能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

鉢伏山 いきものマイスター養成講座

2010年09月18日 | エコツアー鉢伏山
金沢大学が今年から始めた「いきものマイスター」養成講座
能登の森の代表として鉢伏山が選ばれ、受講生たち6人とスタッフがやってきました。
今日のメンバーなら通常のツアーよりも自然のこと(ひとつひとつの植物や森の仕組み)を詳しく
話すことができる絶好の機会です。私も楽しみにしていました。

本で読んだ知識は現場で実物を目の前にすることで生き生きとした理解になります。

分かったという喜びに火が点くともっと知りたくなります。
「森のマイスター チェックシート」を用意して16項目の?&!で森を探っていきました。

シーンは移り変わり沢沿いの難所も次々と現れます。
これには探検気分の子供たちが喜びの声を上げました。やっぱり子供は自然が一番の遊び場!


皆さんからは次々となに?なぜ?どうなるの?と質問が飛び交います。
インタープリターとしてはとてもうれしい瞬間です。

自然はまわりにあるすべてが素材であり教材でありおもちゃです。


私のメッセージは自然と人間が深く関わっていることを実感して頂くこと。
それは単に生活の糧を求めるだけではなく、「今ここ」にいる私たちひとりひとりの
心のあり方に深くつながっている(のではないか?)ということです。

チェックシートによって皆さんが森の多様性について体験的に理解したことを確認したので
全員に「鉢伏山 森のマイスター修了証」を授与しました(笑)。

「ひとりで来てもぜったいに気が付かなかったことをたくさん知ることができた。」
「結論を押しつけるのではなく、自分で考えるように導いてくれた。」
と、参加者の皆さんからインタープリターとしては勲章のような言葉を頂きました。
これはスタッフの皆さんのサポートがあってこそです。ご協力ありがとうございました。

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