能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

スタッフブログ

インタープリター山崎の日常、スタッフブログ「ゆらりぶらり」も日々更新中です!

癒しフェスタ in 健康の森

2013年10月06日 | イベント
「癒しフェスタ in 健康の森」が無事終了しました。

能登のセラピストさんを中心に40以上の癒しブースが出店しました。ログハウス、バンガローの中でエステ、整体、タロットの体験。野外テントでの飲食、手作りクラフト体験、アコースティックライブなどが行われました。当日、会場まで足を運んでくださったみなさま、フェスタに関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。


体験メニューは順番待ちのブースがたくさん!飲食ブースも大盛況でした!


青空の下で受けるセラピーはとても心地よいです。写真はオーラソーマの様子。


お絵かきティピー。お子様連れのお客様もたくさんいらっしゃっていました。子供たちの楽しそうな様子は、見ていて和みます。


ハンモック体験&カフェ。読書をしたり、お昼寝をしたり、ゆっくりと過ごされていました。ここでプチ情報!このカラフルな布は能登で織られたものなんですよ!


森の中の体験ブースもたくさんのお客様にご参加いただきました。
森を歩いた後にヨガをすると、普段よりも力が抜けて体がのびやすいんだそうです。


ノルディックウォーキング。1時間のコースで森の中を散策していただきました。お客様の晴れやかな表情がとっても印象的でした。

能登には豊かな自然があり、癒しを提供できる技をもったセラピストさんがたくさんいます。能登の癒しを知っていただく場として、ますます心地よいイベントになっていけたらと思っています。

来年は春に開催予定です。新緑の森でお待ちしています!!

癒しフェスタ in 健康の森2013
http://bunanomori.com/iyashifes/



能登で国際テニス大会

2010年09月11日 | イベント
能登町で今年4回目になる「能登国際女子オープンテニス」が開催されました。
およそ一週間のトーナメント戦。私が訪れたのは土曜日。
個人準決勝のタイのルアンナム・ヌドゥニダ選手vs中国のW・チアン選手、

ダブルス決勝のタマリーン・タナスガーン(タイ)・藤原里華(日本)vs井上明里・青山修子(日本)
の試合を観戦しました。

プロの真剣勝負は見ごたえがありました。

能登町はテニスの町で、特に軟式(ソフト)テニスにおいて百年の歴史を持ち、
有名選手や全国トップレベルの子供たちを輩出しました。
インカレ、インターハイ、国体とこれまで数々の大会を行ってきて
16面のテニスコートや屋内コートWAVEなど施設も充実しています。

この国際女子オープンテニスは硬式テニスの世界大会です。これは能登町民が
硬式・軟式の区別なく広くテニスを愛し、日常的に親しみ楽しんでいることを
世界に発信できるチャンスです。

テニスを軸にして時代・地域の変化を町民が感じることができるのは
先人たちのおかげです。受け継いだものに新しい意味を見出し継続することは
常に創造であり、決してマンネリズムではありません。
そんなことを考えるよい機会になりました。

能登 合鹿椀の復元

2010年05月27日 | イベント
大宮静時氏の作品展が「しいのき迎賓館 ギャラリーB」で行われています。
しいのき迎賓館は旧石川県庁で格式の高い古い建物がリニューアルされていました。


合鹿椀(ごうろくわん)は能登・柳田で使われていた古いタイプの漆器です。
能登の山里の日常生活で使われていましたが昭和初めに途絶してしまいました。
その素朴で力強いフォルムは故角偉三郎氏により再評価されたことでも有名です。

木彫師の大宮静時氏は二十数年前に柳田に移り住み合鹿椀と出会って原初的な力強さに惹かれ、
独自のアプローチで復元を目指してきました。今回はその成果を発表する大事な機会。

塗り方の研究から「合鹿塗」という技法も再現し、その木肌や素朴な色使いをモチーフにした
作品づくりにも取り組んでいます。

さらに漆器と土の新しい可能性も示唆しています。


会期は2010年5月16日~30日まで。入場無料です。近くの方は散歩がてらにぜひお立ち寄りください。
復元された数少ない合鹿椀は購入できるそうです。ホンモノは使ってみてこそ、この機会をお見逃しなく!

遠島山公園「ハーモニーセンター物語」

2010年05月08日 | イベント
能登町宇出津の遠島山公園で春と秋に行われている室谷一柊&朱琴ご夫妻の展示会。
3回目を数えて恒例となりつつあります。会を重ねるごとに訪れる人も増えてきているそうです。
継続は力、なによりです。

室谷一柊氏の作品。う~ん、なるほど。


室谷朱琴氏の作品。毎日活けている生け花も素晴らしいです。

室谷文音氏の作品。こういうついたてでお客様をお迎えできたらいいですね。

室谷氏は若い才能や異なるジャンルのものとコラボレーションすることを楽しみにしています。
今回、升谷ケイコさんの陶器は異彩を放っていました。
クマが使えるような大きなティーカップや森の造詣。


森をテーマにした作品群に惹かれました。

海外の若いアーティストがイラストや版画、アニメーションなどを出典しています。
会期は5月15日(土)までです。ぜひご覧あれ。

門前の雪割草祭り

2010年03月20日 | イベント
輪島市の門前での「雪割草祭り」。荒れ模様ですごい強風の天候でしたが
お客さんでにぎわっていました。

雪割草の集客力はなかなかのものだと地元の方の言。

栽培された雪割草が500円~700円で販売されていました。環境が合わないとなかなか根付きません。
大きめの株で7年も育てた品種改良品は数千円もしていました。それ以上の価値があると思います。

会場でギョウジャニンニクが販売されていて一束350円でした。まず流通にはのらない代物です。
成長が遅く乱獲でめっきり減ってしまいました。ひっそりと残った群落を管理しているそうです。
今しか手に入らない貴重な山菜を入手できたことに大喜びです。
「鹿丼」も頂きました。能登の山中には鹿はいませんので近くにある能登唯一の鹿牧場からの調達です。

例の猿山岬の近くの群生地は今満開だそうです。

雪中ジャンボかきまつり

2010年01月30日 | イベント
穴水で恒例の「かきまつり」」へ初参加です。噂に違わぬ大盛況でした。

露店「まいもん市」はどこも人だかり。
地元産のおいしそうな食材が並んでいるんだから無理はありません。

見よこの壮観を。中央のジャンボ炭火は3列合計300メートル!

絶対に炭火焼を食えるぞ、すごいっ!!!
主催:穴水町は明日も含めた2日で3万人を見込んでいます。

さて一袋11個入りのカキを1000円で購入して炭火へ直行です。

やっぱり炭火焼でしょう。”あの”珪藻土のコンロが並んでいます。

実においしそうに焼けます。

本当においしかった。まさに海そのものの味がしました。
これが新鮮なカキの味なんですね!

せっかくの炭火なのでハチメ(キンメダイ)の干物とイカの醤油漬けも焼きました。

美味でした。

花と珠洲焼こもの展

2010年01月28日 | イベント
「珠洲焼ギャラリーショップ」は珠洲の町中で珠洲焼が手に入る貴重な場所です。
珠洲市の中心地・飯田の町の真ん中、夢のと2号館にあって気軽に立ち寄れます。

珠洲焼の重鎮・中山達磨氏は珠洲焼再興の中心人物。その作品は珠洲焼のアイデンティティ。
私のお気に入り三点。自然物(岩石)のような花瓶の風格は珠洲焼の自然釉の特徴です。

急須は特に把手を握った時の掌の収まりがパーフェクト。使い込むと手放せなくなるでしょう。
徳利は左右非対称。注ぎやすさという機能とフォルムとしての美しさが両義的に併存しています。

さて、珠洲焼の窯元では女性も活躍しています。ギャラリーショップは発表の場として
「花と珠洲焼こもの展」を1月のテーマとしました。

本谷桂子さん ぶたの香台。


山田睦美さん 酒器。


濱野泰子さん 小皿。


倉指まりかさん 一輪差し花瓶


宮脇まゆみさん 


他にもいろいろなコモノが並んでいます。興味ある方はぜひお立ち寄り下さい。
http://suzuyakiya.exblog.jp/i12/

丼ぶりサミットいしかわ

2010年01月24日 | イベント
「能登丼」を成功させた奥能登の丼ぶりが金沢で会しました。
関東や西日本からもご当地丼が集まって大盛況・・・だったのはいいのですが

昼前後に完売となったブースが半分以上で、ちょっと準備が少なすぎたんじゃない?と思いました。

なにはともあれ必死に並んで3種をゲット。いろんな種類を食べられるように?それぞれ小ぶりです。

あわてて食べたので「能登ガキ丼(レストラン穴水とうりゅう)」しか撮っていませんでした。

ステージでは能登ゆかりの芸術家(能登三人娘?)の「能登の魅力トークショー」がありました。

左から、梅佳代さん(写真家)・室谷文音さん(書家)・中乃波木さん(写真家)です。
三者三様でとてもおもしろかったです。
梅佳代さんの刺身や嵐の話は能登の人らしいあったかいユーモアが際立っていました。

もう一人、松波酒造の金七聖子さんは知る人ぞ知る「能登丼」の立役者。

なんと加能ガニになっていました!今度は何を仕掛けるんだろう(笑)。

あの道場六三郎さんが「奥能登ろくさん丼」と称して能登丼をふたつ作るというので大注目。

ひとつはブリ大根に香味野菜を載せた「鰤大丼サラダ付け」が合鹿椀に盛られました。
もうひとつはマグロのヅケに中島菜を刻んだ「中島菜の鮪丼」が珠洲焼に盛られました。

私は特に「鰤大丼」に拍手喝さいしました。さすがアイアン・シェフ!これは本質を突いています。
「能登丼」は能登の家庭料理にひと工夫して提供するシンプルなものでいいと思うんです。
それがこの地ならでは「丼ぶり」、旅人が求める味、語る味です。


私が北陸で初めてブリ大根を食べた時、骨まで軟らかいその旨さに驚嘆しました。
東京の居酒屋で出てくるブリ大根なんて月とスッポン、別物です。
私はその味を何度も何度も友人たちに話したものです。
「北陸に行ってホンモノのブリ大根を食べてみろ」と。

能登丼が地元の家庭料理を見つめなおす機会になればいいと思います。
それを洗練して提供することが、「能登の丼ぶり飯」のゴールではないでしょうか。

宇出津 寒ぶりまつり

2010年01月17日 | イベント
冬が旬のブリ。脂が乗った寒ブリは冬の北陸の代表的な味覚です。
能登ブリの本場・宇出津で「寒ぶりまつり」がありました。

出世魚のブリ。能登では「ツバイソ→フクラギ→ガンド→ブリ」となります。

見事に研がれた商売道具。
鮮魚店のご主人たちが手早く美しく60本のブリをさばきます。

さばかれたブリは半身・切り身にされて即時販売。大盛況でした。

お刺身があまりにもおいしそうだったのでその場で食べてしまいました(笑)。

露店で「ブリしゃぶ」や「ブリ大根」を堪能。

美味すぎます。

昼過ぎからは宇出津の「彌榮(いやさか)太鼓」や

魚さばき体験などもあって

盛りだくさんの楽しい一日でした。

能登の正月室礼

2010年01月11日 | イベント
『抒情書家が奏でる「能登の正月室礼」展』が能登空港ではじまりました。

室谷一柊さん・朱琴さんご夫妻とイギリスから一時帰国中の文音さんの作品計22点が
能登空港の1階と2階に展示されています。2月4日までの予定です。

作品は掛け軸形式になっていて空港施設全体を会場とした大胆な試みです。

壁面に溶け込んむようなディスプレイでした。

能登の風土から紡いだ言葉・能登の人の想いがあふれます。

能登の玄関口がお正月にふさわしい空間となりました。