奥能登のアエノコト、最後を飾るのは”まるやま組”による「ニュータイプ・アエノコト」の取り組みです。
ヨソモノが勝手にこの行事をやってしまっているわけですが地域の方がいうには
「あえのことは家族行事だから正しいやり方とかそういうものはないんです。それぞれのやり方でいいんです」
ということだったので少し安心しました。
主役は埼玉県小川町から移住して就農した
新井寛さん、
自然農法による米づくりをここ、輪島市三井の丸山で行っています。
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不耕起・無肥料・無農薬・天日干しという意欲的な、そして困難な取り組みを孤軍奮闘しています。
そこで応援をこめて新井さんにフォーカス!
まるやま組の舞台・萩野さんのお宅で、田の神様に奏上し、お風呂をお勧めし、お食事をあがって頂きます。
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今年の豊作を願います。田の神様に直接申し上げられるのはアエノコトならではのチャンス。
「饗応」を意味する語源通りのごちそうです。
まだ40cm以上の積雪の残る丸山周辺。みんなで田んぼに向かいます。
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依り代のサカキを持った新井さんの勇姿!
最盛期は胸まで埋りながら水路にたまった落ち葉を捨てて用水があふれないように気を遣ったそうです。
その理由は冬も水を張ったままの「冬水田んぼ」を管理するため。
新井さんの田んぼはここで田の神送りを行います。二礼二拍手一礼の後、
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田んぼにクワを入れながら「めでたいな めでたいな」と言って神様を送り出しました。
めでたいは”芽出たい”につながるとの説も。私は好きです、そういうの。
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たくさんの人が歩いたのでヤマアカガエルも目覚めてしまいました。
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それとも田の神様をお迎えに来たのかな?
最後にはオープンキッチンでなおらい。みんなが楽しみにしていたでごちそうを頂きました。
当日の様子はこちらでもご覧下さい。
トキを呼ぶ田んぼ・
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