能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

スタッフブログ

インタープリター山崎の日常、スタッフブログ「ゆらりぶらり」も日々更新中です!

歩こう歩こう鉢伏山2012

2012年07月24日 | エコツアー鉢伏山
地元岩井戸公民館主催の「歩こう歩こう鉢伏山」が行われました。
今年は能登町の小木中学校と柳田中学校の3年生が参加しました。



暑さを心配していましたが、当日は「曇り」という絶好のお天気。
時折通る風で、気持ちのよい森歩きでした。



地元の方からホウ葉の風車のレクチャーもありました。
昔の人は、山にあるもので器用に手作りしていたんですね。



森を見渡すと、青い木々の中に枯れて茶色くなった木が目立ちます。
ナラ枯れの被害から、生物多様性について考えていただきました。



道中、いろんなものがいつもよりも気になるご様子。
こちらの生徒さん&先生は動物の糞を熱心に観察中です。
「お~い、こっちにもあったぞ~」と見つける度に召集がかかっていました。笑



渡りの蝶、アサギマダラもいました。



鉢伏山の山頂へ登りました。
帰りは急な坂道もあり、ロープを使う場面も。ちょっとだけ冒険気分を味わっていただきました。



お昼はブナ林の中で食べました。
食後は木登りして遊ぶ子や、ごろんと寝っころがって過ごす子もいて
思い思いの時間を過ごしました。





地元の子は、森に詳しい子が多いのです。
「この葉っぱは食べられるよ。」「これは叩くとパーンてなる葉っぱ。」
「笹笛はこうやって吹くんだよ。」とこちらも関心してしまうほどです。
おじいちゃんやおばあちゃんから聞いた森の知恵袋が、しっかりと伝わっています。

大人になっても、地元の森で遊んだ記憶が楽しいものであってほしいです。


大学サミットエクスカーション

2011年09月03日 | エコツアー鉢伏山
地域再生人材大学サミットが能登で開催されました。
そのエクスカーションの一つとして、鉢伏山のエコツアーを体験していただきました。

お客様は県内外の大学の先生方が中心ということで、
昆虫の先生が「あっ!」とジャンプし、カミキリムシを捕まえました!
解説もしていただき、大変勉強になりました。

ブナに寄生するヨコヤマヒゲナガカミキリです。

少し霧がかったブナ林は神秘的な空間でした。

ちょうど、キノコが顔を出しはじめていました。
じっくりと観察していただき、最後はブナ林で横になっていただきました。
「おはようございます」とお声をかけると、
みなさんの表情がやわらかくなっているような気がしました。
少しは休んでいただけたようで何よりです。

専門性の高い先生に現場を見ていただき、よい機会になりました。
(今井)

ノトノブナバヤシ 鉢伏山ツアーの紹介

2011年05月25日 | エコツアー鉢伏山
鉢伏山の森歩きは今、新緑で絶好の時期。エコツアーの取り組みを
たくさんの人に知ってもらいたいので関係者の方々にも声をかけています。

例えば農家民宿の皆さん。
「自分たちは能登に住んでいるのに知らないことがたくさんある。
遠くから来た人に能登の森を教えてもらいました。ありがとう。」

皆さまの仲睦まじいひと時。森の霊気で夫婦円満?!

お礼においしいお弁当を頂きました。ごちそうさま。

例えば能登でも有名なお宿のご夫婦。

「森の中・自然の中でただひとりきりになれるっていいかもね。
ふつうの特に都会の人にはなかなかそういう機会がないから。」

「自然と人との関わりが見えておもしろいよ」

例えばマスコミ関係の人。

[ボーイスカウトの頃を思い出します。森の中に一日どっぷり浸かったのは久しぶりでとても満足しました。
自然は私たちが気付かないことや知らないことだらけなんですね。」

みなさんに能登の森のよさ・鉢伏山のよさを満喫してもらいました。これからもよろしくおねがいしまーす!

鉢伏山は雪の中 ノトノブナバヤシ

2011年03月28日 | エコツアー鉢伏山
スノーシューで鉢伏山の林道からブナ林へ入りました。(昨日の続き)

杉林の中

自然林のそば

そして耳の長いお友達のおとしもの


長い冬を耐え、新芽を守ってきた冬芽はもうすぐ役割を終えることでしょう。

赤い枝が白い世界に目立つミズキ


マンサク(マルバマンサク)が咲いていました。春で一番早く花をつける木です。


ブナ林へ入っていくと「木の根開く」ブナの根元。

見事に同心円状に根元の雪が融けています。

幹が太陽で暖められて表面の雪が融けたり水分が水となって幹を伝って根元の雪を溶かすのです。


柔らの道で多雪環境に適応した常緑樹・ヒメユズリハ。
まさに雪に埋もれて冬を越す現場を押さえました!

雪が融けるとこうしてゆらゆら~と立ち上がるのです。

雪が融けた後、雪の重みで落ち葉がぺったんこです。

オオイワカガミもアイロンプリントされているかのようです。

雪のブナ林もいいものです。

葉がない森は小鳥の観察には適しています。カラの群成がにぎやかです。

水源地へ下りるルートを望むと地面はまだまだ雪山でした。

しかしブナは春を感知し芽吹き始めています。

鉢伏山は雪の中

2011年03月27日 | エコツアー鉢伏山
今年の冬、1月は毎日雪が降りました。一転して2月は雪が少なくこのまま春かな?と
思ったのはフェイントで3月に入ってから雪がくりかえし降って、今でも寒冷です。
偵察を兼ねて地元の方をお連れする鉢伏山へスノーシュー・ツアーを敢行しました。

渡瀬建設さんが仕事で入るところまでは林道が除雪されているのでその先を歩きます。
いつものスタート地点は日陰の谷底で例年最も雪が深いところですが・・・

唖然としました。ショートケーキのような雪の舌。へそ以上の高さまでとけ残っています。

スノーシューなら蛇行している道も最短距離で上れます。杉林を抜けると

スキー場でした(笑)と言いたくなるくらいの美しいスロープ。

道は谷底を通って平らなので雪が集まってしまうんですね。

今日は対岸の北アルプスも望めました。むこうもまっ白です。

ブナ林のそばまで来るといよいよ雪深い。あれっ?いつもよりも見晴らしがいいぞ。

1メートル以上の雪の上なので自分の視点が高くなっていたようです
入り口はこの通り。

ブナ林の看板も雪圧で傾いてしまいました。

振り返ると道は雪の尾根です。

出口は背丈ほどの段差があるのですが雪で埋まっていたので下りるのが楽でした。

いつも定点観測しているところ、残雪の多さが分かります。

さらに奥へ向かう道もこのありさま。当分融けそうにありません。

4月中にはたして今年のツアーを再開できるでしょうか・・・。

記憶に残る記録的な年になりました。

長野大学 森の恵みクリエイターたち

2010年11月12日 | エコツアー鉢伏山
森林の利活用に強い関心を持つ大学生たちを鉢伏山にご案内しました。
長野大学「森の恵みクリエイター」実践講座で、夏に一度お会いしていました。
前回は悪天候で中止になりましたが、うれしいことにご再訪下さいました!
皆さん、ありがとうございます!!!

今日は黄砂舞う強風の肌寒い天候でしたが、若いパワーで前進です。

紅葉のただ中をご案内です。鉢伏山の自然解説を中心にツアーを進めました。

谷底へ下りると強い風もおさまりました。しかし沢は落葉が積もってせき止められるので
いつもより水位が増していました。難易度を上げた4つの難関をクリアしていきます。

山登り?ブナ林を進む一行。

目かくし木探しなどいくつかのアクティビティを行いました。

吹き荒れる風が木々を鳴らし落葉を降らせます。風の日もまたよし。

しかし時間が押してしまい、体験的な観察や地域のお話を省いたのが心残りでした。
先生方から地域に根差した解説などについての貴重なアドバイスを頂きました。
お客様の反応を感じご意見を取り入れながら、より満足度の高いツアーを目指して参ります。

鉢伏山 いきものマイスター養成講座

2010年09月18日 | エコツアー鉢伏山
金沢大学が今年から始めた「いきものマイスター」養成講座
能登の森の代表として鉢伏山が選ばれ、受講生たち6人とスタッフがやってきました。
今日のメンバーなら通常のツアーよりも自然のこと(ひとつひとつの植物や森の仕組み)を詳しく
話すことができる絶好の機会です。私も楽しみにしていました。

本で読んだ知識は現場で実物を目の前にすることで生き生きとした理解になります。

分かったという喜びに火が点くともっと知りたくなります。
「森のマイスター チェックシート」を用意して16項目の?&!で森を探っていきました。

シーンは移り変わり沢沿いの難所も次々と現れます。
これには探検気分の子供たちが喜びの声を上げました。やっぱり子供は自然が一番の遊び場!


皆さんからは次々となに?なぜ?どうなるの?と質問が飛び交います。
インタープリターとしてはとてもうれしい瞬間です。

自然はまわりにあるすべてが素材であり教材でありおもちゃです。


私のメッセージは自然と人間が深く関わっていることを実感して頂くこと。
それは単に生活の糧を求めるだけではなく、「今ここ」にいる私たちひとりひとりの
心のあり方に深くつながっている(のではないか?)ということです。

チェックシートによって皆さんが森の多様性について体験的に理解したことを確認したので
全員に「鉢伏山 森のマイスター修了証」を授与しました(笑)。

「ひとりで来てもぜったいに気が付かなかったことをたくさん知ることができた。」
「結論を押しつけるのではなく、自分で考えるように導いてくれた。」
と、参加者の皆さんからインタープリターとしては勲章のような言葉を頂きました。
これはスタッフの皆さんのサポートがあってこそです。ご協力ありがとうございました。

鉢伏山 真夏の森

2010年08月08日 | エコツアー鉢伏山
金沢と氷見から友人同士の女性たちを鉢伏山へお連れしました。
途中、見通しのよいところで七尾湾を遠望します。その先が富山県氷見の方向です。

バードリスニング・ポイントで鳥の声に耳を傾けます。
夏も盛りとなる頃には森はずいぶん静かになります。
にぎやかだったさえずり(ラブソング)が止んでしまいました。

鳥の恋の季節は終わりましたが地声(ふつうの鳴き声)がたまに聞こえます。
鳥は静かにしているだけで本当はたくさんいるんですよ。

葉っぱの中に実が成っている?

他にも森の不思議はたくさんあります。ブナの実がなる周期のことや

落ち葉と土の中のこと。

たくさんお伝えしたので頭がいっぱいになってしまったかも。

ということで森の中でゆっくりと頭と体を休めました。

夏の盛りはさすがに暑いです。森の沢沿いは空気が止まって蒸し暑かったです。
皆さんがんばって歩きました。
それだけにブナ林でゆったり過ごしたお休みの時間は格別な体験となりましたね。

鉢伏山 夏の森2

2010年08月02日 | エコツアー鉢伏山
能登ファンの方が鉢伏山にいらっしゃいました。
最近能登に頻繁に通って能登の「楽しさ」や「真髄」に触れています。
今回は神奈川県からはるばる奥さまとご一緒でいらっしゃいました。
午前中は曇って風も凪いで蒸し暑い森の中でした。

蒸せばキノコが出てきます。さっそく観察です。
尾根に上がると風を感じました。山の上はいつも風が吹いているんですね。
やがて日も出て明るいブナ林で休息です。若鳥がさえずりの練習をしているのを聞きながら・・・

夏のこの時期は虫がけっこういますので虫よけスプレー大活躍でした。
じっくりと落ち着ける紅葉や雪の時期にも来てみたいとおっしゃってくださいました。

お待ちしております。

鉢伏山 夏の森

2010年07月28日 | エコツアー鉢伏山
夏の盛りでも森の中はとても涼しくてみなさんに大好評です。
立ち止まって一本の木をよく見てみると・・・見過ごしていた不思議がたくさんあります。

足元には大きいのやら小さいのやら、いろんなキノコがニョキニョキ。

水源の森はちょっとした探検気分が濃厚で谷底はちょっとムシムシしていますから、
見晴らしのよいブナ林にたどり着いた時の開放感はまた格別です。

ちょっとゴロ寝をしていると実に気持ちがいいもので、ついウトウトと。

さすがに夏なので少々虫が気になります。虫よけスプレーが大活躍しています。
同じ理由で長そで長ズボンは必携です。薄手のものでいいですから持って来て下さいね。

鉢伏山 活動紹介

2010年07月26日 | エコツアー鉢伏山
地元の方に私たちの活動・エコツアーについてお伝えする機会がありました。
能登の山・鉢伏山を知るために「さぐる・すごす・かかわる」のプログラムをダイジェストでご紹介。
ブナ林エリアからスタートです。

まずは「さぐる」
鉢伏山のブナ林が30年前に保全されたこと、当時の村長の「想い」を朗読しました。

ブナ林の保水力をはじめとするいくつかの自然観察を行いました。

次は「すごす」
森林浴としての森の活用を実体験して頂きました。

「かかわる」はもうひとつのフィールド・鉢伏山頂上エリアに移動してから。
太枝切ハサミを手にネマガリタケの刈り取り作業です。

短い時間でしたが、鉢伏山とはなにか、エコツアーとはなにか、
概略をお伝えすることができました。

今度はゆっくりとひとつひとつのプログラムを体験して頂ければと思います。
違う季節に来て頂ければ違った山の表情にきっと驚くことでしょう。


歩こう歩こう鉢伏山 2010

2010年06月07日 | エコツアー鉢伏山
岩井戸公民館&柳田小学校PTA共催の恒例行事「歩こう歩こう鉢伏山」が昨日6月6日に開催されました。
毎年この日は鉢伏山に最も多くの人が集まる日です。

途中で先生やご父兄がいろいろな山の知識をご披露なさっています。

今年は天候に恵まれ北アルプスの白い峰が高く輝いていました。
林道を歩いていると暑いくらいでしたが、コース途中のブナ林に入ると別世界のような涼しさ。

大きなブナを見上げていると・・・人がいました。ずいぶん高くまでのぼっています。(左)
大人が木登りをして遊び出すと、(中)
子どももマネをします。「よい子はマネをしましょう(笑)」(左)

鉢伏山の山頂へもたくさんの方が上りました。
特にほとんどの子どもたちが広い頂上で遊んでくれたことはとてもよかったです。

道を探して探検したり、

バネのようにしなる木を使ってとび跳ねたり

横倒しの低い木に並んだり

大きな木に上ったり、なかよしを楽しんだり

くつろいだり

子どもながらに森と対面し、思い思いの過ごし方でここにいる時・ここにいる機会を楽しんでいました。

今回は「森知り博士の森知りカード」という企画でスタンプラリーを組み込みました。

頂上へ行った人には「よくできましたシール」を貼付。ほとんどの子どもたちが満点でした。
鉢伏山がみんなの思い出に楽しい場所として記憶されたことを願いたいと思います。

第六回 竹取物語

2010年06月05日 | エコツアー鉢伏山
地元の柳田建設の皆様10名と鉢伏山の保全プログラムを行いました。
今回は新機軸、町有地に新たなフィールドを創出する取り組みです。
これまでは鉢伏山山頂エリアを手入れしましたが、今回ははじめて別の場所で行ったのです。

新たな広場を作るためにスタッフを含め総勢13人が太刀バサミを両手に突入!

みるみるうちに二つの広場ができあがりました。

ここが手入れ前。うっそうとした感じがします。

手入れをした後は明るくなって広場と呼ぶにふさわしい空間になりました。


今回の大きな成果のひとつに大きなブナの足元に近寄れるようになったことです。
すばらしい大木だったのですがこれまではヤブをかき分けながら近寄っていました。(写真左)

ヤブが駆逐されたおかげで誰もがすぐ傍らまで行くことができるようになりました。(写真右)

この町有地はかつて旧柳田村の尽力で伐採の危機から救われて保全された自然林です。
そのエピソードを私なりにまとめて朗読させて頂きました。

先人たちのお言葉をまさに守ってくれた森の真ん中で地元の方々へお伝えすることができました。

疲れた体に心地よい山の風・森の空気。作業の後はブナのかたわらでゆっくりと過ごしました。

いつも野外を仕事場としている皆さまですが、今日は森でくつろぐひと時も楽しんで頂きました。

柳田建設の皆様は終始、笑いの絶えない和気あいあいとした雰囲気でした。


快くプログラムにご参加頂き、本当にありがとうございました。

鉢伏山 地元の方々と

2010年05月22日 | エコツアー鉢伏山
今日は地元(柿生)の女性5名様をお連れしました。
地元の方でも鉢伏山のブナ林へ入ったことのある方は稀です。
皆さんも初めてでしたが山歩き好きというだけあって装備も足取りも完璧でした。

さて、今日は歩くことよりもゆっくり過ごして頂くことを主眼にしたプログラムでした。
ブナのいろいろな役割を体感したり、森の中で30分ほど横になりました。

これは意外な体験で印象的だったようです。弾む声でご感想を頂きました。

お初のキノコも発見しました。

話題の中心は山菜のおいしい食べ方。みなさんの知識と情熱はすばらしい。
能登のおかあさんの手料理が一番うまいのは、まさにこれ、納得です。

帰り道にはすかさず山菜チェック。食への旺盛な好奇心を見習いたいと思いました。

鉢伏山 柳田小三年生 総合学習

2010年05月18日 | エコツアー鉢伏山
昨年に続いて今年も地元の子どもたちと新緑の鉢伏山ブナ林へ。
案内する私も楽しみにしていました。

森に入るとワクワクしない?との問いかけに「うんうん」と子どもたち。
さあ、きのぼりしよう!で喜びの表情へ。みんなお猿さんに変身です。

少し落ち着いたところで大切なお話です。

深呼吸をして森が空気をつくっていることを知りました。
おちばをほったら森が水をためていることがわかりました。
30年前に村(町)の大人たちが子どもたちのためにブナ林を守ってくれたことも。

楽しい「目かくし木さがし」ではどうしてその木が分かったのかをみんなで話しました。

「森の忍者」では鳥たちも気づかないくらいみんなが静かになりました。

どれだけ素敵なことが見つかったか、気がついたかをみんなで話しました。

そして「森のニュースキャスター」になって紙いっぱいにいろいろなことを書きました。

この子はすてきなにおいの枝、ブナのから、ブナの種を見つけたようです。


森の中で2時間弱の時間を頂いたので十分なプログラムを作ることができました。
小学校でいちばん元気な学年と聞いていましたが、その通りとても元気で熱心に聞いたり
話したりしてくれました。
楽しく遊びながら森の実相に触れることで、森の役割を体験を通して理解してくれたと
思います。

森は自然そのもの。また違う季節にも来て下さいね。