のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

墓参のための、1年ぶりの帰省  4)~益田川沿いの<コスモス>と<曼珠沙華>~

2017-09-30 20:36:41 | 日記

 更に益田川沿いに下って行くと、コスモスが川の土手に階段状に(計画的に)植えられている所にぶつかった。

 大好きなコスモスを見られる喜びと共に、地元の人たちの益田川を愛する気持ちが伝わってくるようで、嬉しかった。

                        

 

 

 

                        

 

 

 

                    

 

 

 

                  

 

 

 

 

 

 コスモスの群落を過ぎてしばらく行くと、今度はなんと、曼珠沙華のまっ赤な帯が、川の土手を染め上げていた。 

                         

                      

 

 

                        

 

 

 

 

 私は、延々と続く曼珠沙華の絨毯の前で、何度も立ち止まってはシャッターを押した。    

                

 

                    

 

 

 

                  

                      

 

 

 

                   

 

 

 

                  

 

 

 

 

 曼珠沙華の絨毯は、途切れることなくどこまでも続いている。私はそれにつられるように、どんどん歩いていった。

 が、私はふと我にかえって周囲を見渡した。

 ちょっと遠くまで来すぎてしまったのでは?

 ホテルに帰るためには、もっと早くに土手を下りなければいけなかったのではないかしら!?

 しかし、近くには土手を下りる道が無い。

 かと言って、来た道を引き返すのも何かシャクだ。

 私がどうしようか迷っていると、そこに運よく散歩中のご夫妻がやって来られた。

 次に土手を下りる道がどこかを尋ねると、ご夫妻は遠くの橋を指して、あそこまで行ったら下りる道があると教えて下さった。

 私は、疲れがドッと出てきた。 まだあんな遠くまで、歩かなければいけないのか!

 でも致し方なし!

 急に疲れが出てきた足を引きずりながら、何とか橋の所まで行きついた。

 ところが!である。

 土手を下り、街中まで戻ってきたのはイイけれど、今度はホテルに帰る道が分からない。

 また誰かに聞こうと思っても、車はビュンビュン走るものの、人影が皆目見当たらないのだ。

 しばらくウロウロした後、ちょっと離れた所にやっと若い男性の姿を見つけて、私は大声で道を尋ねた。

 するとその男性は、親切にも私の近くまで寄ってきて、道を丁寧に教えてくださった。

 そして、お礼を言ってそこを立ち去ろうとした私の背後に向かって、「どうか、お気をつけて!」と大きな声で叫ばれた。

 たぶんその男性からすれば、その時の私は、ずい分頼りなく見えたのだろう。

 男性の親切に感謝する気持ちと、自分の不甲斐なさを情けなく思う気持ちとがないまぜになりながら、私はホテルへの道を

 急いだ。

 そして漸くホテルの部屋に帰り着いた私は、自嘲的につぶやいたのでありました。

 「あ~あ、自分の田舎でも迷子になるなんて!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    


墓参のための、1年ぶりの帰省  3) ~益田川沿いを歩く~

2017-09-30 09:42:38 | 日記

 万福寺を後にした私は、益田川沿いを歩いてホテルまで帰ることにした。

 川のほとりでは、芙蓉の花がまだ咲いていた。

                      

 

 

 

 しばらく行くと、川の中に1羽のカモの姿を見つけた。

 喜んでカメラを向けていると、次第にカモの数が増えてきて、更に私を喜ばせた。

                     

 

                     

 

 

 

 そこからちょっと下流に歩くと、今度は鯉が泳いでいるのを見つけた。

 私がその鯉にカメラを向けていると、今さっきのカモたちが、こちらに向かって泳いできた。

 そして最後には、カモたちと鯉を一緒の画面に収めることができた!

                         

 

                    

 

                   

 

 

 

 更に下って行くと、今度は1羽のアオサギが、激しい川の流れの中で、じっと佇んでいた。

                

 

 

 

 

 河原には、赤や白の曼珠沙華が咲いている。

 いろんな花が咲いていたり鳥たちを見ることもできたりして、益田川沿いは市民の方々の絶好の散歩コースになっているようだ。

 キレイな柴犬を連れた、感じのいいご夫婦に会った。(あまりに柴犬の毛並がキレイだったので、写真を撮らせてもらった。)

                

                

 

                    

 

 

                    

 

 

 

 

 益田川沿いの、ススキやその他の花たち。