のあ助日記

以前はダイビングと旅etc.の日記。
今は登山と旅日記♪

Angkor Tom (1)

2014-04-21 | Vietnam/Cambodia

まずはアンコール・トムを見学しました。
歴代の王により作りかえられ、現在都跡として見れるものは、12世紀末頃、王朝が最も栄えた頃に整備されたものです。
最盛期で約10万人が暮らしていたというだけあって広かったです。ゆっくり見てしっかり半日かかったと思います。

何代もの王が様々な様式の建築物を建てたし、王によって大乗仏教だったりヒンドゥー教だったり信仰も様々なので、アンコール・トム内で様々な美術様式が見れます。
詳しい方ならそういうところが面白いのかも知れません。
私はそこまで詳しくなく『ココ=四面仏塔』というイメージだったので、そういう事も来て初めて知ったという、、、


早速一番上に載せてしまいましたが、アンコール・トムのメインゲート、南大門です。

写真では見てたけど、堂々とした四面仏塔に感動…
南大門がいよいよすぐそこでみなさん興奮しながら歩いてる後姿…のはず(笑)
アンコール・トムは(というか、アンコール・ワットもそうでしたが)周囲に堀を巡らせてあります。
なので、上の写真は道路じゃなくて、環壕に掛かる橋です。


橋の最初にはナーガ
蛇神です。カンボジアでは海・湖などの守護神として人気があり、天上界とこの世をつなぐ懸け橋としても考えられているそうです。
その後ろには、乳海攪拌(ヒンドゥー教の天地創造神話)をモチーフにした像が並んでいました。


ちゃんと、ナーガで綱引きをして海をかき回しているように見えますよね!?
足も前後に踏ん張ってる感じだし……って、その足が体のサイズに合わずに大きいっ!!!


像の間から環壕を。


遺跡群をちょっと出ると木々が生い茂っています。
長く続いた内戦でもこれだけ遺跡が残ってるのは、修復の成果もあるかも知れませんが、発見されるまでジャングルによって遺跡が守られてたのかもなぁ~と思いました。

これも橋の上ですが、車が大渋滞しています。
原因は…


南大門そのもの!
車1台しか通れないので渋滞するよね~(笑)しかも車の合間に歩行者が通るので更に詰まるという、、、


次は、アンコール・トムの中心、バイヨンをupしようと思います