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死海写本(2014中東no22)

2014-05-14 | 中東

 

  旧約聖書の写本が見つかったクムラン遺跡にやってきました。 

 羊の皮にきれいに書き写されているそうです。コピーでしょうが展示館にありました。 ベドウィンの羊飼いの少年が、群れを離れた羊を探していて偶然見つけた壺(次の写真)の中に巻物として入っていたそうです。1947年のこの発見は20世紀最大の考古学的発見とその筋からはいわれたそうです。

 

 

 

 遺跡横にはそれぞれの遺跡の説明が表示されています。ここの教団は男性だけで信仰と祈りの自給自足の共同生活を送っていたといいます。(上)写本筆記者の部屋?(下)食事は1日2回男だけの生活、何とも殺風景な画です。

 

 沐浴場。この横では沐浴の様子をパネルで説明していました。干天の台地、水はどこからどうするんだろう。パネルでは、この風呂いっぱいの水に入浴している姿がみずみずしく色づけされていたんですが。 

 雨期には矢印を水が流れ来て、この谷が突如として川になるという。下に見える広場は貯水槽でしょうか。 下の矢印が少年が壺を見つけた洞穴だという。ベドウィンの民は見つけた写本の価値を知らず98ドルで売ってしまったとのお話。誰が買って誰に売ったのか聞きそびれてしまいましたが、次の購入者は、その価値の尊さに25万ドルのお札を積んで購入したと聞きました。以後の流れは知りませんが、エルサレムで厳重に保管されている本物に、もう値段はつかないことでしょう。 

コメント
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