靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

俳句会鍋、譲り派のあなた

2014-01-05 07:23:11 | 詩・フィクション・ノンフィクション・俳句
年末、友人宅で俳句会忘年会鍋!

カメラを向けると「職人の表情」をしてくれるacupofteaさん(「今日のご飯」はこちら

ずっと鍋につきっきりのお二人。すっかり客気分でした。

これはセリかセロリかと揉めたり。

セロリもセリ科なので似ているのだそう。

鍋を待つ子ら

仲良しMちゃんと三女。

鍋の分配を待つ子ら。


ほくほく。


この後闇鍋。暗くて写真撮れず。暗闇の中で各家族順番に入れ、食べ。

イカにキュウリにトウモロコシにバナナありました!家はレモンとチーズで参加!ぎょえ~、きゃ~、と盛り上がり。


ちびっこに囲まれる長男、


スパイダーマンとスターウォーズのオビ=ワンにやられっぱなし。



さてさて即興俳句、


友人手作りデザートいただきながら!


いやあ、ふざけ俳句しかできないわと言えば、いつも同じようなものじゃないと突っ込まれ(笑):

譲り派のあなた譲らない派の私 
(この日兼題だった「ゆずり葉」:初夏に新葉を出し、古い葉は新しい葉が生長するまで木に残り、あとを譲るように落ちる。それが無事に代替わりする縁起のよいものとされ新年のお飾りに用いられる。新年の季語。)


禁断の失言集め年惜しむ

この度も勝ちっぱなしの寒中水泳

押し鍋て沈黙の罪闇の鍋

生魚のハートつかみて福来る





一年振り返り、悲しかったことも辛かったことも嬉しかったことも楽しかったことも、鍋に入れて、ことことことこと。

ぎゃはぎゃはと皆で笑い転げ、ありがとう! 

新しい年に向けて、また元気をもらいました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mirumiru)
2014-01-05 19:50:03
「ゆずり葉」意味を知り、感慨深くなった自分がいます。どうしてでしょうね~。
時代は移り行き、祖父母から父母、私たちの時代から子供たち、そして孫の時代に脈々と受け継がれる。しっかりと次の時代にバトンタッチしたいと強く感じています。
「ゆずり葉」すてきな季語ですね。
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mirumiruさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2014-01-09 06:36:20
子育てに日々向き合う者として、ゆずり葉のイメージ、心に響きますね。

新しい葉が育ったところで、古い葉がはらはらと落ち、そんな様子から「ゆずり葉」と名付けられ、新年にも用いられ。自然界の細部に目を向け、意味を見出し、慣習にする、昔の人の営みってすごいなあとしみじみ思います。

本当ですね、脈々と積み重ねられたものから伝えていくべきものを選び取り、次の世代へバトンタッチ、そんな中継者として役割を果たしていけたら。

「譲らない葉の私」と書いていながらですが。譲りたくないと駄々をこねる自分に向き合いつつ。(笑)

本当に、こうして素敵な季語に触れられること、俳句の醍醐味ですね。 

ありがとうございます! 残りの週も良い日々をお送り下さいね。 
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