銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

命のイルミネーション

2017年06月17日 | 見かけだおしNのつぶやき

蛍狩りの旅で、私、初めて見ました。

ホタルの乱舞って、文字にはみたけど、本当なんですね。

舞っては消え、舞っては消え、、、

ホタルの一生って蝉に似ていて、土の中、

日の目のあたらない日々が長く、

やっとこさ、お天道様にアタっても、

わずか一週間の命なんだとか。

 

「命のイルミネーション」とはよくいったものです。

 

小川ベリに、そうなんです、急に現れたんですよね。

pm8:00ちょうどに!

光の、あれはなんと表現すべきか、、、

やっぱり、光のシャワーかな。

ああ、自分の表現力の無さに涙です。

 

シャワーというより、もっと儚くて、切なくって、精一杯なんですよね。

生に対する悪あがき?

この炎を尽きせぬように、必死の点滅、シグナルのようにも。

そんな、ホタルのけなげなまでの飛来に、歓喜!いえ、

それどころか、息を飲む、漆黒の静寂でした。

嘘。

カジカのクルクルと、高音が響き。

星がマタタキ。

みなさん、じっと身動きせず、ホタルに讃歌を送っておられました。

 

優しいオーディエンスが見守る中、

ホタルは、優しく光を放ち続けたのです。

しかも、驚くほど、美しく。

 

「そろそろ出発ですよ」

添乗員の無情の声に、どなたも微動だにせず、

じっと、その短い命を讃えておられました。

みなさんの横顔それぞれに、淡い蛍光が照らされていました。

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ありがとうございます。また一つ。

2017年06月16日 | 見かけだおしNのつぶやき

「やっぱり、応募できませんか?」

一本のお電話。

 

春から、求人募集をしているのですが、なかなかご縁がなく今に至ります。

そんな中、いただいたのが

もう一度、チャレンジできませんか?という大変珍しいお問い合わせでした。

 

ちょうど一年前にも求人をしていたのですが、その時にもご応募いただき、

いわゆるご縁につながらず、残念ながらと、そのようにご返事しました。

 

その方から、ふたたび、連絡をいただき、

「ダメもとで、やっぱりそちらで働きたいので、かけました」

これは、なかなか勇気のいる電話です。

メールならまだしも、電話でのアプローチは、

かなりの思いがないと受話器に手が伸びません。

(じゅわき、ジュワキ?)

携帯か。

 

ちなみに、その方とのご縁がつながらない理由は、シンプルにハード面です。

あまりにご遠方からのお問い合わせに、

現実問題として、通いは難しいだろう、との判断です。

 

もちろん、そのことを再度お話して、ご本人には納得いただいたのですが、

「これで、ふんぎりついて就職活動がんばれます」と、おっしゃっていただくと、

こちらもすっかり恐縮してしまって、

つい、お礼を述べました。

「うちなんかに、本当にありがとうございました」

うちなんかに・・・これは正直な気持ち。

やっぱり小さな会社で、どうにかこうにか、今日に至るわけで・・・

 

でも、ほうほう8年目を終えた、その日の、このお電話。

私には、ちょっとしたご褒美の様に思えたのです。

 

ありがとうございました。

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これは職業病です

2017年06月14日 | のほほん同志Aの日常



ほとんど職業病――だと思います。

何がかというと、先週末、奈良で行なわれた、六つ離れた弟の結婚式。

そのあとの親族どうしの食事会でのこと。




「職業病」というのは、食事の席で、しきらずにはいられないこと。

特に、場がシーンとなり、互いの咀嚼の音が聞こえるようなとき。

そもそもが、ほぼ初対面の親族どうし。
共通の話題も特になし。
根がシャイな日本人ですから、みんな隣の人ともそもそ喋る程度。

あたりまえです。

そして、ツアーの食事でも、これはよくあるケース。

そんな時こそ、添乗員の出番です。

というわけで、気づけば立ち上がり、
ご歓談中、失礼します…とマイクを持っていました。

「お料理もお酒も進んだところですので、
 このあたりでおふたりのなれそめを、本人の口から…」

それだけ言って、あとは弟にマイクを押しつけました。

押しつけたものの、姉としてはちょっと心配。

というのはこの弟、家では無口そのもので、

「別に」
「何が?」
「知らん」

この三語しか、私は聞いたことがないぐらい。

なのに、急に押しつけられたマイクを手に、
弟がなんとも流暢に彼女とのなれそめをしゃべること。

あんた、しゃべれたのん?!

というより、しゃべれるなら、最初から自分で仕切りなさい!


このたびの一件で、「仕切り屋の姉」という誤解が
確実に両家に生まれたことと思いますが、ほんとうは弟以上のだんまり。


これは、添乗員の職業病です!
オフなのに、ついつい仕事をしてしまったのです!

と声を大にして申し上げておきます。


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マカオに行ってきました。

2017年06月12日 | 見かけだおしNのつぶやき

マカオに行ってきました。

関空→マカオ直航便利用で、約3.5時間のフライトです。

関空昼出発、現地朝出発と、

時間帯は、あまり良いとはいえませんが、
結果だけで言うと、2泊3日で、十分ですね。
 
国土?自治区でしたね、そんなに広いわけではないので、
丸一日あれば、まずまずマカオを堪能できるでしょう。
 
個人的には、10数年ぶりのマカオでした。
世界遺産に登録されてから、テーマパークみたいになった、、、と
そんな声を聞くようになっていましたが。
確かに。
 
カジノや、それを有する巨大ホテルが乱立していました。
しかも、テーマパークもびっくりの、だってテーマがなく、
ただただ、ギラギラ感否めない、ミラーボールホテルばかり。
 まぁ冷静に見ると、これはこれで、面白いのかも。
2日目の夜には、すでに納得していました。
ポルトガル時代が、長かったけど、やっぱり中国の血が騒いだのね、と。
 
そんな、異様なる高層ビルにあって、
下界には、迷路のような路地が残り、
そこには、まぎれもなく、マカオ人の変わらぬ日常があって、
世界遺産を寝巻きで歩くかー、やっぱり歩くよね、と、
久しぶり再訪の旅人をホッとさせてくれるのでした。
 
朝は、お粥さんです。
底をあげると生卵がとろり。
美味しいに決まってます。
西欧の香りなんて、どこへやら、ふてぶてしいアジアの熱風ばかり。
肌へのまとわりがハンパありません。
でも、確かに、 街並みは、ポルトガルで見たパステルカラーもどき。
ちょっと薄汚れているのが、また味わい。
まぁ、一筋縄ではいかない、そんな場所ですね。
短い旅でも、変化にとんでいました。
ああ、タノシカッタ。
 
日本が寒い時期に、ぜひ、みなさんと訪ねたいと思います。
 
おなじみエッグタルトのお店もご紹介しますね。

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宝塚歌劇、観劇メール

2017年06月09日 | T字路をまっすぐ行ってみたら



先日『幕末太陽傳』の感想を寄せさせていただいた者です。


実は、銀のステッキさんに手配していただいたチケットで1回目を観たあと、

2回目を観ました。

さらには千秋楽ライブ中継で3回目も観ました。


観れば観るほどおもしろくなって、

落語がベースになっているせいもあるのでしょうか、

筋書きがわかっているおもしろさを存分に味わいました。


1回目にドンときた悲哀も2回目以降は薄れて、

大いに笑いました。またホロリときました。

2枚目役を望海風斗さんに譲って、自分は3枚目演じて去って行くなんて、

やっぱり早霧せいなさんはかっこいいです。


咲妃みゆさんの女郎おそめも、見れば見るほどキュートでした。

(あの心中の場面、何度でも見たい!)


観られるものならまた観たい!


これから東京公演を観る人たちがうらやましいです。
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 本当にうれしいお声でした。

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