脱穀終える

　休館日の15日火曜日の午前中、棚干しのしてあったお米の脱穀をしました。台風が近づいているというので、昨年よりは一時間早い7時から行うつもりでしたが、脱穀機のエンジンがなかなかかからず、結局昨年と同じ8時から始めることとなりました。
　
　収穫は昨年を大きく下回るのではないかと思いましたが、始めた時間と同じように、ほぼ昨年並みとなりました。例年脱穀し終えた稲藁は裁断して田んぼに戻すのですが、明日から又美術館、疲れもあって全部燃やしてしまいました。米作りをして12年、初めてのことでした。
　ところが、都合の良いことに、稲藁が燃え始めてから暫くして、雨雲を呼んだかのように、ポツリポツリと雨が降り出し、八分どおり燃えた後の稲藁の火を消し始めてくれました。都合の良いと言ったのは、燃え残りの部分が丁度裁断したような稲藁の状態で残ったからです。燃え残りは来週にでも散布することにしました。
　
　5月の田植えからほぼ5ヶ月、今年の米作りは“とりあえず”一段落したということになりました。