靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

夫婦ノート(橋)

2011-03-27 23:59:30 | 夫婦ノート
ぶつかり 平行線

互いの溝は 向こう側がみえないほど広く 底が見えないほど深く感じる


ふたりの間の 溝を繋ぐ流れは

妥協でも あきらめでも 自暴自棄でもなく 「愛」と呼ばれることのあるもの


「愛」は いつもここに流れているもの

自身は空洞となり 流れを通すだけ


「自身」という名の橋の下を 川が流れ続けるように








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4 コメント

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てぃさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2011-03-30 00:33:17
働きかけ、それにこたえる、なるほどです。そうして関係が保たれるんだね。ああ、もうやりとりを終えたい、と思った時期もありました、何度か。それが関係の終わりなんだね。

それでも続けてきてよかったとしみじみ思うよ。そっとしておきたい箇所のえぐりあいみたいなやりとりもあったけれど、色々なやりとりを通して、どう繋がっていけばいいのか、やっと本当に最近自分なりに分かってきたように感じてます。やっと「愛」みたいなものの流れを通していくことをわかりつつあるというか。まだまだ始まりなのだろうけどね。

カンサンジュンが言っていたんだね。カンサンジュン、私が日本にいたときは学者としてしか知らなかったのだけれど、実家から送られてきた彼の最近の本を読んで、たまげました。彼の決意、みたいなものを感じます。これからの活躍も楽しみです。

ありがとう!
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ヨーキさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2011-03-30 00:20:06
「ついつい力が入り過ぎたり」、本当ですね。ああ~もうにっちもさっちもいかない、となることあります。力を抜いて、深呼吸して、流れを感じる、流れ始めると変わっていきますね。

「日々過ぎ行くときを大切に見詰めて」、瞬間瞬間を大切に、流れを感じつつ暮らしていきたいです。

感謝。
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Unknown (てぃ)
2011-03-29 06:11:27
愛情の形はどんどんかわるけども
どちらかが働きかけをして、それにこたえようとする関係があるかぎり愛、というか関係は保たれる、みたいなことをカンサンジュンがいっていた。
しみじみと思いますわ。
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 (ヨーキ)
2011-03-29 05:00:28
夫婦で向かい合うと云うのは真剣勝負のようなものだと思います。
ついつい力が入り過ぎたりね。
そこには特別な『愛』あるから・・・。

橋の下の流れが緩やかな心地よい流れになるよう~~に!日々過ぎ行く時を大切に見詰めていれば全ての流れが変わってくるでしょう。
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