今日はユダヤ教の安息日。信者は間違っても働かない日らしい。ホテルへ早く着いてもお部屋の準備が出来ていないでしょうと、明日の観光予定地「エリコ」の繰り上げ観光となりました。
ヨルダン川西岸地区に位置する「エリコ」パレスチナ自治区の町だという。これが分からない。イスラエルの中の自治区。最近テレビのニュースの中で「イスラエルに占領されているパレスチナ」との表現があった。時として紛争があることは承知していましたが、占領されているということなのか。うう~んとにかく分からん。遺跡への入り口事務所の窓には、もう遠い人となって久しい、あのアラファト議長の写真が貼ってあるのでした。
遺跡から緑がいっぱいのエリコの町を眺めます。世界で最も低い土地、海抜マイナス260mにある都市だという。手前の赤い屋根が水を供給している施設。砂漠の中に豊かな水がある。その水と暖かい気候が各種果物の産地を生んだといいます。
この丸い構造物。 高さ8.5m 直径9mの世界最古の石造建築物。すごく有名なものらしい。中には22段の階段があるという。今はすっかり埋まってしまっていますが、その昔、見張り台として、あるいは天文学的な使われ方をしたのではないかなどと、答えははっきりしないようだ。
正面の山がイエスが40日間の断食をし、悪魔に誘惑を受けた場所 「誘惑の山」 だという。山の中腹には修道院。ロープウェイはこのお山に向かいます。
観光を終えてイスラエルでの初夜、ガリラヤ湖に向かいます。夕暮れの中でよく分かりませんが、バナナ畑に日除けの白い遮光ネットが張ってあるのです。