靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

子供言葉

2010-11-24 00:00:33 | 子供言葉
学校で政治的、宗教的な迫害から逃れるために米国へ渡ってきた人々の歴史を学んできた9歳長女:

「ママも自由を求めて日本からアメリカにやってきたの?」

日本は、政治的にも、宗教的にも、言論・思想的にも自由な国であるはずだと伝えた。


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4 コメント

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Unknown (こころ)
2010-11-24 01:04:49
自由のはずですが、・・・。
尖閣の問題でみると自由ではなさそうです。
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Unknown (てぃ)
2010-11-24 09:07:21
「はず」、というところが味噌ですね。

アメリカではどんな文脈で歴史を教えているのか興味があります。アメリカにやってくる人⇒自由を求めるというのは微妙なものがあるなぁ。

国をどうとらえるか、というのはとても難しいな、と思います。国、政府、すんでいる人々、必ずしも一つではないというか、ニーズも方向性も全然違うものだったりするし。アイディンティティとナショナリティーも一致しないこともあるし。

最近、国破れて山河あり、という詩の一句についてちょっと考えるところがあったので長いコメントで失礼します。
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こころさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2010-11-25 01:05:53
自由を選びとっていきたいですね。責任とともに。
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てぃさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2010-11-25 01:38:33
「はず」、ですね。

こちらでは、教え方、教える内容、先生によって随分と違います。「検閲された教科書」があるわけでもなく、そもそもほとんどの教科に教科書というものすらありません。これだけのことをこの学年で教える、という国や州による基準は一応ありますが。

「歴史」は見方によって全く違ってきますよね。教える先生によって重きをおくところも全然違うなあ、と感じてます。

アメリカ=自由を求めて、というのは歴史的にみて確かにあった一つの流れだとは思いますが、てぃさんのおっしゃるとおりまったくもって全てではないですね。

国は、人間の都合で区切られた後付的なもの、歴史をみれば国境は常に揺らいできた。山河はそうしてめまぐるしく移り変わるものとは関係なく在りますね。

てぃさんの考えていることまたお聞かせください。ありがとう。
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