知恵も借りて質問しました。建替えの時などに、少しずつですが、歩行空間を確保していく方向性です。