能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

スタッフブログ

インタープリター山崎の日常、スタッフブログ「ゆらりぶらり」も日々更新中です!

雪景色

2011年12月19日 | 能登徒然日記
こちらはすっかり雪景色です。
ようやく、冬らしくなりました~!

先週の16日(金)の朝から降り出し、その日の午後には除雪車が出動するほどの勢いでした。週が明けて少し落ち着いたものの、これからはもう車に除雪グッズを常備しないと移動できない感じです。


事務所裏の田んぼは、すっかり雪に覆われました。
1階の窓からの景色ですが、去年は窓の3分の1の高さまで雪が積もりました。
今年はどれくらい積もるでしょうか。


今日は事務所の入り口に滑り止め用の敷物を設置しました。
藁を編んで作られた「こも」です。

これがないと雪で濡れたタイルがよく滑るんです。
去年被害に遭われた郵便配達の方、役場の方、すみませんでした。
これで誰も転ばないことでしょう。
ひとまず、安心です。

さて、今週末も雪の予報。能登は今年もホワイトクリスマスです。
(今井)

輪島そうめん物語

2011年02月12日 | 能登徒然日記
能登ふるさと博~味覚半島能登、食談の旅~
のひとつ、「輪島そうめん物語」の食談義に参加してきました。
語り部は、輪島そうめんの研究を長年やってらっしゃる古今先生です。

昔の道具と、当時のそうめんのパッケージを説明しているところです。
輪島といえば漆器のイメージが強いですが、漆器に変わるまではそうめんの一大産地でした。
室町時代から栄えた産業は次第に衰退し途絶えてしまいますが、
かつては50軒以上の業者がいたそうです。

今日は復興した(平成18)輪島そうめんのフルコースを味わってきました。

そうめん三種盛。

海鮮山かけそうめん。

輪島塗の椀に盛られた、そうめん雑煮椀。
全部で7品の創作料理を味わいましたが、細麺は食べやすく、
するする~と胃袋に収まってしまいました。
最後まで美味しくいただきました。

能登の麦屋節の披露もありました。
輪島そうめんの粉ひきの作業歌だったそうです。富山県の麦屋節がルーツと言われているそうですが、
そこには能登出身の「おさよ」という娘の悲しい物語がからんでいるのだとか。
輪島そうめんの歴史はまだまだ奥が深そうです。(今井)

2011年01月26日 | 能登徒然日記
今日もこちらはせっせと雪が降り積もっています。
先日テレビのニュースを見ていたら、除雪に追われる雪国の様子が映っていました。
リポーターに状況を聞かれた地元のお母さんが、
「空、ちょっとは休みなさい」と言っていましたが、まさしくその通り。切実にそう思います。

事務所の1階の窓まで雪が積もりました。


事務所向かって左側は除雪した雪置き場です。その高さは2メートル以上になりました。
このあたりでは地元の建設会社さんが除雪してくださっています。
事務所の前もしてくださったり、本当に助かっています。ありがとうございます。

さてさて、今日も安全運転で帰りましょう。(今井)

七尾湾能登カキ祭り

2011年01月25日 | 能登徒然日記
今日はカキを食べに、のと鉄道能登中島駅(七尾市)に行ってきました。
会場の炉端焼のテントは家族連れや若いカップルで賑わっていました!

私もさっそくカキを購入し(1000円で12個入り♪)場所を見つけて、いざスタンバイ!
こまめに働くスタッフの方に焼き具合の面倒を見てもらいながら、美味しいカキを頂きました。

食べ頃は殻が乾いた頃!だそうです。焼きすぎると旨みが逃げてしまうのだとか。

外は雪がちらついていましたが、炉端の火とカキへの想いで寒さは全く気になりませんでした。
お隣の方と殻がパン!と開く音で盛り上がったり、
仲良くなってお裾分けしてもらったりと、心もあったまりました。

イベントは23日までですが、3月6日までの期間中は市内の飲食店で特製カキ料理が楽しめます。詳細
(今井)

能登有料道路

2011年01月14日 | 能登徒然日記
能登事務所がある能登町当目の集落は県内でも積雪が多いところです。
最近はなるべく外出を控えるため、お昼はお弁当を持参したりと、冬ごもりモードです…。
この週末は強い冬型の気圧配置で荒れ模様になるのだとか。
みなさま、お気をつけてお過ごしください。

とは言いつつ、冬の能登は美味しいものがいっぱい!
16日(日)には宇出津で「寒ぶりまつり」がありますので、是非お越しください。
参考になればと、今朝(1/14)の時点での能登有料道路の状況をお伝えします。

上棚矢駄インターからの様子です↓
午前8時台で積雪もなく、凍結もしていないようです。
※夕方から朝にかけて凍結する可能性が高いので注意が必要です。

この先もずっと同じ状況ですいすい~(安全走行です)
西山PA付近↓


景色が変わるのは横田インターを通過して、別所岳の付近からです↓
ここで路肩の積雪が増します。ただし、路上は除雪もされているので大丈夫。

穴水に入ると積雪が減り、そのまま能登空港ICの交差点まで↓


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
ここからは能登事務所までの状況です。
珠洲道路から降りて左折すると、それはそれは美しい銀世界です(笑)


そして能登事務所に到着~↓

事務所の窓からは白銀の田園風景が見えるのですが、今日は雪が降りすぎてわかりませんね。
(今井)


海鮮まるごと大鍋とうまいもん市

2011年01月10日 | 能登徒然日記
3年前から行われている能登ふるさと博に、今年から冬編が行われることになりました。
開催スタートととなる「和倉温泉冬花火と海鮮まるごと大鍋とうまいもん市」に出掛けてきました。

小雨も降り、一段と冷え込んだ日になりましたが、
宿泊客や地元の方が多くいらしていました。

寒い中食べる、暖かい海鮮鍋が美味しいこと、美味しいこと。
贅沢にもエビ、カニ、カキ、たくさんの野菜が入っていました。

うまいもん市は、七尾市周辺の農家さんや飲食店が出店されているようでした。
会場には能登島の高農園さんの焼いもや、
移動販売のサンライズドーナツ(高橋豆腐店)さんも見かけました。

中でも盛り上がっていたのは、JA能登わかばさんの「能登野菜を使ったとり野菜なべ」。
寒い中、「能登に来たなら食べてって~」と元気のいい声が響いていました。

しかし、本当に寒い・・・。
長居は出来なさそうなので、美味しそうなカキ料理、あったかい汁ものを買い込んで帰りました。(今井)

夜の冬花火は和倉温泉の海上から打ち上げられました。

温泉街の夜景と花火の絶景を狙って能登島の対岸から撮影しました・・・が、ちょっと遠くて写真的には残念。
でも実際はなかなかいい感じでしたよ。寒くて車から出られませんでしたが。(やまざき)

光明寺の報恩講

2010年11月23日 | 能登徒然日記
先週、北河内の集落にある光明寺さんの報恩講にお邪魔させていただきました。
能登に事務所を構えてから大変お世話になっている方に「体験してみたら」と紹介され、行ってきました。

お寺に着き、あたたかい地元の方に迎えられてお講料理をいただきました。
本格的なお講料理を味わうのは初めてのことです。
みなさんのご自宅で採れた野菜を持ちよって作られた、煮しめやお漬物、お味噌汁、酢の物は
ものすごく美味しかったです!野菜本来の味が引き出され、絶妙でした。
お寺の名前が入った塗りのお椀からは歴史が伺え、より一層ありがたい気分になりました。

食事をいただいた後は、御堂で行われている講話を聞かせていただきました。
地元のおじいちゃんやおばあちゃんがたくさん集まっておられました。
こちらの集落では毎月行われているんだそうです。
私にとっては貴重な機会なので少し緊張していると、
導師様のお話はまるで漫談のようで(笑)御堂は笑声で包まれることもしばしば。
しかし笑いの中にも、しっかりとしたメッセージは伝わりました。

親鸞聖人の「正信念仏偈」を自分自身の生活の様子を交えてわかりやすく説いて下さっていました。
「人間ひとりの力はわずか、自らが救いを求めることは大切なこと。そうすることで人から助けていただける」・・・

日頃の生活を見直すよい機会になりました。
お寺でありがたいお話を聞くと、心が洗われるような気がします。(今井)


白山尾添のブナ林散策

2010年10月23日 | 能登徒然日記
白山市尾添のブナ林散策を体験してきました。
案内人は岩間山荘の女将さんです。
一里野スキー場の目の前からスタートし、いしかわの森林50選に選ばれている
尾添のブナ林遊歩道を歩きます。


途中、道路下の畑を見降ろすと、猿の群れを発見!
ガードレール脇の木はクマが登った後が残っていました。
こちらは能登と違って野生動物が身近にいて、農作物の被害などで大変苦労されているようです。
そして何を隠そう、女将さんのご主人は猟師さんで、息子さんも後を継いだばかりなんだそうです。
地域での動物との関わり方もお話してくださいました。


森に入ると、大きなブナの木やトチの木が見られました。
「大きな木は守り神として切られなかったんです」
雪崩や山崩れでふもとの集落が被害に遭わないように、大事に管理された森だったようです。


坂を登りきったところで、ちょっと休憩。
地元産の餅草あんパンとお茶をいただきました。美味しかったです。


ツアーの最後は、スキー場から山びこ大会をしました。
はっきりと答えてくれる山びこに、参加者は大盛りあがり!
なぜか各々の市町村名を叫び、山びこの答え具合で喜んでいるところです↑
私が叫んだ「能登町ー」もよく聞こえました。一安心です(笑)

白山尾添の紅葉はもう少し。
まだしばらく森歩きを楽しめそうです。 (今井)

ホタル

2010年07月06日 | 能登徒然日記
この時期の能登の楽しみは、帰り道にホタルと出会えることです。
去年よりも遅かったので少し不安になりましたが、今年もちゃんと能登の夜空を舞っていました。


ホタルは地元の方も楽しみにしています。
各集落にはホタルがたくさん見られる「穴場」があるようで、
その場所を知りたくても簡単には口を割ってもらえません。
でも、能登の人は優しいので、
結局「誰にも言ったらだめやよ~」と言いながら教えてくれるのでした。

能登事務所の周りは、ホタルが好みそうなきれいな田園風景が広がっています。
(今井)

鉢伏山 階段づくり

2010年06月04日 | 能登徒然日記
明日、明後日と地元の方のツアーや地域の行事があり、鉢伏山にたくさんの方がお越しになります。
ということで、とくに滑りやすい部分に階段をつけることにしました。



まずは入り口の階段。
こちらは、いつもお世話になっている佐野さん作。
さすが!美しい!


佐野さんの階段をお手本に、私たちもいざ!作業開始!
干ばつ材などを利用し、地道に作っていきます。
とりあえず3段ですが、悪戦苦闘しながらようやく完成。
初めてにしては、まずまずの出来ではないでしょうか(^^)
   
左がbefor、右がafterです。
「なかなか味があっていいよね」スタッフは自己満足しております。

今後も続けていく道づくりに階段づくりも加えていこうと思っています。
自然さを残した道づくりを目指しながら、要所要所を工夫して安全面に配慮します。
登りやすい道になれば、より多くの方々が鉢伏山を訪れることになるでしょう。(今井)






柳田の春

2010年04月22日 | 能登徒然日記
当ブログに新カテゴリ「能登徒然日記」を追加しました。
このカテゴリでは、スタッフ今井が穏やかな能登の様子をご紹介していきます。

*   *   *   *   *   *   *   *   *   *

もう4月も終わりだというのに、春らしい陽気になったと思えば、
また冬に戻ったような寒ーい日もあり、体調管理が難しいこの頃です。

能登の中でも特に寒い柳田ですが、よい点もあります。…それは、
1 桜の開花が遅いので、花見が長く楽しめます!
2 「しまった!食べ忘れたー」と悔やんだ旬の食材が、まだ食べ頃だったりします。



ようやく雪が溶けだした鉢伏山では、まだふきのとうが食べ頃です。
ふきのとうは一番早くに出てくる山菜と言われ、その独特の香りとほろ苦さで春を感じさせてくれます。
個人的には最近食べられるようになったので、大人の味だと思っています。

先日も、この大人の味を目当てにたくさん採取。家に帰って天ぷらにしていただきました。
雪の下から顔を出したばかりのふきのとうは、格別な味でした(^^)