真っ白い正方形の部屋。
中央に人形が立っている。
人形の表面にはびっしりと直径一センチ程の赤色の印が。
一人ずつ、ひっきりなしに現れる人々。
部屋には「入口」、「出口」と書かれたドアが二つあり、入ってきた人は人形を一回転して「出口」から出て行くことになっている。
部屋に人が入ってくるたび、人形の印が光る。一つのときもあれば、いくつも同時に光ることも。全く光らない箇所もたくさん。
電気修理工のような格好をした老人が入ってくる。人形の胸のふたをあけ、コンセントを取り出し、胸の左側についている差込口に入れる。
頭の先から足の先まで全身ライトが点滅。
「自家発電じゃよ。」と目を細めて頷く老人。
中央に人形が立っている。
人形の表面にはびっしりと直径一センチ程の赤色の印が。
一人ずつ、ひっきりなしに現れる人々。
部屋には「入口」、「出口」と書かれたドアが二つあり、入ってきた人は人形を一回転して「出口」から出て行くことになっている。
部屋に人が入ってくるたび、人形の印が光る。一つのときもあれば、いくつも同時に光ることも。全く光らない箇所もたくさん。
電気修理工のような格好をした老人が入ってくる。人形の胸のふたをあけ、コンセントを取り出し、胸の左側についている差込口に入れる。
頭の先から足の先まで全身ライトが点滅。
「自家発電じゃよ。」と目を細めて頷く老人。