能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

第六回 竹取物語

2010年06月05日 | エコツアー鉢伏山
地元の柳田建設の皆様10名と鉢伏山の保全プログラムを行いました。
今回は新機軸、町有地に新たなフィールドを創出する取り組みです。
これまでは鉢伏山山頂エリアを手入れしましたが、今回ははじめて別の場所で行ったのです。

新たな広場を作るためにスタッフを含め総勢13人が太刀バサミを両手に突入!

みるみるうちに二つの広場ができあがりました。

ここが手入れ前。うっそうとした感じがします。

手入れをした後は明るくなって広場と呼ぶにふさわしい空間になりました。


今回の大きな成果のひとつに大きなブナの足元に近寄れるようになったことです。
すばらしい大木だったのですがこれまではヤブをかき分けながら近寄っていました。(写真左)

ヤブが駆逐されたおかげで誰もがすぐ傍らまで行くことができるようになりました。(写真右)

この町有地はかつて旧柳田村の尽力で伐採の危機から救われて保全された自然林です。
そのエピソードを私なりにまとめて朗読させて頂きました。

先人たちのお言葉をまさに守ってくれた森の真ん中で地元の方々へお伝えすることができました。

疲れた体に心地よい山の風・森の空気。作業の後はブナのかたわらでゆっくりと過ごしました。

いつも野外を仕事場としている皆さまですが、今日は森でくつろぐひと時も楽しんで頂きました。

柳田建設の皆様は終始、笑いの絶えない和気あいあいとした雰囲気でした。


快くプログラムにご参加頂き、本当にありがとうございました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿