かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

西新井第2小で消防団始式。民団(在日韓国人)の新年会

2010年01月12日 | Weblog
10日は、各種新年会などで分刻みのスケジュール。まるで「人気芸能人!?」になったかのような移動や慌ただしさでした。
写真は西新井消防団の始式(西新井第2小の体育館)。西新井大島よしえさんが、初めて都議会議員として壇上で紹介されました。私たちは、壇の下の来賓席で紹介されました。

毎年消防団始式では、長年貢献された方々にたいし、その節目と言うことで表彰を行います。消防団員を支えるご家族に対しても、その労をねぎらい表彰。ご家族には単に表彰状だけでなく、小さな花束をお渡ししていることに、暖かさを感じました。
写真は表彰状を渡しているところ。


続いてタクシーを飛ばして、民団(在日本大韓民国民団)足立支部の新年会へ

セェ ボムマー二  パドゥセヨ(新年明けましておめでとうございます)から始まり、私も日本共産党を代表して挨拶を行いました。

年の初めに、民団新聞をインターネットで、中央団長の新年のあいさつを読、共感し、一市民として、そして議員として、草の根からの親善友好を深めたい、また、永住外国人への地方参政権実現へ、決意をあらたにしました。
永住外国人の方々は、税金はおさめ、地域社会の一員として役割を果たしているのに、その地域の決めごとに参加できない、この矛盾の解決策として、私たちは以前から地方参政権を付与すべきと主張しています。

 今年は、韓国併合100年の年でもあります。日本が外交権を奪い軍隊も解散させ、半島全体を軍事占領下に置いて当時の「大韓帝国」におしつけ、長期にわたって日本の植民地とし、資源や経済力とともに人間そのものが戦場にかり出され、数十万人が犠牲になりました。かつて日本と同じく侵略国となったドイツのワイツゼッカー元大統領は、「過去に目を閉ざすものは結局のところ現在にも盲目となる」という言葉を残しています。私たちが、真摯な姿勢にたち、過去の歴史認識の基本を共有することが、平和と友好の土台を築くことだと確信してます。同時に、あの時代に、韓国の併合に反対した日本人や、3・1(サムイル)独立運動に参加した日本人もいたことを知っていただきたいと思います。
また、今年は奈良の平城京遷都1300年の年です。日本の律令国家のスタートである奈良時代、この奈良の語源もハングルのナラ=国・国土だと言われており、平城京建設の総責任者も半島から渡来し技術を伝えたといわれています。まさに、日本の文化の母だと実感しています。
私は、韓国の文化や歴史、そして食べものが一番好きです。TVドラマでも、高句麗や三国時代、統一新羅の時代のドラマ、チュモンはじめソドンヨなどKNTVで欠かさず見ていました。今は、朝鮮5千年の歴史上、初めて女性で王位についた新羅の善徳(ソンドク)女王にはまっています。きちんと自分の意見を主張する民族性も好きです。
これからも、友好と親善が深まるよう、いっそう私たちが力を尽くすことを決意した会でもありました。