夏期休暇中に登山に行ってきました。
今回は珍しく麓の温泉宿に2連泊して、違う山を2座登ることにしました。
新潟県魚沼市の銀山平温泉、奥只見山荘さん。
住所は魚沼市ですが、とっても山奥にある静かなお宿です。
本館とログハウスがあって、最初の写真はログハウス。私はログハウスの方に泊まりました。
外観だけでも気分があがりますが…。
屋根裏部屋のようなところに泊まりました♪
ログハウスには3部屋あって合計6人泊まれるところ、コロナという事もありひとり一部屋使わせていただきました。わ~い♪
私の寝床が一番狭い一人用ですが、天井がナナメで本当に屋根裏のようでワクワクしました。
そして、階段から1階のリビングまで丸見えです(笑)
いいんです、屋根裏だから♪
ちなみに、あとの2部屋はちゃんと壁で囲われている普通のお部屋です。
本館はこちらです。
夕飯と、飲み物を買いに、あとWi-Fiを繋げに本館に通いました(どこも圏外なもので…)。
お食事は、山菜などの前菜、お魚料理、野菜のグラタンなど、お肉料理、お茶漬け、ご飯、みそ汁、お漬物…と豪華です。
お茶漬けとご飯が両方とも出てくるんですが、これはお米をちょっとだけ食べたいとか、お酒を飲む人用にお茶漬けが先に出て、もっとしっかり食べたい場合はご飯もいただけます。
普段の私ならお茶漬けまででお腹いっぱいになりそうですが、感動的にお米が美味しかったので、二日間ともしっかりご飯までいただきました。さすが魚沼市です!!
これは初日の山菜などの前菜。山菜、大好きだ!あとコーンのムースが劇的に美味しかった。
初日の鮎の塩焼き。
翌日の岩魚の塩焼き……と生ビール♪
なぜか、二日間とも魚の塩焼きまでしか撮ってませんでした。
酔ってないので、多分食べるのに夢中になってたんだと思う。
地元の食材を使ってどれも本当に美味しかったんです。
山奥の温泉宿で都会の料亭のようなお食事をいただいてしまった♪
もちろん温泉もよかったですが、屋根裏部屋とお食事が最高過ぎて温泉のことを忘れてしまいそう(…いや、温泉も本当によかったですよ!)
とっても山の奥深~~~い温泉地なので行くのが大変かも知れませんが、銀山平温泉、とてもおススメします♪
次から登山の写真を載せますね。
次に行く山を調べ始めると、前回の山の報告をしてなかったことに気付きます。
ここ何回かそんな感じで更新しているから、登ったの1か月以上前じゃん…と愕然とする……
元々の計画は、11日に登って赤岳天望荘に泊まり、12日に赤岳、横岳、硫黄岳と縦走して下山でした。
でも、11日夕方から雨と風が強くなり、12日午前中にかけて強風が続くという予報だったので、12日はお宿をゆっくり出発して赤岳だけ登頂して下山しました。
上の写真は赤岳山頂からの景色。
数年前に赤岳に登った時は曇ってたから、いい天気の時に山頂に到着できてすごい嬉しかったです。
でも、そこそこ風もあるのですぐ雲に隠れちゃうから、天望荘でゆっくりしてから出発した結果、いいタイミングで登頂できただけです。
こんな感じでうまくいくと、横岳と硫黄岳も行きたかったな~、行けたんじゃないかな~とか思ってしまうけど、天候と山のご機嫌が最優先なので、今回はこの選択が正しかったと思います。
そして、ここから先はiPhoneの写真です。
2日とも移動中はたまに太陽が顔を出してくれる程度で、全体的にあまり天気がよくなかったので、カメラはザックに入れたままだし、ほとんど撮りませんでした。
それどころか、11日は遠くで雷が鳴ってて「早く山小屋に着きたい!」という気持ちだけで登ってたかも(笑)
お地蔵さまは、稜線に出たところにいらっしゃいます。
12日。横岳方面に行かなかったから、文三郎尾根を下山。
実は、文三郎尾根は初めてでしたが、前からずっとここを歩きたいと思ってたんです。
なんでかというと、マムートを見たかったから♪
写真でしか見たことなかったけど、実際に見れて嬉しかったです。
あ、ちなみに私はマムート製品を持ってません。だって高いんだもん……
行者小屋から稜線を眺める。稜線の右端あたりがお地蔵さんがいるところだと思います。
いつも行者小屋から上を見上げると、ここから地蔵尾根を登って、いきなり高度を上げるのキツイな~と思うけど、あっという間に到着しますよ(写真でもあの上まで行くの大変そうに見えるでしょ?でもそれ程でもないんです)。
意外にすぐにお地蔵さんに会えて、あれ?こんなもん?って思います。
むしろ、登山口から行者小屋までの大して標高も上がらずにダラダラ長いだけの道のりの方が辛いかも。
上の写真と反対に、稜線から行者小屋を見下ろした写真(赤い屋根ね)。
実際に見ると「恐ろしく遠いな~」と感じるんだけど、目の前の一歩一歩を確実に歩き進めると、意外にあっという間に到着するものです。
人間の足ってマジですごいと思う。
最初から「はぁ~無理。」と諦めなければ結構達成できるんじゃないかな~と思います。山だけじゃなくて、何事もそうだと思います。
だから、みなさんそれぞれの目標に、目の前の一歩一歩とそのための努力を惜しまず、できれば諦めないでほしいなぁ~と思います。
…という訳で、ワタクシは来週、山に行ってきます。
今年は来週夏期休暇をとったので、日曜に移動して月と火に登る予定です。うふ~、楽しみだぜ。
唐松岳山頂から見る五竜岳。
やっぱりこの角度が一番かっこいいと思う。ますます惚れそうでやばい(笑)
八方尾根を登りながら、右側に見える不帰キレットや白馬方面、左側に見える五竜岳・鹿島槍ヶ岳方面、両方同じくらい撮ったつもりだったけど、改めて見返すと五竜方面が多めだしキレイに撮れてました。
ちょっと私の想いが強すぎたみたい。。。
八方池山荘から歩きだして数十分後。
私の後ろから今日の太陽が昇ってきました。
雲海と太陽と。いい一日が始まる予感しかしない景色だよ、ホントに。
モルゲンロートと言えるほど赤く染まらなかったけど、朝陽を浴びて微かに?ピンクに??染まって見えました。
双耳峰の鹿島槍と五竜。
こちらは鹿島槍が隠れてしまって五竜のみ。
ラストスパートに向けてだんだん足元の傾斜もキツイところがちょこちょこありました。
今シーズン最後の雪山が、天気も良く、私の歩きもなぜか絶好調で(笑)いい思い出しかありません。
八方池山荘から唐松岳の往復約7時間半くらいの行程。
自分の体力を考えて、雪の唐松岳を登るのはもっと先になると思ってたのに、今シーズン本当によくがんばった自分によしよししてあげたいです(笑)
この日くらいは褒めてあげてもいいですよね。
山は春夏秋冬どの季節もそれぞれのよさがあって大好きだけど、ひとつだけ選ぶなら断然冬がいいと思う。
雪山は装備も多いし背負うザックも重いし本当に大変だけど、景色がキレイで魅了されてどんどんはまってしまうんだな。
また来シーズンも楽しく雪道を歩けますように♪
山頂から冬季休業中の頂上山荘。
そして、左側のギザギザしてる方から登ってきました。帰りも同じ道のりです。
ちなみに、右側に進むと私が大好きな岩場・鎖場が続き、五竜岳に行けます。
はぁ~。今年の夏も五竜行っちゃおうかなぁ。。。(←どんだけ好き?)
本当は山登り行こうと思ってたけど、結局、唐松岳から今までちょっとお休みしていました。。。
でも来週末、復活します!
翌日の朝。
日の出と登山者。どなたか分かりませんが、いい感じにモデルになっていただきました(笑)
日の出が5:10の予報だったので、5時少し前から歩きだしました。
まだ睡眠中のリフトzzz……
明け方も、下界とは雲で切り離されていました。
真ん中に見える双耳峰(ニャンコの耳)は鹿島槍ヶ岳。
まだ行ったことはないですが、ぜひぜひ行きたい山の一つ。鹿島槍から五竜岳へ八峰キレットを歩きたい、絶対に♪
真っ青な空もいいけど、こんな風な薄フワフワな雲もいいですよね。
どこを登るの?と不思議に思ってる方へ。写真左側に、ちょっと岩に紛れて分かりづらいけど数人のグループが写っています。
ここも登山者の右側が切れてますが、結構片側切れてるところが多いので本当に慎重に。
両側切れ落ちてる箇所もあるのでとにかく一歩一歩確実に~。
特に足元が雪と岩のミックスだから足を取られないようにね。
そして、山頂で調子に乗ってる誰かさん(笑)
道中が大変であればあるほど、山頂で喜びが爆発します。
登頂できたのも嬉しかったけど、向こうの立山まで丸ごと景色を独り占めしてるような画でかなり興奮しました。
もう、最高に最高でした!
更に調子に乗ってもう1枚(笑)
撮っていただきありがとうございます。
実は、まだまだ写真がありまして……
第2弾へと続きます。。。1つの記事に纏められずにごめんなさい。
今週のワタクシ、気もそぞろというか、心ここにあらずというか。
なんか、写真の選別もできなかったので、おまけ編のようなものから載せることにしました。
一応、毎日おうちと職場を毎日往復してたし、韓国語教室にも行ったけど、中身空っぽの抜け殻が移動してるような感じでした(笑)全然集中できないし、落ち着かないし…。
実は来週末から、待ちに待っていた楽しみなライブがあるんです♪まずは講演初日に参戦しないと、私の中身は体に戻ってこないかも知れない…と諦めています(笑)
あ、でも初日に行ったらまた別の問題が(浮かれて気持ちがフワフワする、とか)出てくるかも知れないけど!!
そんな訳で相変わらずのんびり更新していきます。。。
今シーズン最後の雪山に行ってきました。唐松岳です。
本当は1つの記事にしようと思ってたけど、カメラを確認したら、自己満足で(笑)いい写真がたくさんあったので、16日と17日に分けようと思います。
あ、でもホント自己満足だから期待しないで……
16日は八方池山荘までです。
白馬八方尾根スキー場のゴンドラとリフトに乗って、リフトの終点、八方池山荘へ。
白馬は1998年長野オリンピックの会場だったスキー場です。
ここ数年(?)少しずつスキーブームが戻ってきてるので、結構スキー客がいたと思う。でも、昔に比べたら白馬もすごく寂しい町になってしまったと思う。
1枚目はいい天気。2枚目もいい天気だけど雲が湧いて、3枚目もいい天気だけど雲湧き気味。
この日は風が強くて、山がキレイに見えてると思ったら、一瞬のうちに雲が湧いて山が全部隠れてしまい、そしてまた一瞬で雲がなくなったり…
天気の変化が忙しい日でした。
これは全部山荘付近を散歩した時に撮りました。なので、この日はほとんど歩いてません。
そして夕方。
17日が満月だったから、ほぼ満月(笑)と下界の町の灯り。
なんか、下界の灯りがキレイに見えたのはめちゃめちゃ感動しました。
そして自分がすごい遠い世界に来てしまったような感覚になりました。
さっきまで見えてた下界からすっかり切り離されて、完全に雲の上になりました。
雲海も、見れるとすごい嬉しい景色のひとつ。
そして、この日最後の光。
これも見たかったんだ。
山の日没や日の出はとてもきれいな瞬間だから、天気がいい日に泊まれると本当に嬉しいです。
しかも真っ赤に焼ける時もあれば、この日はモノトーンのようだったし、毎回色が違ってその度に心が動きます。
次はいよいよ唐松岳へ~♪