重厚な騎士団長の館にやってきた。入館しての見学だ。この館14世紀に建築され、地震や戦争でたびたび破壊されたというが、20世紀初頭イタリア支配時代に改装されたという。あのムッソリーニも夏の宮殿として使っていたとか。
大きな階段を上って展示室に向かいます。
こうしたフレスコ画はあちこちで見られます。
「ラオコーン像」 古代ギリシアの大理石製の彫像。ギリシア神話のトロイアの神官ラオコーンとその2人の息子が海蛇に巻き付かれている情景を彫刻にした作品だといいます。これはレプリカで本物はバチカンにあるという。
日本国天皇がムッソリーニに送った中国製の壺。当時の日本は日独伊三国同盟のお仲間だったもんね。でも、なぜ中国製だったのでしょう。日本にも名品がいくらでもあったでしょうに。
レバノン杉が使われたきれいな天井。何故か知りませんが、この杉(杉と言っているが松科らしい)が現在では貴重品らしい。
団長の館の中庭。すっきりしていて気持ちいい庭です。