昨日は、前々から楽しみにしていた、樫本大進君のコンサート。
樫本大進と言えば、2010年12月、かのベルリンフィルの第1コンサートマスターに、若干31歳の若さで正式就任!
あの佐渡裕氏が、ベルリンフィルで初めて指揮された時も、「大進がコンサートマスターでよかった~!」と安堵しておらましたが、それを見ても、彼に
対する、トップクラスの音楽家たちの信頼の大きさが分かるというものです。
私が今までに大進君のバイオリンに接したのは、3,4回ぐらいだと思います。
もちろん全て、テレビの上のことですが。
(世界的な名バイオリニストに対して「大進君とは何事!」と怒られるかも知れませんが、彼を見ると、何故か「大進君!」と呼びたくなるのです。)
テレビで彼の演奏を聴いた(&演奏する彼の姿を見た)時、(難しい事は解らないながら)私は一気に彼のファンになりました!
何よりも、彼の、舞台での立ち姿、演奏が始まってからの身体の動き、表情‥そのどれもが、彼の音楽に対する誠実な向き合い方を示していると感じ
たからでした。
もちろん、彼の紡ぎ出すバイオリンの音色の素晴らしさは、言うまでもありません。
男らしいけれど繊細でもある、彼のバイオリンの音色。
わたしはスッカリ彼の虜になっていました。
その彼のコンサートが3月1日という切りのいい日(関係ないか!)にあるというので、チケットを取って、待ち焦がれていたのです。
今回のコンサート会場は、いずみホール。
7時開演ということで、いずみホールに着いた時には、だいぶ長くなった日もスッカリ暮れ、ホールの上には上弦の半月が浮かんでいました。
←いずみホール玄関
今回の演奏曲目は、ベートーウ゛ェン・オンリーで、私たちにはあまりなじみのない、“ウ゛ァイオリン・ソナタ”の、第2番,第6番,第7番,第8番でした。
でも、彼のバイオリンの素晴らしい音色は、どの曲でも十分に堪能できたし、特に“第7番”は、心にグッとくる感動的な調べの曲で、大満足でした!
彼が演奏している姿そのものは、当然ながら写真には撮れないので、テレビの録画画面から撮った写真を、次に載せておきます。
←演奏終盤、汗びっしょりの大進君
昨日はコンサートの時間が遅かったので、コンサート前に、友だちと一緒に、京阪デパートの“えんどう”というお寿司屋さんで夕食をとりました。
(“えんどう”のお寿司、なかなか美味しかったです!)
そこで、コンサートが終わってからは、それぞれそのまま帰宅したのですが、私が梅田から地下鉄に乗ろうとしたら、なんと、来た電車は、私が降りる
「中津行き」ではありませんか!
以前は「中津行き」の電車も多かったのですが、最近は、(「千里中央行き」以外は)ほとんどが「新大阪行き」です。
そんな中で「中津行き」が来るなんて!
中津は、梅田の次の駅。
なので、多くの乗客にとっては、「中津行き」は、迷惑至極なんでしょうが、中津の住人である私にとっては、まるで自分用の電車が来たかのようで、う
れしさこの上なし!超ラッキー!なことなのです。
全くエゴイスティックでささやかな喜び?を書いて、お恥ずかしい限り…。
でもやっぱり、「中津行き」の電車に乗れたことは、幸せな一日の締めくくりになりました!(笑)
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話は変わりますが、先日のブログに、重大な誤りを発見!
「日曜美術館 アートシーン」の≪難波田史男≫の「史」を「文」と間違えてしまいました‥。(涙)