玉座のある部屋の写真を説明しています。この写真に隠れてしまって見えませんが、奥に玉座の間への入り口があります。建物は3階建て、ここがこの遺跡の本命か。長い行列ができているのでした。
クルーズ船のお客さんでしょうか。ここでもガイドが写真を示して説明しているようです。
ご覧のとおり、とても広い中庭です。この広い中庭がミノス文明の宮殿の特徴だという。この庭で飽くことなく、玉座の間への入場を待つのでした。
玉座の間、右に見えている玉座が、ハーグ国際裁判所の議長席のモデルになったとの説明がありました。
玉座の周りの壁をこんな絵が取り巻いていました。ライオンのようなしっぽ、頭は鳥みたい。何かの神話にでも出てくる動物でしょうか。周りの壁画はすべて復元したものだという。このことがユネスコさんに横を向かれてしまった原因らしい。
ここにも人がいっぱい。朱塗りが多い中で黒塗りの柱が目立っている。ここに王の間があり、王妃の間があるといいますが私たちは見学しませんでした。
朱塗りの柱が見えているところが北玄関。これからそこへ上って行きます。
この門の中の壁に描かれている牛が次の写真。牛はミノアのシンボルだそうだ。頭部が牛で胴体が人間というミノタウロスのギリシャ神話が残されているといいます。この宮殿にまつわるこの「半牛半人の怪物ミノタウロスと迷宮の神話」には興味がわくのでした。
牡牛がオリーブの木に突っかかっている絵だという。このように、あちらもこちらもきれいに修復されてしまっているので、この歴史ある遺跡もユネスコさんが世界遺産として登録してくれないそうだ。
王様が歩いたであろう「王の道」だといいます。
観光を終えてひと休みの時間でした。
駐車場にはご覧のとおりバスの連なり。