靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

湖パラサイト、泳者の痒み

2013-07-27 23:59:43 | 出来事や雑感や (その他)
今週は昼過ぎには30度近くと、アラスカにしてはまたしてもあり得ない日々が続き、今年の夏は本当にすごいねえ、との挨拶が決まり文句になっているこちら。

車で15分ほど走ったところにある湖へ。かんかん照りのなか、泳いで、砂に埋もれて、砂団子作ってと遊び。

楽しかったね~と車に乗り込むや、足やら腕やらをかき始める三女。

家に帰りシャワーを浴び、かゆみどめをぬり、それでもかゆくてたまらないよう。かいたらひどくなるからと涙目でうずくまる。一緒に行った友人からも電話が入り、娘ちゃんかゆくて泣いていると。冷やすとちょっとよくなる、などとしているうちに、徐々におさまり、寝る頃には落ち着いてほっ。

と思いきや、翌朝、体中に蚊に食われたような赤い痕。前日一番かゆがっていた三女は体中にそんな発疹が出ながらも全くかゆくなく、前日かゆがっていなかった次女はその一つ一つの発疹がかゆくてしょうがないよう。長女はほとんど水に入らず無事、次男は入っていたのになぜか無事。

何でもこの例年にない気温上昇で、水中のパラサイトが大活躍しているのだそう。「スイマーズ・イッチ(泳者の痒み)」(日本語に訳すとなんだか・・・、笑)と言われる症状。パラサイトといえども、人間に寄生する種類ではないらしく、こうして肌にかゆみ発疹をもたらすのみだと。4・5日すれば自然に治るそうです。予防には、濡れたらすぐにふき取ると良いそう。

一ヶ月前にも全く同じ湖で泳ぎ何ともなかったのですが、この気温上昇、こんな変化ももたらしているんですね。


こんなに澄み切った湖。


河川作って。


砂に埋まって。


団子作って。


きもち~ね~。



そこにおまけつき。

こんなのや、


こんなのが、


もう身体中に。

まあ痕も残らないそうでかゆいだけなのですが、アンカレッジの皆様、お気をつけて!


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