東近江市は2019年3月から、認知症の高齢者が外出し、道に迷うなどして行方不明になった場合の早期発見と保護につなげようと、「見守りQRシール」の配布を始めた。
シールは、縦2.5cm、横4cmで、東近江市の市章とQRコード、本人の登録番号が記載されており、アイロンプリントで衣服に貼り付けることができる。道に迷っているとみられる高齢者を見つけた場合、
① 本人の衣服に貼ってあるQRコードを、携帯電話またはスマートフォンで読み取り、
② 表示された東近江警察署又は東近江市役所の電話番号へ高齢者本人の登録番号と見つけた場所を連絡する。
③ シールに記載された登録番号から署員・市職員が高齢者の身元を識別することができ、家族へ連絡する。
QRシールの配布は、認知症で行方不明になる恐れのある本人または家族を対象に、無料で10枚、東近江市本庁の福祉総合支援課で配布している。
県内のQRシールの配布は、既に長浜市、日野町、多賀町で実施され、愛荘町でも予定されている。
QRシールの配布は、認知症で行方不明になる恐れのある本人または家族を対象に、無料で10枚、東近江市本庁の福祉総合支援課で配布している。
県内のQRシールの配布は、既に長浜市、日野町、多賀町で実施され、愛荘町でも予定されている。
尚、2017年度の県内の認知症による行方不明者は183人と、5年前と比較して約2倍に増えている。東近江市内の徘徊の恐れのある認知症の高齢者は、約70人とみられる。
問い合わせ: 東近江市福祉総合支援課(TEL 0748-24-5641)へ。
<滋賀報知新聞、東近江市HPより>