能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

スタッフブログ

インタープリター山崎の日常、スタッフブログ「ゆらりぶらり」も日々更新中です!

お講料理

2010年09月23日 | 食文化
笹川子供会の食育活動の一環で能登町石井の光栄寺でお講料理を頂く機会があったので参加しました。

浄土真宗はお講という集まりが盛んで、秋の終わりには「報恩講」という大きなお講が各所で開かれます。
その時にふるまわれる精進料理が「お講料理」です。
今日はお彼岸のお講で国光・鴨川・平床地区の檀家の方が作ってくださいました。

いただきます。

代々伝わっている季節感あるれたお料理。すべて地元で採れたものです。

素朴ですが、しっかりと手間暇をかけて作られたお料理。

子供の分まで食べておなかいっぱいになりました。

食事がすんだ後、読経と法話をお聞きしました。

南無阿弥陀仏=ナムアミダブツ、いわゆるナンマイダーを唱和。

都会では便利さと手軽さが行きついてファストフード全盛の時代ですが、
その一方で地産地消・安心安全・健康志向の食生活への模索もまた大きな潮流です。
そんな時に地方に残されているお講料理は大きな示唆を与えてくれるものでしょう。

能登丼 in 能登町②

2010年03月04日 | 食文化
能登町の能登丼の続きです。

主人のわがまま丼 2,100円 by割烹「あたか」
その日に宇出津港にあがったものを載せていただく丼。

・豪快な盛り付けと食べ応えのある肉厚。
・ちょっと量が多すぎるかも。

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日本海倶楽部風海鮮丼 2,100円 by Heart&beer 日本海倶楽部
冬の魚介類をふんだんに使ったサフランライスのパエリア。

・能登の食材を使った多国籍料理という試みはおもしろい。
・味はよいが「丼」としてのインパクトがほしい。

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猿鬼丼 1,500円 byセミナーハウス「山びこ」
牛丼がベースで山海の幸がのっている。なんでも食べた「猿鬼」の伝説にちなむ。

・天丼のような牛丼のような。
・「能登”丼”」なので蕎麦は要るだろうか・・・。

能登丼 in 能登町①

2010年03月02日 | 食文化
能登町にある能登丼をいくつかご紹介します。コメント付けました。

こりゃまいじゃ丼 1,000円 by道の駅「桜峠」
柳田地区のこだわり米「こりゃまいじゃ」を賞味する丼。

・ボリューム満点の能登牛すき焼き丼。大きなシイタケをはじめ地元食材が豊富。
・立ち寄りでは食べられないのが残念(前日までの予約が必要)。

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能登和牛炙り丼 1,200円 by和味家「竹次郎」
上級ランクの能登牛使用。菊の花を散らして食べる。
あちこちの情報誌にも掲載されて人気。

・肉がとてもやわらかい。
・甘いタレは好みが分かれるところ。

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海鮮山芋丼 1,500円 by「かじ旅館」
新鮮な魚介類と天然の自然薯(じねんじょ)を満喫。

・角偉三郎の合鹿椀(本物)に盛られてた!
・自然薯がすごい。むしろ自然薯丼として再構築してみてはどうか。

能登丼

2010年01月26日 | 食文化
先日丼ぶりサミットについて述べましたが、「能登丼」について説明していませんでした。
石川県内で能登丼は有名なのですが、いちおうこのブログは全国区のつもりですので(笑)
ご説明いたします。

能登丼はコンセプトです。
以下の定義を満たして認められたものを「能登丼」と称します。

一、能登の米、水、食材を使っていること。
二、能登の器と箸を使っていること。
三、能登の地で調理すること。

その他は提供者(お店)の自由です。よって能登丼は多種多様で旬によっても変わります。
こちらは2009年7月~2010年6月までのメニューで奥能登エリア64店舗がラインナップされています。

豊かな自然がもたらす海の幸と山の幸に支えられた食文化を地産地消の形で
楽しく旅人に提供します。能登丼をハシゴしながら能登を巡る方もいらっしゃいます。

キャッチコピーには「一食即解」とあります。
食えば分かるからこっちへこい、ということです(笑)。